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週刊誌の広告で、ヴォ−リ−ズ満喜子との記述あり、おのヴォ−リ−ズと思い入手しました、しかし内容はまさにヴォ−リ−ズの妻の生涯の物語でした。
まずは、この満喜子の出自、子爵令嬢がなぜにこんなに自立した生き方が出来たのか。
矢張り教育と云う事につきるのかな、というかんじですね。
極限すると、子孫を残す為だけに生きる時代の女性たち、特に貴族の社会の中で。
家が大事の中での、教育が特に彼女には影響を与え謂わば自立した女性になったと言うことだろう。
なかなか話しの転回が上手いですね。ちょっとセリフが誰かなあ、と言った感じがあるものの一気に読みましたよ。
最後の方に戦時中に軽井沢の別荘でのエピソ−ドには感涙でしたよ。
この別荘は有名で、建築関係の本にも出ていますよ、粗末な別荘というかんじなのですが、そこに佑之進が現れチョコレ−トを置いていく、戦後に満喜子の軽井沢の学校に貞明皇太后が訪れ同じチョコレ−トを置いていく、これが駒のマ−クである、この下りは素晴らしい。
楽しめましたよ。二人の愛の物語というこですね。それにしても大阪商人の凄さも伝わってきます、作者は大阪人らしいので、多少割引が必要かな。
ヴォ−リ−ズの設計の暖炉の煙突は全て、上の絵の感じですね。
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