はりきり院長夫人の開業医の妻の本音

http://blogs.yahoo.co.jp/harenihiamenohi3「第2弾」で更新中

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心のお勉強を始めて、30年近くになります。
最初は自分のテーマみたいなものがあって、その研究をしたいとか、その道を極めたいとか、欲望がギラギラしていました。

あちこちの病院に派遣される主人と結婚して、私もあちこちに住む日常に追われていてすっかりそのことを忘れていました。

自分の存在不安が見えてきて、再び心のお勉強をしたくなってカウンセリングの学びを始めていたある日
主人がたいそう酔って、後輩の医師に抱えられながらアパートに帰ってきました。
私はすっぴんでパジャマに上着を羽織り、玄関先で酔ってつぶれた主人をひきとりました。

その時連れてきてくださった主人の後輩の医師が、初対面の私を見て「あ、かわいい奥さん」と言ってくれました。
私は自分の人生で「かわいい」と言ってもらったことがなかったので、恥ずかしいやら、うれしいやら、信じられないやら、気持ちがほんわかしていました。
でも、なぜか彼の姿に気になるものがありました。

そしてしばらくして、私に「かわいい奥さん」と言ってくださったその主人の後輩の医師が自らの命を絶ったことを知りました。

あの時、お茶をさしあげたり、お礼に心の本をお渡ししたり、その方の心に触れることはできたのに
(たとえそんな事くらいで、彼の人生が変わることはなかったとしても)
夜中だからとか、酔った主人を寝かしつけなきゃとか、すっぴんだからとか、そちらの方が先に立って、彼をそのまま帰してしまった・・・・

主人から彼の死を告げられたとき、私は彼から、人生初めての言葉をいただいたのに、なんとなく彼から出ていたサインに気がついたのに私は何も返さずに別れてしまったことを後悔しました。

たった一人の方と、心を通わせることができなくて、何が心の勉強だと悔いました。

あの時こうしていれば、とか、この時こうしていればとか、そんなことを考えるのはもうやめたい。。。
精一杯をお伝えしたい時は、待ったなしでお伝えしないと手遅れになってしまう。。。

ブログを始めてから、心のお話を聞かせていただくこともありました。

あの時、私は主人の後輩のサインを受け取ろうとせずに別れてしまったこと、そして彼が命を絶ってしまったこと。「待った」はないんだと言うこと・・・
そんな思いはしたくない、してほしくない、どうか生きてほしいと。それだけをお伝えしたい。。。。

時にはおせっかいだったり、きっとありがた迷惑だろうなあと思うこともあります。けれども、どうか許してくださいね。そしてこれからもおせっかいをさせてくださいね。




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