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ものすごい混雑と聞いていたので、平日の朝一番。 雨ということもあって、混んでいたけれど、きちんと見られました。 フェルメールは1632年にオランダで生まれた画家です。 全生涯を通して、写実的な描写、計算しつくされた空間の美を貫き、 また、一般庶民をモデルとして描きました。 しかし、現存する作品は33〜36点ときわめて少なく、 また、それらは全世界に散らばってしまっているために、 今回の企画展で7点が鑑賞できるということはとても貴重な機会です。 私は今年、ワシントンで初めてフェルメールに出会ってしみじみと感動し ウィーンで、思いがけず『絵画芸術』を見て、さらにファンになりました☆ 登場人物の髪や衣服の布にあたる光の輝きや 鮮やかなイエローや、とりわけ高貴なブルーなど、 350年も前の作品と思えないほど、生き生きとした表情で素晴らしかったです。 マルタとマリアの家のキリスト とても大きな作品で、2人の女性の表情が対照的です。 ディアナとニンフたち 神話を題材としていますが、あざみや水盤などキリスト教のモチーフが隠されています。 左端のわんちゃんはフェルメールに出てくる唯一のわんちゃんです。かわいい。 小路 フェルメールの2点しか現存しない風景画のうちの1つだそうです。 生き生きとした小路から、生活の音や明るい声が聞こえてきそうです。 ワイングラスを持つ娘 この作品、女性の表情がだらけていて計算高く、あまり好きではないです(笑) 色恋の駆け引きや、飲酒の戒めのメッセージがあるそうです。 リュートを調弦する女 窓の外、というのはいつもニュースをもってくるものです。よいものも悪いものも。 彼女は、きっと旅をしている恋人との合奏を待っているのではないかしら。 一枚の絵の中に、過去も未来も物語が詰まっているようです。 手紙を書く婦人と召使 お手紙はもらうのも、書くのも好きな私のお気に入り。 画面前方に転がる手紙は、彼からのもので気に入らなくて投げ捨てたものなのか、 それとも、書く女性がより美しい言葉を探すために反古にしたものなのか・・・。 ヴァージナルの前に座る若い女 2004年にフェルメールの作品と認められたもの。 とても小さくてプライヴェートな雰囲気がかわいらしかったです。 フェルメール以外にもデルフトという街で活躍した作家の作品の展示は どれもとても素朴で美しく、時間と空間を越えて身近に感じられました。 作品数が少なく、企画展としての問題点はたくさんありましたが、行ってよかったです☆ ちなみに、会場を出た午前11時過ぎには50分待ちという長蛇の列でした!!
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2008年11月30日
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