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音楽の父バッハと音楽の母ヘンデル。
両巨頭は、その活躍した国、時代が同一である(神聖ローマ帝国=ドイツ)にも係らず
生涯一度も顔を合わせることが無かった。
バッハは二度面会を求めるも、ヘンデルが拒絶したとされる。
ヘンデルが音楽家として在世中から栄光を掴んだのに対し、
バッハは宮廷楽長や聖堂の音楽監督を歴任して「演奏家」としては著名であったものの
「作曲家」としての名声は生前皆無であった。バッハの申し入れは、有名人の自宅にファンが訪ねて突然面談を申し込むようなものであったろう。痛恨のエピソードだが、ヘンデルを責めるのも酷である。
一度も相対したことのない両雄だが、死因を作ったのは同じ男であった。
二人とも白内障を患い、失明の恐怖におののいて、目の手術を行える者を八方手を尽くして探し回り、結果不幸にも同じ男に辿り着き、その手術の失敗によって命を落としたのである。
ヘンデルの「水上の音楽」
http://www.youtube.com/watch?v=Jwa_AeIPWrI&feature=related
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