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え〜このところ良い天気が続いておりましたが、今日は久々に雨。 また4月みたいに寒くなるのかなあ〜なんて思っておりましたが、さすがにもう寒くはありませんで、ムシムシ蒸します。 ようやくストーブから解放されたようです。まあ、やれやれ。 ところで飛鳥の話の続きであります。 飛鳥ってえ所は、まあ田舎でありまして、のどかってえ言葉がピッタリとくる。私の田舎と、そう大差がない。 違うところと言えば、あちこちにレンタサイクルに乗った人が走りまわっておるところ。 あたしの田舎じゃあ、そうそう見かけません。まあレンタサイクル屋さんがないってこともありますが、自転車に乗った方もあまり見かけません。なにしろ坂が多いものですから、一回下ると次の登りがたいへんだからなんですな。 それに引き換え飛鳥はあまり坂道がない。あったとしても緩やかでありまして、登れないこともない。 そして、あちらこちらに古代の遺跡が。「あれ、あんな山の上に石の柵がある。なんだろう?」と思っていると、それが天武、持統天皇稜。 「あれ?こんなところに石の門が」と思ったら聖徳太子の生まれた所。 「あれ?あのカバみたいなのはなんだ?」と思ったら教科書でもお馴染みの石舞台古墳。 「あれ?田んぼの真ん中に木の椅子が並んでるよ。変なの」と思ったら伝飛鳥板葺きの宮後。 これがなぜ確定でなくて伝なのかと言いますと、板葺きの宮は二回ほど焼失したことがあるそうなんですが、発掘しても炭が出てこないからなんだそうです。 それでも昔から「この辺りに板葺きの宮があったんだよ」とは言われておるものですから、たぶんここら辺りなんだろう、とはなっておるのです。 ですから、もし穴を掘って炭がでてきたら大発見。発見した人は一躍大スター。新聞のトップ間違いなし。 過去にも、居酒屋で研究者が炭を見つけたと言ったのを、板葺きの宮の炭だと勘違いした新聞記者が間違ってスクープした事件もあったそうです。 まあ、そんなこんなでゴールドラッシュならぬ、チャーコールラッシュにはならないのかな?と思いましたが、だ〜れも掘ってる人はいません。 やっぱり金と違って炭は、出たら嬉しいけど、その時限り。金のように掘り尽くすくらいの魅力がないと駄目なんですな。 陽もだいぶ傾いてまいりまして、私はイルカさんの首塚に参り、帰途につきました。 右側に丘が見えます。「あれ、こんなところに気持ちの良さそうな丘がある。お弁当持ってピクニックでもしたら楽しいだろうな」なんて思っておりましたら、なんとこの丘は甘樫の丘。大化の改新でイルカが殺された時、絶望した父の蝦夷が自害し屋敷に火をつけた、その屋敷があった場所です。 私の脳裏に炎上する屋敷が浮かびます。 「いやあ〜飛鳥ってえところは、なんでもない所にとんでもないものがあるなあ」 十分、飛鳥を堪能しまして駅に着くと、まるで通勤ラッシュかと見まごうほどの人の群れがホームに。 「いや〜やっぱり俺の田舎とは違うな」私は感心しながら満員電車に乗り込むのでありました。 写真は伝板葺きの宮跡の木の椅子のようなもの。誰も座ってはいませんでした。 |

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