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実は89歳になる姉が散歩中、車道から歩道に渡る際、
足が上がらずつまずき横転、顔で受けて唇は切れたが、
膝はすりむき程度で、その場の近くにいた女子高校生が、
駆け寄って手を貸してくれて、姉は自分の娘のように、
その嬉しさのあまりに抱きついてしまい、
顔のはれた姿を思い出すたびに、女子高校生の優しさ、
立ち去るまで大丈夫ですか、大丈夫〜、声をかけてくれていた、
その後杖を買い求めたが、未だに杖を使用していないと(笑)、
ある話題から、39歳の女性、主人を亡くしたショックで、
心臓神経症とうつ病に成ってしまった、
ある日、病院へ行く途中に目まいがして、水たまりで転んで、
スカートを泥だらけに、これでは病院には行けない、
その姿にくすくすと笑う声も、突然、番長風の女子高校生が、
おばさん、これはきなよ、と居って、
私をガレージの陰へ連れていってくれ、
紺色のひだスカートをスルリと脱いで、私にはかせてくれた、
うち、このスカートきらいやねん、おばさん、返してくれなくても、
いらんよ、と言って、ズタ袋みたいな物の中から、短パンを出し、
靴のかかとを踏んで立ち去ってしまった、
私は、ただうれしくて涙がこぼれ、ボーッとしてしまい、
名前、お礼を言い忘れてしまった、
荒っぽい口調でも人は見かけによらない、
確かに見かけが9割と言われますが、姿かたちよりも、
人は皆本心は優しさを備えている、私はそう信じる。
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2018年11月15日
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