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縄田一男氏選「世話焼き長屋」を読みました。 女房より猫を可愛がる松五郎。
哀れな女房が間男して(「お千代」)。 娘の仕度金も用意できぬ貧乏御家人が 五十両の都々逸勝負(「浮かれ節」)。 暴力三昧の駄目亭主の元から女房が逃げた(「小田原鰹」)。 絵師の夢を絶った市兵衛の元に転がり込んだ美貌の娘は、 労咳を病んでいた(「証」)。 親が残した大借金を 五つの職を掛け持ちして返す和助だったが(「骨折り和助」)。 感動必至、名作人情時代小説五編を精選。 内容(「BOOK」データベースより) 母と行った古本屋さんで購入した一冊です。 どの話も良かったですが、一番感動したのは「小田原鰹」。 働きもせずに自分の理屈ばかりこねて あげくに女房に暴力をふるう駄目亭主にみきりをつけて 鹿蔵の女房おつねは夫の元から逃げ出します。 ころがるようにさらに駄目な人間になっていく鹿蔵。 でも… 人間の心の持ちようって いつどんなきっかけで変わっていくのか予想がつきませんね。 救いのない話だなぁ、と思いつつ読んでいたので おもいがけない展開に感動しました。 人間、捨てたもんじゃぁないですね^^
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アンソロジー
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