|
<三菱UFJ証券 SPRING OPERA> サントリーホール モーツァルト&ダ・ポンテ三部作 2008-2010 ホール・オペラ® モーツァルト:ドン・ジョヴァンニ(全2幕、日本語字幕付) ドン・ジョヴァンニ:マルクス・ヴェルバ(バリトン) 騎士長:エンツォ・カプアノ(バス) ドンナ・アンナ:セレーナ・ファルノッキア(ソプラノ) ドン・オッターヴィオ:ブラゴイ・ナコスキ(テノール) ドンナ・エルヴィーラ:増田朋子(ソプラノ) レポレッロ:マルコ・ヴィンコ(バリトン) マゼット:ディヤン・ヴァチコフ(バス) ツェルリーナ:ダヴィニア・ロドリゲス(ソプラノ) 管弦楽:東京交響楽団 合唱:サントリーホール オペラ・アカデミー サントリーホールならではの構造を存分に活かした演奏会形式ではないオペラ公演です。 通常のオペラ座のつくりとは異なり、舞台の奥にオケピ、 舞台の前面とホールの客席までも狭しと歌手たちが歌い演技するのです。 歌手が指揮を見るためには5台のモニターが場内に設置されています。 指揮とフォルテピアノを担当するルイゾッティがとにかく芸達者で 2幕の墓場のシーンでは、ピアノ協奏曲kv.488の第2楽章も弾いちゃうし レチタティーボの伴奏はいかにも、即興的で楽しかったです。 歌手陣は若々しくて、実力者ぞろい。 特にマルクス・ヴェルバの美男子っぷりはすさまじくて、 2000人の女性とお付合いしていたって、「良い!」と思わせられます♪ やっぱりドン・ジョヴァンニは文句のないほど素敵な男性じゃないと♪ でもレポレッロも良い声で存在感があったり、ドン・オッターヴィオも素晴らしかった。 カプアノの迫力ある歌声や演技はしっかりと芯があって、 マゼットも脇役で終わりがちなキャラクターなのに、 モデルさんのように長身でイケメンで、ときめきました♪ 女性も、ツェルリーナの小悪魔的な魅力たっぷりの演技・歌や ドンナ・アンナの深い声や・・・エルヴィーラはちょっとこの日は不調だったけど・・・ 舞台の面白さや大胆な使いっぷりが目にも楽しく、 大掛かりな装置がなくてもモーツァルトにどっぷりと浸れました☆ Orchestra del Teatro alla Scala
Direttore: Riccardo Muti Anno: 1987 |
concert
[ リスト | 詳細 ]
|
NHK交響楽団第1642回定期公演 ベートーヴェン :序曲「献堂式」 op.124 ショスタコーヴィチ :ピアノ協奏曲第1番 ハ短調 op.35 アンコール・・・オスカー・ピーターソン:インディアナ トランペット:関山幸弘 小柄なマエストロ、下野竜也氏の2度目のN響登場。 大好きなショスタコのピアノ協奏曲もプログラムされていて期待でした♪ 出だしのベートーヴェン、すごくまっすぐで大きなスケール。 これは第9の直前に書かれた作品なので、もっと苦しいイメージかなと思っていたら 生命力にあふれていて、清々しくて、ぐっと引き込まれました。 ベートーヴェンっていいなぁ♪と思うのは、下野さんのタクトかな。 ショスタコのコンチェルトは弦楽とピアノとトランペットという変わった編成。 関山氏の丸く透明な音とキレのある響きに スティーブン・オズボーンのクールなテクニック。すばらしかったです♪ この曲はかなり面白いと思うけれど、弾ける人が少ないのかしら。 なかなか実際に聴くチャンスがないので、こういう演奏はうれしいです。 This is the famous surviving video of young Shostakovich playing his first piano concerto. ショスタコーヴィチ自身が弾いている曲の終わりの部分。 この日はFM放送があったのに、予定にないアンコール。 ベートーヴェン、ショスタコのあとにオスピーというのは、かなり贅沢。 ほどよく甘くて辛くて、良い気分になりました♪ 後半のフランクも、くどくなくすっきりとした美しいフォルムでした。 特に3楽章で主題が還ってくるところは、良かったーーー。大満足でした。 何か特別に奇をてらうことのない演奏が一番好きかも。 終演後にお会いしたら、すごく誠実なお人柄の方で、ますますファン。
今後もさらに楽しみなマエストロです♪ |
|
上原彩子ピアノ・リサイタル |
|
