情景
三十二歳の別れ君は生真面目だというけど 僕はいつでもいいかげんに泳いでいるんだ 顔を合わすたび 互いに固い掟の牢屋へ閉じこもってしまうね 僕がいなけりゃ 女にも男にもならなくていいよ 払った犠牲を競うのはやめよう、情けなくなる 時代がきしんで変わっていく音・・聴こえる? ほら 誰のせいでもないさ 君がいなけりゃ幸福にも不幸にもならなくていいよ
揺らいだ思いを惰性と呼ぼうか、きりがなくなる 出会って 許して なじった日々のひたむきな癖 若くて 夢中で 壊して 傷んで 疲れ果てた今、時代が歪んで動いている音・・・聴こえる? ほら 僕ら はなればなれ 東京事変「三十二歳の別れ」(2011年)より |






