はりきり院長夫人の開業医の妻の本音

http://blogs.yahoo.co.jp/harenihiamenohi3「第2弾」で更新中

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看護師の勘

当院は町の小さな開業医だが、年に数人、初診でいらした時点ですぐに総合病院にご紹介する方がおいでになることがある。

中でも、悪性疾患を疑われる方、おそらく確定であろう方など様々であり、
そのまま「大学病院」や「がんセンター」に紹介することになる。

特に初診でうすうす何かを感じていらっしゃる方もおいでだが、まったくそんなつもりもなく、
単に町の開業医にかかったら、いきなりの宣告を受けたような形になる場合もある。

当院では、看護師が初診の問診(アナムネ)をとらせていただくが、
その時点で勘のいい看護師は機転を利かせてくれるのがありがたい。

診察の時には、次の順番や処置中の患者さんを待合室の方へ上手に誘導し、話を他の方に聞かれないようにし、
ご家族と一緒にお越しかどうかをさりげなく確認する。

ご家族も一緒に来院させている場合は、院長にその旨をそっと伝える。

診察で確定がついた時、患者さんの動揺、家族の動揺は計り知れない。

院長もだいぶ上手にお話するようになったが、それでも「大学病院」や「がんセンター」という病院名が出ると、
患者さんが「が〜〜〜〜〜〜ん」となっているのが手に取るようにわかる。

そこから、紹介状をお渡しし、「大学病院」や「がんセンター」受診の説明をするのだが、
この際にもよく相手の不安を受け止め、お話を聞き、不安の軽減に努めてくれる。


まさか、開業医に来てこんな風になるとは・・・大きい病院に行くのが怖いから開業医に来たの・・・

どうしてもっと早く来なかったんだろう・・・・

そんな患者さんの不安を粘り強く聞き続けてくれるスタッフには頭が下がる。

看護師の勘を働かせて勤務してくれるスタッフの偉大さに敬服するばかりだ。

しかしながら、手が足りない時には、そういった心のフォローが十分にできないこともあり、心苦しい。



また、こころの分野よりも技術の分野がピカイチの看護師もいる。

「狙った血管ははずさない」

看護はア〜ト(芸術)だという見事な手さばきだ。



パーフェクトな人間はいない。

だからこそ、それぞれの得意分野を十分に発揮していけば、それなりに良い医療ができるのかなと思うのがこの頃である。

そんなふうに考えるようになってから、不思議と看護師のレベルがぐんぐん上がってきている。

ま、小さいトラブルは相変わらずあるけどね。

ただし、フットワークが軽いことが当院の必須条件だ。

こんな看護師に支えられ、なんとか今日も診療を続けることができる。


これからは「こころ」の時代。


看護師のみならず、患者さんのこころのフォローをスタッフ一人一人ができる
そんなクリニックになってほしいと願っている。


雇用者側に方に「こうしたい、ああしたい」と力が入っていたときは、なかなかうまくいかなかったが(窮屈だったのかな?)

どこかで力を抜いたときから、逆にスタッフが良い味を出してくれるようになった気がする。

閉じる コメント(14)

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病院は医師だけでも看護師だけでも成り立ちませんねチームワークが大切ですね!

2008/7/11(金) 午前 10:12 ますみで

そうそう。そういう方は、必要ですよね!
縛り付けるよりも、ある程度放っておいたほうが、そういうスタッフは育ちますね。
ただ、放っておくと、とんでもないことをしでかす人もいるので、そのあたりの見極めが大事ですよね…
難しいです。。

2008/7/11(金) 午前 10:52 JUN

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かなりの部分で経営者のカラーが付きますね。
良い看護師がいる病医院は、良い先輩がいる場合よりも、良い医師がいる場合がいる方が多い気がします。(個人病医院)

2008/7/11(金) 午前 11:32 瑞山

僕も、以前勤めていた病院で、「風邪」ですね〜と思ったら「血液検査」に異常が見られ、さらに緊急の「病理検査」で「AML」だったことがあります。
すぐ!連絡!〜〜〜でも、翌日に「ステッってしまいました」(苦)

2008/7/11(金) 午前 11:46 laface.skin.clinic

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僕の目指すところも、そんな感じです。
よりよい機械を揃える事も必要ですが、笑顔があふれて、患者さんが
気軽に相談できる温かさを持った診療所にしていきたいです。

2008/7/11(金) 午後 2:24 [ フェルとん ]

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>マスミデさま
やっとチームワークが組める医院になってきましたよ。長かった・・ポツリ

2008/7/11(金) 午後 3:18 かいつま(開 妻)

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>JUN先生
信頼と責任との加減が経営者の腕の見せ所かもしれません。
最初の頃は全然見極めができなくて失敗の連続でした。今もできているとは思えませんが(笑)

2008/7/11(金) 午後 3:20 かいつま(開 妻)

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>瑞山さま
何度も何度も失敗してやっとここまで書けるようになりました。経営者のカラー・・・本当にそのとおりですね

2008/7/11(金) 午後 3:21 かいつま(開 妻)

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>ラフェース先生
それは大変でしたね。血液検査をするという「勘」も素晴らしいです。風邪だと採血まで至らないこともありますからね。ご苦労様でした〜

2008/7/11(金) 午後 3:22 かいつま(開 妻)

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>フェルとん先生
先生のクリニックは、先生のお人柄から察するに、すでにそういうクリニックになっていらっしゃると思います^^

2008/7/11(金) 午後 3:24 かいつま(開 妻)

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医療はやはりチームプレーですよね(私の好きな「病院プレイ」とは全く別の意味ですので(笑))。全員が自分の役割を認識して無駄なく機能する眼科を目指しております。が、私が一番その輪を乱してますけど(笑)

2008/7/11(金) 午後 5:36 [ - ]

上司や経営者って本当に大変ですね・・・・
上司が、なんでも俺が把握してなんでも俺が指揮とって・・・・なら・・・・上司は頑張ってるんだけど、そんなに自分が全部なら、部下の立場はどうでもいいわって思う事もあります。

独身時代に出会った上司は、失敗ばかりの私に仕事を任せてくれたのです!(正直言うとおだてられてウハウハになってたのですが・・・(大バカモノ))

でも、任せられるって責任感が湧いてきて、上司の為にも頑張ろうと思いました。
上司に信じてもらえるって何よりもの仕事の励みと活力になりました。

仕事が出来るだけではなく、気配りや、周りの空気を察知できる人間になりたいなと、開妻さんの記事でお勉強しました。

2008/7/11(金) 午後 9:18 ミワリン

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>ますい先生
病院プレイがお好きなますい先生ですから、きっと医療のチームプレーもバッチリだと思います^^

2008/7/11(金) 午後 11:27 かいつま(開 妻)

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>マスミデさま
そ〜なんですよ。その加減が難しいですよね。
でも、信じて任せられると言うのは力がわきますよね。逆に上司だけで抱え込むなら一人でど〜ぞってなりますよね〜

2008/7/11(金) 午後 11:29 かいつま(開 妻)


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