弟夫婦も、叔父さんも、みんな集まって、父の手術を見送った。
手術開始予定は1時半だったけれど、前の手術が伸びて、スタートは3時半になった。
痛みもなにもないので、不思議な感じだった。
こんなに元気なのに・・・。
手術室に入る前、看護婦さんが、『何か言って上げてください』というので・・・。
・・・最後の別れじゃないけど、ちょっと涙がウル。
母は「眠ってるうちに終わっちゃうんだから、大丈夫だよ!!」
弟は「頑張れよ、とおちゃん!!」
私は「お医者さんが頑張るんだから、とおちゃんは信頼して任せるんだよ〜!」
そのままヘラヘラしながら、ちょっと緊張した顔で父は手術室に消えていった・・。
手術控え室っていうのがあって、そこで、誰か一人は必ず待機してくださいと言われた。
何かあったときのために、必ず誰か居ないとだめなんだって。
母と弟と私と義妹で交代しながら、手術が終わるのを待った。
手術は長いから・・・。
こんなときばかり墓参りでごめんなさい・・(´Д`;)アセアセ
娘と旦那は、帰った。
義妹と甥っ子は、夜9時を過ぎた時点で、帰ってもらった。
先生の事前の説明では3時間〜5時間、丁寧にやればいくらでも時間は延びてしまうそうで・・。
手術が終わったのは、9時半でした。
説明室に呼ばれた。
切り取った胃袋がバットの上に・・・(´Д`;)アセアセ
母は「・・・・!!!」とどこかへ消えてしまった。
弟と二人で先生の説明を聞く。
紙を切り取って詳しく説明してくれました。
周りのリンパ節も切り取ったので、これを病理にまわして、
詳しく検査してどのくらい転移しているのかを調べるのだそう・・。
転移の方法は三種類あって、
1、血液にのって転移するもの(肝臓などへ)
2、リンパ節から転移するもの
3、癌細胞が回りに直接転移させるもの
と、先生から説明があった。
癌は、手術が終わりで、終わりではなく、
これから5年転移が見られなくて「完治」とするのだそうだが・・・・。
その後、麻酔が覚めるのをまって、ICU(集中治療室)に面会に行った。
もうろうとしてるのか、変なことばかり口走っていた。
「お〜〜生き返った〜」
「丸い可愛い女の子がいたよ〜」
「おなか減ったな〜」
父が話すのを聞いて、ちょっとほっとした。
母は「しばらく焼肉食べられないわ・・・。」
って、オイ(*`ε´*)ノ彡☆
胸がドキドキ・・・。
その夜は、一人で父の家に泊まった。
なかなか眠れなかった。
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