はりきり院長夫人の開業医の妻の本音

http://blogs.yahoo.co.jp/harenihiamenohi3「第2弾」で更新中

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ベテランの先輩開業医のところとの大きな違いは何かなあと考えてみますと、ベテランのクリニックでは、先生も奥様も「余裕を持たれていらっしゃること」のように思います。

「余裕」というのは、ご自分の立ち位置を把握して、肩の力を抜いておられると言うことです。
スタッフに対しても、ある程度のおおらかさをおもちになっているようです。
メトロノームの振り子の触れ幅が大きいという感じでしょうか。ですから、多少のことがあっても、動じずに、一定のリズムを保つことができます。


若い開業してまもなくの先生の所は、当然ながら肩に力が入ります。
力が入っていないと乗り越えられないのが「新規開業」なのかもしれません。

他のクリニックに勝っていなければならないとか、他よりうちは良いものを。。。と。
借金の額。これからのこと。相談する相手も限られてきます。

しかしながら、なぜか力が入っているうちは、残念ながらトラブルも多いように思います。

開業して5年目くらいまでは、どうしてもこのようなトラブルがつきもので、それを乗り越えてこそ、メトロノームの触れ幅が大きくなっていくのかもしれません。

他より勝っていなければならないと言う考えは競争社会ですので、スタッフはついていくことがしんどくなる方も多いようです。

スタッフ自身も、そのレールに乗らなければ・・・と必死になり、結果として疲れ果てて愚痴が出てしまいます。

実際、私たちもそうでした。

患者数を気にして、他より秀でていることをアピールしたかった時期もありました。
特にスタッフが総入れ替えになった頃には、辞めていったスタッフに「私たちがいなくなったから、患者さんが減ったんだって」と言われたくなくて必死でした。

しかし、一番先に白旗をあげたのは主人でした。

「多くの患者さんが来てくださり必死に診察をしているのだけれど、この方にはこの検査を、この方にはこんな指導を・・・と思っても『この次』と思ってしまう。
自分のキャパシティを超えている感じがして、本当に患者さんのことを考えて診察している
というより、こなしている、という感覚になってきて、疲れがたまって充実感が得られない」と。

そのころのスタッフもまた、私たちの掲げた理想に近づこうと必死の形相だったように思います。
そして方向転換していきました。

「他と比較して良いクリニック」になるのではなく、来てくださった患者さんお一人お一人が、「一番よい状況になっていただくための援助」を行おうと。

たとえ来院なさる患者さんが少ない人数でも、精一杯の医療と心をお伝えしていこうと。

そうしたら、あら不思議。

数字はさほど気にならなくなり(経理担当の私だけが数字にこだわっています  笑)スタッフの表情にも余裕が出てきました。

お互いのギスギスした関係も少なくなり、「主人と私に評価されるための勤務」ではなく、心から患者さんを思い、一緒に治療のお手伝いをしていくメンバーとしての自覚が出てきたように思います。

他のクリニックの情報が入ってくれば、当院で取り入れることのできる部分はどんどん取り入れさせていただきますし、

「そこがそんなふうにしているなら、うちはこんなふうに」と、そこに勝ろうという考えを持っていた頃と違ってなんだか楽しいのです。

「働くなら、楽しい方がいいです^^」と口にしてくるスタッフにも「働いていただけるなら、楽しい方がいいです^^」と返す余裕も出てきました。(若干、そうでないスタッフもいますが・・・汗)


結果として患者数は減りましたが、充実感はありますし、「うちのばあさんが、なんたらかんたらクリニックが良かったから、一度診てもらってと言うんで来ました」なんて言ってくれる方もお見えになります。

ありがたいです。


まだまだ不十分な部分も多いですし、私だけ空回りして「患者サービスううう」なんて言っている部分も多いのですが(笑)

他との比較や数字、目先のことばかりを見ることにとらわれず、もうちょっとだけ「患者さんを診る」ことに焦点を当ててみてはいかがでしょう^^?


それにはまず、先生と奥様に「気持ちの風穴」を開けることをお勧めします。
ベテランの奥様は、このところがとても上手で自然体でいらっしゃるように思います^^

思うようになるところもならないところもあるし、片目をつぶることもある・・・・
その距離の置き方がとても上手でいらっしゃるように思います。

    (私はまだ発展途上です 汗)

もし、「心がきついなあ」と感じることがあったら、一切のクリニックのことから離れたところでの「ご自分の癒し」の時をつくってくださいな。

何でもいいのです。

横を見て歩くのではなく、競い合うのではなく、自分を取り戻す時間。お勧めいたします^^



閉じる コメント(38)

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>しろちゃま
そ〜なんですよ。競い合いはどこまでも終わりがない世界で、心が疲れますよね。

しろちゃまはご自身のこれまでの人生で、とても素敵なものを得られ、自然体で生きていらっしゃるように思います。

2009/3/6(金) 午前 7:24 かいつま(開 妻)

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>1:08さま
そ〜なんですよお。
どうしましょ?

2009/3/6(金) 午前 7:24 かいつま(開 妻)

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>常次郎さま
ありがとうございます。
実は自分自身に言い聞かせるための記事なのかもしれません(笑)

救急医療は注目されている場面ですし、搬送先決定までのご苦労も多いと思います。
緊急の場面だからこそどうぞどこかに心にゆとりを持ってご活躍ください^^

2009/3/6(金) 午前 7:27 かいつま(開 妻)

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>ななめ45°さま
ありがとうございます。
医療と経営の両方のバランスを取っていくのが開業なのでしょうが、なかなか経営は初心者で手本もなく、迷ってしまうことが多いです。

これからも応援してください^^

2009/3/6(金) 午前 7:28 かいつま(開 妻)

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>フェルとん先生
ありがとうございます。
先生の適確なコメント、図星です^^
先生もいつもご自分のやりたい医療を考えていらっしゃるからこそ、ですね^^頑張りましょう、お互いに(おーっ!!)

