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え〜年というものは、皆さん同じようにとるものでしてね、誰々はたくさん取り、誰々は少ないなんてえことはありません。まあ、多少の外見上の相違はありますが。 しかし、お金と違いまして出来るならばあまりとりたくない。いつまでも若くいたいってえのが人情。年を取ってくると、なんとか抗おうとする方々。また、静に身を任せる方。様々であります。 そして以外と自分は昔と違うと気づいている人が少ない。精神の熟成と体の老いはかなりのタイムラグがあるようでございます。 そんな中私は15年ぶりに昔の仲間と芝居をやるってんで稽古の真っ最中。何度か会った方もおれば、本当に久しぶりの方もいる。 「変わってねえな〜」なんてお互いに言い合っておりますが、傍からみれば、おいさん、おばさんばっかりのようで「年食ったな〜〜〜」と感嘆していらっしゃった方もいたようです。 休憩時間の話題も“老眼”。老眼のベテランA君は雄弁に、老眼とはいったいはどのようなものなのか、いかに毎日の生活が不便であるか、といったことを講釈する。 それをまだ老眼未経験の青いB君は神妙に聞いております。その目はまるでこれから、大人になろうとする子どものように無垢で輝いておる。 「へ〜そんなにたいへんなんだ〜」 「そうなんだぞ!なめんなよ。たいへんなんだから〜」なんて感じで私達ベテランはやさしく見守っておるんですな。 でもね、心ん中では皆それぞれ「目は老眼でも、オレはまだまだ15年前とかわらねえさ〜。まだまだ若いんだ〜〜!」と自負しておったんじゃないですかね。 そして、今度私の母校、大分上野丘高校が甲子園に出場するのであります。100年くらいまえに一度だけ出たことがあるだけってんですから、こりゃあもう大ニュウス。 募金の用紙が届いておったんですが、ここのところの慌しさで置きっぱなし。今日気づいてやっと開けてみます。 「おう、おう後輩達、やけにがんばってやがんなあ〜」 高校野球ってえとね、私が高校生の時の野球部の連中といったら凄かった。熊かゴリラか野球部かってえくらいの迫力で、傍を通りかかっただけで、ひ弱な私なんぞは吹き飛ばされそう。そんな、むくつけき男連中が想像されますが。 用紙と一緒に会報も入っておる。広げてみますと「おうおう」野球部の選手達が載っているではありませんか。 さてさて、いったいどんな熊かゴリラかと拝見いたしますと・・・・・「かわいい」ではありませんか。ビックリしてもう一度マジマジと見る。やはりそこには、かわいい若きバンビのような選手達の姿が。 それもそのはず、私のお子さんと変わらない年頃なんですな。いつのまにか高校野球の選手もお子さん世代になっていたんです。 「ふ〜〜〜〜。いやあ驚いた。いかつい選手達がバンビに見えてしまうんだからな〜オレもそれだけ年を食ったということか〜いや、こりゃさっそくこの子達のために、月曜日に振り込もう」 そういったことで二サオさん、年を食ったということを心の底から悟った、ということであります。 写真は、車窓から見ましたススキ。 |

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