■□晴れときどき俳句日記□■

夏が終わっていきます。久しぶりに戻ってきました。

季語の話

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本日、こんな試みをしました。

五・七・五の七・五の部分を決めておいて、それにふさわしい上五の季語を考えてみる。

十人ほどで考えてみました。

  今回の七・五は……山田詠美の「ひよこの眼」という短編小説の中の一部分をイメージして、「初めての恋をしています」。

 普段は、歴史的仮名遣いを用いるのですが、テーマがテーマなので、現代仮名遣いにしてみました。

季語は当季のものを、ということで、歳時記をパラパラと…。


なるほど、と思うものあり、付きすぎ・離れすぎあり。笑いを誘う句もできました。

1 クリスマス 初めての恋しています
2 毛糸編む  初めての恋しています
3 ずわい蟹  初めての恋しています
4 日記買う  初めての恋しています
5 冬花火   初めての恋しています
6 冬の日や  初めての恋しています
7 おでん食う 初めての恋しています
8 冬の海   初めての恋しています
9 春支度   初めての恋しています
10 賀状書く  初めての恋しています

いかがでしょう?
お好きなものがありますでしょうか?

ちなみに私の一句も入っています。
ふふふ。

感想などいただけましたら、それぞれ本人に伝えます。

夕焼けと秋夕焼け

 「夕焼け」という季語がある。

 いつでも夕焼けはあるが、一番それが似つかわしい季節は「夏」ということで、
夕焼けは夏の季語である。
パノラマのように広がる夕焼けのスケールの大きさ、荘厳でパワーもあるのが、が夏の季語、「夕焼け」のイメージだろう。

 かたや、「秋夕焼け」である。
 ふつうに発音して読むと「アキユウヤケ」と6音だが、これは「アキユヤケ」と5音で読むのが普通。

大きな夏の夕焼けに対して、秋の夕焼けが刻一刻と赤く染まり行く様は、なんとも言えないもの哀しさを感じさせる。幼い日やふるさとを連想させる、じんわりと目に染みる赤だ。

  エプロンに秋夕焼けを連れ帰る   露璃《既発表句》

 エプロンを美しく照らしている秋の夕焼けは、夏の夕焼けよりも小さく、懐かしい思いを抱かせる。
 
 *残念ながら、この句を作ったときは「アキユウヤケ」と6音で発音していた。
 5音にすると字足らずで落ち着かなくなってしまった。
 勉強不足である。日々精進。
  

中国の古代天文学では一年を七十二候に分けたそうだ。

九月の第二候の季語 に、
  「 雀蛤となる 」がある。
 すずめはまぐりとなる??

 鳥であるスズメがどうやったら、貝であるハマグリになるというのだ。
 
 それはどうやら、羽の色によるものらしい。
 スズメの羽の色がハマグリの色に似ているので、「雀蛤となる」と言ったようだ。

色の共通点だけで、そんな事言っちゃうんだ。
それだけでナゾなのに、さらにナゾが…。

それは、「雀化して蛤となる」
という季語もあること。
    ----スズメカシテハマグリトナル……って、
それだけで6・7なの。
5・7・5のうち、6・7が季語だったら、後は5音程度しか入らない。

 ためしに作ってみよう。

   雀化して蛤となる過疎の村    露璃

 かたいなあ。

でもこれなら、まだあるかもしれない。

最大のナゾはこの季語。
     「雀水に入り蛤となる」。
 ええ?
    スズメウミニイリハマグリトナル

 数えると、8・7になってしまう。

5・7・5の17文字のうち、8+7=15を季語で使うと、
結局残りは、

   17−15=2
つまり2音だけしかくわえることができない。

2音って難しい。
 
    雀水に入り蛤となる昼    露璃


う〜ん、いまひとつです。

以前に「長い季語」についての話題が出たが、これは本当に特殊な気がします。
私にとっては、ナゾの季語です。
    

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 私の好きな秋の歌に

   秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる
 
 というのがある。

 皆さんのお住まいのあたりでは、まだまだ暑いのかもしれないが、
 私の住んでいるあたりでは、最近、朝晩の風にふいに冷たさを感じハッとするようになってきた。

    風に季節を気づかされる。

 さてさて今日は「色なき風」という季語について。

 「風に色がない」というこの表現。

 紀友則の

   吹き来れば身にもしみける秋風を色なきものと思ひけるかな

 に基づき、晩秋の風を表すとされている。
 
 なるほど、実りの秋も終わりごろになるとすべてのものが冬に向かい、色を失うのか、
 と思ってしまいそうだが、そういうわけではない。

 もともとは古代中国の思想である五行説に由来する。
 そういうと難しそうだが、たとえば「青春」という言葉は誰でも聞いたことがあるだろう。
 これも五行に基づいている語だ。
 五行によると春には「青」があてられている。
 同様に秋には「白」があてられている。…「白秋」というわけだ。
 
 その「白」には「何もない」という意味がある。「白紙」などというあれだ。
 そしてその「白」・「なにもない」という意味を表すのが「素」という語。

 「素風」(そふう)という中国語を日本語に訳したものが「色なき風」。
 友則のオリジナルかと思いきや、たどっていくと中国の人の感覚に基づく言葉だったのだ。
 中国4000年の歴史に脱帽。

 「色なき風」は晩秋の寂寥感を表す季語。
 朝晩は冷えてきたとはいえ、まだ秋も始まったばかり。
 使うのはもう少し後になりそうだ。

 【蛇足】

  「風は秋色」という曲が二十六年前に流行っていた。
  秋色ってどんな色だ?と気になって、歌詞を見てみて驚いた。
  この曲の中には「秋」という語は一度だけ、「風」という語は一度も出てこない。
  普通はタイトルになる語は歌詞の中に出てくるものだが。
  えっ、どんな歌詞だったかって?
  
  ♪オー ミルキィ・スマイル 抱きしめて
   あな〜たの腕の中で旅をする〜♪
 
  はい、これを見てすぐにピンと来た方。
  間違いなく三十代後半以上でしょう…。
 
 

1、「爽やか」

俳句をはじめてから、知ったこと。

「爽やか」が秋の季語であるということ。

 「さわやかな季節になりました」
 というと何月ごろを思い浮かべるだろうか。
 恐らく多くの人は初夏である5月や6月を挙げるだろう。
 「さわやかな5月の空(あるいは風)」
 などというフレーズを私も過去に使ってしまっただろうと思う。

ところが、俳句の世界では「爽やか」は秋のもの。
澄明な秋の季節感を表す言葉となっている。

 では、5月はなんというのか。
 これは「風薫る五月」となるのだ。
 「薫風」である。
 それを知ってから比較すると、
確かに5月は「さわやか」で透き通る季節というよりも、
吹き始めたばかりの南風が、若葉を渡ってかぐわしく匂う季節という方が合っているように思う。
この南風が「薫風」なのだ。

 ということで、今は「爽やか」な秋。 

 コカコーラで一句作るなら、今だ! ♪スカッとさ〜わやか…

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