|
え〜四月も過ぎまして、五月ももう終わろうとしていましてな。季節のうつろいはめまぐるしいものがありますな。
私も五月は日本の各地をあっちこっち参っておりまして、めまぐるしい日々を過しておりました。 ま〜あっちこっちと申しましても、ほんの4箇所ほどでありますが。でも、行くたびに東京に舞い戻ってまいりましたんで、数のわりには慌しい感がつよかったですかな。 14年ぶりに訪れたところもございましたが、私さっぱりと忘れておりまして、初めて訪れたようなもんでして、懐かしさなど微塵もなく、ただ珍しげに街を散策いたしました。 富山ではオーバードホールという劇場でございましたが、ま〜立派な劇場でございまして、舞台の奥と両袖が舞台以上に広く、見る側もそうですが、やる側への配慮が相当になされた劇場でありました。楽屋や廊下にもセンスの良い絵画が掲げられておりまして、役者さんにリラックスして演じてくださいね〜というメッセージが聞こえてきそうであります。いったいどのような方が作ったんだろう? そうしましたら、楽屋が一緒の勝部さんから、この劇場はエイソさんとおしゃる方が設計されたとうかがいまして。 ?エイソ?どこかで聞いたようなお名前であります。 私の貧しい記憶の引き出しをかき回しましたところ、青年座研究所時代、発声や滑舌を教えてくださいました永曾先生だということがわかりました。 不人情なことでありますが、先生のことはその時まで失念いたしておりました。 そして今まで思い出すことも無かったことが、まざまざと思い出されてまいりましたのです。 もう30年ほど昔のことでありまして。思わぬところで懐かしい気持ちになりました。 |

- >
- Yahoo!サービス
- >
- Yahoo!ブログ
- >
- 練習用