2009/3/6(金) 午前 7:30 かいつま(開 妻)

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>6:42さま
とても大切なことに気づいてくださり、そして教えてくださってありがとうございます^^
私も同じような気持ちです。
そのようにお感じになる内緒様のこころの美しさ、素敵な輝きを感じます^^v

今日もそんな素敵なあなたのままで過ごしてください^^

2009/3/6(金) 午前 8:15 かいつま(開 妻)

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>わんこさま
適確なアドバイスありがとうございます^^

>自分たちの利益、我欲に走っているうちは、何もかも充実はできない
本当にそのとおりですよね。開業してしばらくは、とにかく目の前のこと、数字のことに必死ですものね。

こちらこそよろしくお願いいたします^^

2009/3/6(金) 午前 8:17 かいつま(開 妻)

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>ロップイヤーさま
開業したての頃のそのような思いをなさったことのあるロップイヤーさまだからこそ、これから開業しようとしている奥様や、開業してまもなくで頑張っている奥様に、心に響くお声がけのできるのですね。

すべては宝にかえられますねえ。ありがとうございます^^

2009/3/6(金) 午前 8:20 かいつま(開 妻)

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>sakuraさま
わたしもまだまだ真っ只中にいます。
だからこそ、心がけて行けばいいかなあと思って書いてみました^^

今日も素敵な一日をお過ごしください♪

2009/3/6(金) 午前 8:21 かいつま(開 妻)

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>ますい先生
先生の記事とリコメと、コメを下さった方への巡回のコメ。。
いつ休んでいらっしゃるのだろうと思ってしまいます。

時にはゆっくりお休みになってくださいませ^^

♪Uh〜 Ah〜 わたしのな〜かでおやすみなさい
wind is blowing from the Aegean
女は恋〜〜♪

2009/3/6(金) 午前 8:27 かいつま(開 妻)

よそとの比較、どうしてもしてしまいます。
同じ科のクリニックの駐車場がいっぱいだと、なんとなくあせりを感じたり・・・
まだまだ修行が足りませんね・・

2009/3/6(金) 午前 9:51 amie

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本当にその通りですね。うちも事務総入れ替えの頃は 怒って帰ってしまう患者さんが後を断たずぐんと患者数が減ってしまいました。でも開妻さんの助言通り 来てくださる患者さん一人一人を大切にしました。新人だけになった事務は慣れなくて失敗は多いのですが患者さん方は皆さん 事務の対応が良くなった、て喜んでくださいます。今はまた患者数も戻ってきました。事務スタッフも窓口で患者さんにほめられてやる気が増しています。うちも「こなしている」感になっていた主人が考え直すチャンスだったように思います。

2009/3/6(金) 午前 10:07 [ モモ ]

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医院だけではないでしょうが、経営ってとても難しいですよね。
私は患者さんには治療はもちろんですが、皆さんに会いにきたいから来たというクリニックにして欲しいと職員には言っていますが、どこまでわかってもらえるか・・・
早く借金を終えたいです。

2009/3/6(金) 午後 6:29 [ りり ]

「患者さんを診ること」!患者さんたちはきっとそんなクリニックの姿勢や先生の志を感じ取って またここに行こう!って見てます。私もいち患者として そう思います。かいつまさんのクリニックへ行ってみた〜い^^

2009/3/6(金) 午後 11:29 [ yumeko ]

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>amieさま
お気持ちわかります。
私もいまだに出勤途中に通るクリニックの駐車場を見てしまいます(汗)

でも、心の伴った医療こそが、本物として残っていくと思います^^
大丈夫です♡

2009/3/9(月) 午後 4:39 かいつま(開 妻)

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>モモさま
わ〜〜^^♡
お一人お一人を大切にしていたら、減ってきた患者さんが戻ってきてくださったという実例^^

私の方こそ、とても励まされるお話です。ありがとうございます^^

2009/3/9(月) 午後 4:41 かいつま(開 妻)

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>1:32の内緒さま
難しい問題ですよね。
でも、いつも頭を低く、謙虚に生きておいでならば、水は高いところから低い所に流れますので、祝福もたくさん流れてくると思います^^

2009/3/9(月) 午後 4:42 かいつま(開 妻)

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>8:44さま
最後の一行、名セリフですねえ。
内緒様がそのようにして歩まれていることに、強くなったなあ。きれいな強さだなあと思います^^♡

2009/3/9(月) 午後 4:43 かいつま(開 妻)

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風邪が一段落して患者さんが少し減った感じです。
開業して半年足らずなので主人は一喜一憂しています。最近は患者さんが少ないと落ち込んでます。
なんか自分のクリニックだけ患者が少ないように感じるんでしょうね。借金があるから余計に焦りがあるみたい。
私は二人で不安になっても仕方ないので、なんとかなるさという気持ちでいるように心がけてます。

皆さんの話を聞いているととても励まされます。
ほかと比較せずゆっくりぼちぼちと行きたいものです。後はなるべくポジティブに進んでいこうと思ってます。負のオーラを出さないように。

2009/3/12(木) 午後 5:42 [ bibikuro ]

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>bibikuro さま
ご苦労様です^^
ご主人のお気持ちを支え、でで〜〜んと構えていることも「かいつま」のお役目のひとつかと思います^^
bibikuro さまなら大丈夫ですよお(^^)v

2009/3/12(木) 午後 9:08 かいつま(開 妻)


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