野仲イサオ 煮石記

ミンミンと 鳴く蝉の声 夢心地

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責任コンサート

イメージ 1
え〜今日は恒例となっております、老人ホームでのコンサート。もう3回目でありまして、私も着実に実績を伸ばしておるようですな。

そして今日は5人のメンバーのうち一人が休みだそうですんでね、いつもだったら2曲歌うところを4曲歌うってことで少々責任が増しております。

おまけに新曲も一曲はいっておりますんで、どうも朝から落ち着かない。

体操をしまして朝風呂にはいりますと、気持ちよさに気持ちもリラックス。湯船の中でしばし睡眠。

おかげでかなり落ち着きましたかな。行きの電車の中でもほとんど居眠り。

着いてみますと、先生なんだかあわただしげ。いかがいたしましたか?と聞きますと「今日のボーカルは二サオさんとAちゃんの2人だけです」

「えーーーー!?」

いつもは先輩方の影に隠れるようにして、チョロリと顔を見せる程度の私なのに、今日はAちゃんと前面に出なきゃなりません。

「僕、ちょっとでいい。恥ずかしいから」なんて言ってられません。お客様はわざわざいらっしゃってるんです。

先生大急ぎで懐メロの詩を4曲ほどお母様に書き写させ、コピーしてお客様全員に配ります。

まずはお客様に参加していただいて時間を稼ごうってんですな。

お客様全員が歌ってらっしゃる中、私はワイヤレスマイクを持って客席を回ります。

「お客様にマイク差し出すなんて、僕恥ずかしくて僕やだ」なんていっておられません。お客様はわざわざいらっしゃってるんです。

ニコニコしながら『この人なら嫌がらないかな?』って当たりをつけて差し出すんですがね。

テレビなんかでよく見かけるシーンですが、結構難しいもんですな。

「ほれ」なんてぶっきらぼうに出すわけにはいきません。やさしく笑みを絶やさず、やさしげに差し出します。

『なんだか俺じゃねえみてえだな』なんてことも思いますが、お客様はわざわざいらっしゃってるんです。楽しんでいただかないと。

まあ、お客様も無骨な私に妙に笑いかけられまして、さぞかし戸惑ったことだろうと思いますが。

歌の前のトークも、この前奥さんから「くだらないこと長々と話すんじゃないよ」と釘を刺されましたが、そんなこと聞いてはいられません。時間をもたせないと。

長々話しておりますと「二サオさん、そろそろ歌いましょうか」と先生。

「あ、はい〜(汗)では”ラブミーテンダー”いきます」なんて、あわてて歌いだしたりしましてね。

最後は先生「Aちゃんとのデュエットにしましょう」ってんで急遽歌ったことのない”銀座の恋の物語”

「僕歌ったことがないから出来ない」なんて言ってはいられません。とにかくお客様に楽しんでいただかないと。

まあ、そんなこんなでコンサートは無事終了。

フタを開けてみますれば、ほとんどは先生のピアノ演奏でもたせることができました。

しかし、いつもは全て他人まかせでボ〜ッとしている私も、少しは『自分がやらねば』という責任感が芽生えたようであります。

写真は、その責任感が芽生えかけた私。

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har*he*ta37*7
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