野仲イサオ 煮石記

ミンミンと 鳴く蝉の声 夢心地

日記

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音楽会

え〜10月んなりました。あの暑かった夏の日も、いよいよ来年までおさらばなんでありましょうか。朝夕などは寒いぐらいですからな。

ま、なにはともあれ、美輪明宏さんの音楽会に行ってまいりました。

美輪さんの歌を聞きますのは、子供の頃、ヨイトマケの歌を聞きまして以来。子供の感覚でさえ「この人はただものじゃない」と、その歌に圧倒されておりましたからね。目の前で聞く生の美輪さんはどうなんだろう?

楽しみにワクワクしながら客席に座っておりますと「咳をしますときは必ずハンカチで口を押さえてなさってください。他のお客様から苦情がきますので」のアナウンス。

へ〜普通、携帯の電源を切るのはよく聞くけど咳に対するアナウンスとは珍しいな〜。

さ〜て美輪さんが登場いたしました。

いや〜凄い。圧倒されました。予想を遙かに超える慈愛に満ちた歌声。まるで根っこが生えたようにどっしりとお立ちになり、マイクを50センチは離しておられます。それほど凄い声量なんでしょう。

一部最後のヨイトマケの歌ではもう泪を堪え切れず、ついハラハラと。

一部が終わり時計を見ますと、二時間近く経っております。え〜〜!そんなに?だって一時間ほどしかに感じませんでしたから。

それにしましても時折聞こえる咳には、なるほどと思いました。せっかく美輪さんの美しい歌声が聞こえているのに咳音が混じりますと、
「ちょっと〜せっかくの美輪さんの歌声が聞こえてるんだから、ちょっとは我慢しておくれよ〜」って言いたくなります。

さて第二部の始まり始まり〜美輪さん歌い始めます。二部は一部の日本情緒と違いまして、アールヌーボー調。

と、にわかに私の喉の奥がジリジリしてまいりました。(汗)「やばいな〜咳をしたくなっちゃったよ。でも今は美輪さんが歌ってらっしゃるんだ。なんとしても我慢しなきゃ」

しかし我慢すればするほど益々喉はジリジリしてまいります。

渾身の力を喉と腹に込めまして、息を止めます。額から汗がにじみ出る。

しかしだんだん息苦しくなってまいりまして、息を少し吐く。するとその吐いた息に乗っかって咳がゴホと出ようとするじゃありませんか。あわてて息を止めます。

ググググぐるジイ〜〜両手で腿を掴み必死になって息を止めます。

ヒックヒックと腹が波を打つ。あ〜〜〜もう駄目だ〜〜咳が出る〜〜〜

すると・・・なんと・・・波が引くようにジリジリ感が引いていくじゃありませんか。

私の全身から力が抜け、呼吸がゆっくり回復していくのが分かりました。

『助かった』再び私はじっくりと美輪さんの歌声に耳をかたむけるのでありました。

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har*he*ta37*7
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