はりきり院長夫人の開業医の妻の本音

http://blogs.yahoo.co.jp/harenihiamenohi3「第2弾」で更新中

日々の診察&開妻業の中から

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こういうことは書いていいのかわからないけれど、現状を知っていただくためにもあえて書かせていただく。

知的障害を持つ患者さんをお連れのご家族からのお話。

ズバリ、開業医では受診を嫌がられると。

嫌がられるのがわかるから、受診するのも億劫になるし、総合病院や公的病院に行くようにしているが
医師が撤退し、それもままならなくなっているとのことだった。

当クリニックにも、一度他の開業医に行ったが診察拒否されたという理由でおいでになる方がいらっしゃる。

本来ならば、診察拒否は法律でやってはいけないことになっている。(正当な理由の場合をのぞいて)


私のところでは、そのような方には極力時間の約束(予約)をしていただいている。

診察にお呼びするまでの間や診察の際にも、力ずくで抵抗なさる方もおいでで
マンパワーが必要になることもある。

また、その方ならではの行動が、時として他の患者さんが受け入れられないこともあり、ご家族の方がとても気にされてしまうこともあるのだ。

ご家族も私たちや他の患者さんにとても気を遣いながら来院なさる。

たいていは電話をいただいた時に、こちらで気をつけることを含め、患者さんの情報をご家族にお聞きすることにしている。

そして、できる限りの治療はさせていただく。


ただ、正直に言えば、診察に時間がかかり、時には体力も必要とするし、汗だくにもなる。

一方で何の加算もなく、確かに経営面から言えば厳しい一面もあるというのが現実だ。

だからといって診察拒否する医療機関があり、結果として受け入れている医療機関にばかり集中する形になってしまうのは腑に落ちない。

こうも頻回になってくると、人間としてまた医療者としての使命感と、拒否する開業医に対する経営者としてのジレンマを一瞬感じるのを否めない。


診察拒否という事実をしかるべき機関に相談してみては?とお話したことがある。

しかし、そのような態度のクリニックは、たとえ何らかの注意を受け、『診察します』と言うことになっても、扱われ方が目に見えてしまうので、行かないと思いますとのことだった。



総合病院から診療科が消えていく・・・・

そして、行き場を失った患者さんを受け入れない開業医があるという事実。

経営上の効率よい患者さんを選択しているところがあるという事実。

そして、誠実な医療機関が経営上も体力的にも疲弊していく現実。



      この現実をどのようにお考えになりますか?

閉じる コメント(12)

そうですね。医学的だけでなく社会的に手のかかる厄介な患者さんもどこも敬遠しますね。昔は「ここで俺が診なければ誰が診るんだ」という気概で診療していましたが、昨今の医療事情や患者さん側の態度から、だんだんその気概も薄れてきました。「ありがとう」の一言さえあれば頑張れたんですけど、今はその一言もない、やってもらって当たり前という事が多いですからね。。。

2008/7/1(火) 午前 7:00 roaring YJ

独身時代にお客様で障害のあるお子様を持つお母様がいました。いつも明るくて優しくて・・・・・・
お子様も私になついてくれて1度声をかけてくださり、家にお邪魔した時・・・・お母様とお話ししてたらお母様は明るさの裏での不安で泣いてしまいました。
上手く言えないですが、、
私が障害を持つ方の親の立場だったら・・・・・と
考えたら、私は診察拒否よりも、何が出来るかを
ない脳みそ振り絞って考えます。

またまた生意気な事を・・・・
スミマセン・・・・

2008/7/1(火) 午前 8:46 ミワリン

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バリアーフリーっていうのは、ハードの面とソフトの面があると思います。
箱物行政しかしない政府に、ソフトを充実せよ言っても、通じないでしょうね。
その部分は、民間が総て奉仕するしかないのでしょうね。しかも、真面目な方が損をして・・・。
不都合な事実です。

2008/7/1(火) 午前 11:44 瑞山

勤務医のころ。
一生懸命仕事をすればするほど仕事が増えていく、ということがありました。
患者さんのために、病棟に残っていると、他の医師の患者さんのことを看護師さんから相談される。
緊急入院も病棟にいたから、という理由で引き受けざるを得ない。

誠実にやっていくのがイヤになりますね。。。

2008/7/1(火) 午後 3:28 JUN

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>えるい先生
本当にに使命感で頑張るしかないですね。えるい先生はきっと気概をお持ちで今も診療に当たっていらっしゃるからこそ、現状のお気づきがおありなのだと思います。これからもえるい先生のような方こそ、大きなお働きをなさって行かれるのだと思います。応援しています(^^)v

2008/7/1(火) 午後 6:31 かいつま(開 妻)

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>ミワリンさま
大切な「こころ」のお話をコメントしてくださってありがとうございます。ミワリンさんのような方がたくさんいらしてくださったら、社会も明るくなると思います。どうぞ、ミワリンさんの周りの方にその「こころ」をお伝えしていってください。ミワリンさんが「こころ」の伝道師だと思います(^^)

2008/7/1(火) 午後 6:33 かいつま(開 妻)

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>瑞山さま
まったく不都合な真実です。さすがに連続して「他院で診療拒否されました」といらした際には、最後には院長も怒っていました。こんなことがあっていいのかと。でも、そうしてでも当院に来てくださる患者さんを大切にしていきたいと思っています。・・・が、お給料も支払わねばならぬ現実が・・・

2008/7/1(火) 午後 6:35 かいつま(開 妻)

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>JUN先生
JUN先生がご経験なさったことが、病院の医師たちの疲弊として今もあるのでしょうね。だからこそ、急患のない科に集まってしまうのかもしれません。どこをどうしたら解決していくのか、医療の問題につながりますね。貴重なお話をありがとうございます。

2008/7/1(火) 午後 6:39 かいつま(開 妻)

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うちはトラブルを起こし病院で相手にしてもらえない方の受診がとても多いです。他のクリニックで検査して結果説明をされていないから説明しろ・・というのも毎日です。再診だけでは潰れてしまいそうです。ボランティアではないんですけどね。最近特定検診の結果をもって見えるかたもいます。うちは保健指導は登録していないのに

2008/7/1(火) 午後 9:10 [ sakura ]

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>sakuraさん
医療人としての情熱でがんばっている部分と、「経営」として見た時のギャップってありますよね。なかなか口にできる場所がないですよね(涙)

2008/7/2(水) 午前 0:19 かいつま(開 妻)

え〜。初めてきました。歯科助手してます。
うちにもこのような患者さんが来院されます。
はっきり言って大変ですし、加算もないので避けたい症例ではありますね。
しかし、断る理由もないので人員と時間を総動員して臨んでおりますよ。
ただ、そちらとちょっと違うのは、ウチにみえる患者さんの家族は、やたらと態度がデカイことです。
「やってもらって当たり前」な態度です。これではこちらも「一生懸命」やろうという気持ちをそがれるんですよね〜〜。

2008/7/3(木) 午前 0:39 [ さなりん♪ ]

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>さなりんさま
ようこそお越しくださいました^^
さなりんさんがおっしゃるようなご家族、うちにもおいでになります。だからこそ、「診療拒否」しているクリニックに腹もたつし、加算ないのは変じゃない?という疑問もわいてしまいますね。せめて医療人としての使命感や達成感がそがれないような形で来院してくださり、診察できればいいですよね。

2008/7/3(木) 午前 7:49 かいつま(開 妻)


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