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MAKE SOME NOISE:THE CAMPAIGN TO SAVE DARFUR(メイク・サム・ノイズ:キャンペーン・トゥ・セイヴ・ダルフール)を購入しました。ポール・マッカートニーの『Memory Almost Full』には少し失望してしまいましたが、このアルバムはそこそこ楽しめます。

ご存じのようにこのアルバムは『MAKE SOME NOISE』のキャンペーンの一環です。いかにもヨーコらしい取り組みです。ただアルバムタイトルは、イギリスやアメリカと同様に『Instant Karma』にして欲しかったですね。それの方がジョン・レノンの楽曲によるアルバムというイメージがはっきりしたと思います。

1曲目はU2による『インスタント・カーマ』です。さすがU2です。貫禄と余裕を感じさせる演奏です。サウンドはシンプル、気張らず原曲の良さを出しています。特にギター、ベース、ドラムのバランスがいいですね。ボノのボーカルはジョンに負けない魅力があります。この1曲のためにアルバムを買ってもいいと思うぐらいです。原曲を生かしながらもいつのまにかU2のオリジナルにしてしまったという感じです。さすがというほかありません。シングルとしてリリースして欲しいと思うのは私だけでしょうか。

ジョンは、『インスタント・カーマ』を朝に思いつき、その日のうちにレコーディングしてしまったといわれています。この曲は1970年にビートルズの『レット・イット・ビー』とヒットチャートでデットヒートを繰り広げ、『レット・イット・ビー』がチャートの1位になり、『インスタント・カーマ』は3位になりましたね。ビートルズ・ポールとソロ・ジョンが競い合うという不思議な時代でした。

2曲目はR.E.M.の『夢の夢』です。これも原曲の良さを生かしながらR.E.M.のオリジナルとして完成度の高い仕上がりになっています。そもそもR.E.M.がジョンの曲を演奏するというのは意外というほかありません。渋いボーカル、ギター、ベースのせめぎ合いが、オリジナルに負けない魅力を創造しています。この曲で4人のオリジナルメンバーが復活したこともあり、緊張感のある大人のロックを聴かせます。ボーカルとR.E.M.らしいサウンドが心地よいですね。久しぶりにR.E.M.を聴いてみたくなりました。

『夢の夢』はハリー・ニルソンの『PUSSY CATS』というとんでもなく卑猥なタイトルのアルバムをジョンがプロデュースした時、1曲目のディランの『Many Rivers To Cross』を制作中にできたオーケストラサウンドをもとにしてつくった曲です。『Many Rivers To Cross』のサウンドは今聴いても凄いですね。

『夢の夢』はメイ・パンへの賛歌のようにも感じられる遊び心がつまった名曲です。特にコーラスのところは素晴らしいサウンドを構築しています。かなり凝ったサウンドです。

というわけで、次は3曲目以降をコメントしてみたいと思います。

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