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『無銭優雅』

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中年になって初めて本当の恋に巡りあえた。
この人と出会う為に随分遠回りもした。だからこそ、本当のオトコイが出来る。

恋は中央線でしろ!人生の後半に始めたオトコイ(大人の恋!?)に勤しむ、42歳の慈雨と栄。
「心中する前の気持ちで、これからは付き合っていかないか……」
2人は今、死という代物に、世界で一番身勝手な価値を与えている。
いつか死ぬのは知っていた。けれど、死ぬまでは生きているのだ。
ささやかな日々の積み重ねが、こすり合わされて灯をともし、その人の生涯を照らす。
そして、照り返しで死を確認した時、満ち足りた気持で、生に飽きることが出来る。
私は死を思いながら、死ぬまで生きて行く。今わの際に、御馳走さま、とひと言、呟くために。



【内容情報】(「BOOK」データベースより)

友人と花屋を経営する斎藤慈雨と、古い日本家屋にひとり棲みの予備校講師・北村栄。
お金をかけなくとも、二人で共有する時間は、“世にも簡素な天国”になる。
恋愛小説の新たなる金字塔。



山田詠美さんのつむぐ言葉の一つ一つがものすごく沁み込む一冊。
物語のあちらこちらに、世界の名作の一節が挟み込まれた不思議な構成ですが
だからといって、物語がてんでんバラバラになることなく
まるで登場人物のアタマの中を覗いているような感覚でした。

閉じる コメント(6)

「オトコイ」?
気になります!!

2009/11/26(木) 午後 3:09 あかり

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akariさん

「オトコイ」という言葉の使い方に山田さんのセンスを感じます♪

2009/11/28(土) 午後 11:47 あんず

すごく気になる小説です!!!
さっそく探してみようかな♫

2009/11/29(日) 午後 5:01 さちぷぅ

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さちぷぅさん

ぜひぜひ!とても良い作品でした♪

2009/12/2(水) 午前 10:59 あんず

初めまして、ロクと申します。

いい本でしたよね。 あんずさんのおっしゃるとおりに言葉の美しさが際立った本でした。
トラバさせてくださいね。

2009/12/29(火) 午後 8:54 ロクちゃん

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ロクさん

はじめまして。コメント、トラバありがとうございます♪
来年もこういう良い本にたくさん出会いたいです。

2009/12/31(木) 午前 10:18 あんず

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