1月24日(土)18:00開演 モーツァルト :ピアノ・ソナタ第13番 変ロ長調 K333 シューマン :幻想曲 ハ長調 op.17 5つの中国作品(アルバム「ドラゴン・ソング」から) 呂文成 LÜ WENCHENG(1898-1981) 平湖秋月 Autumn Moon on a Calm Lake 賀緑汀 HE LUTING(1903-1999) 牧童短笛 The Cowherd's Flute 孫以強 SUN YIQIANG(1945- ) 春舞 Dance of Spring 任光 Ren Guang(1900-1941) 彩云追月 Coloured Clouds Chasing the Moon 朱践耳 Zhu Jianer (1922- ) 翻身的日子 Happy Times グラナドス :『ゴイェスカス』 H.64から第1曲「愛のことば」 リスト :ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』からイゾルデの愛の死 S.447 リスト :ハンガリー狂詩曲第6番 変ニ長調 S.244/6 <アンコール> リスト:愛の夢 短い休憩時間を終えて、ソワレ公演・・・。やっぱりラン・ラン。 覚悟をしていたけれども、とても疲労感いっぱいですよ・・・。 この日は土曜日だったせいか、コドモやら慣れない人が多くて落ち着かない公演でした。 モーツァルトはさすがの美しいでだし。いいなぁ、こういう話し方をしたい。 モーツァルトはつくづく「弾く」ものではなく「おしゃべり」するものだと思うのです。 シューマンは2楽章が遅めでしたが、じっくり聴かせる集中した演奏でした。 後半の中国作品は、睡眠時間になってしまわないか危惧していましたが 「おもしろい!!」のひとことでした。 中国的なメロディーもリズムもとてもエキゾチックで良かったです。 タン・ドゥンだけでなく、こういった中国作品を沢山聴けるのは良い機会でした。 自分が弾いてみたいとは思いませんが・・。 最後の3曲はもう、独壇場でしたが・・・ やっぱり相当お疲れのようで、かなり力任せでした。 もちろんすばらしいテクニックだったけれども。 もう少し落ち着いて聴かせてほしかったなぁ。 違う日だったら、聴くほうもまた違ったのかも。 おなじみ華道家の仮屋崎氏は今度は赤い薔薇のこぶりな花束を。 本編終了後、延々と続く拍手にやむなくアンコール。 でもとても良かったです。変に演歌になりすぎず。 そして、あんなにアンコールをせがんだ聴衆は、終わるや否や、サイン会へ!! 450人並んだそうですよ〜〜。サントリーホールのホワイエは人ごみでした。 1日2公演終えたばかりで、あさっては春節で大事な本番を抱えるピアニストに 450人のサインをさせる主催者もどうかと思うけれども 走って並ぶ聴衆は、果たして本当にランランのファンなのか? パンダみたいな風貌だけど、パンダみたいな名前だけど ランランは、アーティストなんだぞぉーーー!! 半日を彼と共に過ごした私と同行者は、それでも会いたいので、
コーヒーを飲んでから、楽屋口で彼をお待ち申し上げました。 へとへとぐったりのランランさまでしたが、非常に気さくでかわいい男の人でした。 |
|
1月24日(土) 14:00開演 シューベルト :ピアノ・ソナタ第20番 イ長調 D959 バルトーク :ピアノ・ソナタ Sz.80 ドビュッシー :『前奏曲集第1巻』から 亜麻色の髪の乙女、アナカプリの丘、沈める寺、ミンストレル ドビュッシー :『前奏曲集第2巻』から 月の光がふりそそぐテラス、ヒースの茂る荒野、花火 ショパン :ポロネーズ 変イ長調 op.53「英雄」 <アンコール> ショパン: 練習曲 ホ長調 op.10-3「別れの曲」 孫以強: 春舞 中国の若手ピアニスト、ラン・ラン。 北京オリンピックの開会式での演奏やメディア露出から、 独特の演奏スタイルはもはや知らない人はいないほどの人気振りですね。 呆気にとられるほどのパフォーマンスっぷりや 様式を無視しているとしか考えられない歌いまわしは 賛否両論だとは思うのですが、 それでも彼の演奏というのは完璧なテクニックと 時折、信じられないほどの美しい音色でできていて ピアノに向かうのが楽しくて仕方ないような情熱にシンパシーを感じてしまいます。 ちなみにこの日のプログラムは、もともと25日に予定されていたもの。 中国政府の要請により、春節(旧正月)で弾くことが決定したために 振り替え公演となったものです。 中国政府の考え方を、どうこう言っても仕方ありませんが それほど国家を挙げて推すピアニストに1日2回のリサイタルというのはいかがなものかと。 っていうか、聴くほうとしても、1日2回はおなかいっぱいですってば。 シューベルトはちょっとまだ粗さが目立つ部分があり、残念でした。 それにしても、3楽章の始まりは驚異的でした。 関節がやわらかいんだろうなぁ〜〜。 バルトークや、ドビュッシーのテクニックや音色もまさに万華鏡。 どんどん表情の変わるピアノに息つくヒマがありません。 英雄はしりあがりに良くなっていって、ぞくぞくしました。 彼の大ファンである華道家の仮屋崎氏は、「青山フラワーマーケット」の花束を贈呈でした。
|



