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え〜昨日は戸田恵子さんのライブに行ってまいりました。 もうそりゃあ凄い盛況でありまして、大入り満員の超満員。それで1日しかやらないんで、チケットを買えなかった方も大勢いらっしゃったとか。 それなのに私なんかが来てもいいのだろうだろうか、と多少心苦しくもありましたが。私だって夏には「行きますから!」って予約をいれてありましたからねえ。資格はありますとも。 こういうライブハウスに入りますと、客層ってのがありましてな。だいたい今までだと若い方々ばっかりとか、はたまた女性ばっかりってえのが多く、しょぼくれた中年のおっさんである私は肩身の狭い思いをいたしたものです。しかし、今回は幅が広いようですなあ。 老境の方から若い方まで老若男女を問わない。これだと私も安心してお仲間に入れるってものです。 黒ビールとグラタンを注文いたしまして、心静かに開始を待ちます。 『楽しみだな〜』 オッやってまいりましたビールとグラタン。おう熱い熱い!グラタンは熱いですとも。黒ビールで口を冷やし、一匙口に入れます。「おう〜アチチ〜!」 熱くてね、摂取するのに大苦労。ハフハフグビ〜〜と摂取に専念しておりますとパチパチパチ。照明が落ちまして始まり始まり〜! グラタンはまだ半分以上残っておりますが『ショウの間があいたところで再び摂取だ』 いやぁ戸田さんの歌はもちろんのこと素晴らしかったのですが、お話しが、こらまたたいそう面白かったです。もう笑いの連続。 その中で今年の夏にやったミュージカルの苦しい話は、私も同じミュージカルに出ていたものですから、まあその時の情景がまざまざと思い出されました。 そのソンドハイムさん作曲の曲は普通の曲とは違いまして、変な拍子なんですな。 それで戸田さんも、頭ん中でずっとカウントを取り続け、それでいて血の通った感情で芝居をしなけりゃあならないと。まあ、相反する作業を同時にやり続けストレスが溜まりに溜まった、というわけなんですな。 相当に実力もキャリアを積んでおられる戸田さんも苦しみなさった。 私も苦しみましたが、まあ私のとは苦しみの質も程度もちがうのでしょうが、なんか親近感が湧きますな。 面白い話の後は素晴らしい歌に、植木豪さんのすばらしい踊り。 息つく暇もなくショウは進みまして、ときおり私はグラタンに目を向ける。『待ってなさいね。今に衣装変えかなんかで間があいたら、その時にね』 ところが戸田さん「ではそろそろお別れの時間がせまってまいりました。最後の曲になります」 え〜〜〜!もう終わり?一瞬の間もなく? 最後の曲も終わり、皆さん引っ込みまして、お客全体でアンコールの拍手。 ところが戸田さん、なかなか出てきません。『?戸田さん出てこないの?』 『出て来い!出て来い!』と頑張って拍手しておりますと・・・・出てきた出てきた〜〜!・・・あ!衣装が変わってる!ここで変わるのか!しかも、うってかわってミニスカート!凄い! ふ〜む若いですなあ〜とても私より上には見えません。 すっかり見とれ、また聞き惚れているうちに・・・あれあれショウは本当に終わってしまいました。皆さんゾロゾロと席を立ちます。 あ・・・私の目の前には冷えたグラタン。『ピザにすりゃあよかったな〜冷えたグラタンじゃあな〜過ってはあんなに熱かったのに、冷たくなった今となっちゃあな〜』 私は残りのビールを飲み干すと『すまない』断腸の思いでグラタンに別れを告げるのでありました。 『行っちゃうの?冷たいのね』私の後姿にかけたグラタンの寂しげな声が聞こえてくるのでありました。 写真は帰りの夜の街。私は戸田さんとグラタンとの別れに思いを馳せるのでありました。 |

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