日日平安録

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「デュー・デート 出産まであと五日!史上最悪のアメリカ横断」☆☆★
 
「ハング・オーバー」シリーズのトッド・フィリップス監督作品で、最新作「ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える」の前作にあたる映画。
順序が逆になったが、何とか映画館で観ることができた(目黒シネマにて)。
 
「大災難PTA」とそっくりだなぁと思いながら観ていたのだが、すでに沢山のひとが指摘しているみたいね。
「大災難PTA」は徹底的にドタバタ劇だったけれど、本作は比較的登場人物の人間性の部分が丹念に描かれていて、コメディとしては弾けた笑いを作り出していなかった。
言い方を変えると、トラブルを起こすザック・ガリフィアナキスが決して悪人ではなくて、天然の性格で他人を困らせてしまうような人物であるため、純粋に嗤えないのである。
「こういう迷惑な奴、いるよなー」という程度の不快感で終わってしまい、気持ちにモヤモヤが残る作品になってしまっている。
 
また、トラブルを蒙る側のロバート・ダウニーJRが善人顔というよりも悪人顔なので、寧ろ途中でザックを置き去りにして逃げかけるあたりで、「何という嫌な奴!」と思ってしまうほどであった。
そういう意味ではミスキャストなのかもしれないが、二人とも芸達者なので結局最後まで面白く見ることができた。
 
要するに、一つの作品としては説得力のある良作ではあるということなのだ。
笑えないけれど、面白い映画であった……というのは矛盾した言い方でしょうか。

バーレスク

「バーレスク」☆☆☆
 
個人的なことを言うと、ショービジネスの裏側を見せるバックステージもの映画は好きではない。
特に最近多い、現実に成功を収めた有名人が「いかに成功を手に入れたか」なんていう実話バックステージ映画が大嫌いなんである(あえて題名などは伏せとくけど)。
 
そんなことから、「バーレスク」も何となく避けていたのだが、観てみたら案外良く出来ていて、気持ち良くさえあった。
主演のクリスティーナ・アギレラという女性は、名前以外何も知らなかったことも幸いしてか、結構好感を覚えたほどである。
 
そこで、この作品の何が良かったかを考えてみた。
ストーリーとしてはよくありがちなアメリカンドリームを追う女の子のサクセスもの(努力より資質で成功するもの)だし、ストーリー展開も周りの人物の描き方もさして新味はない(ポール・ヴァーホーベンの「ショーガール」みたいに、女たちのギラギラした蹴落とし合戦になったらどうしようかとドキドキもした)。
 
では、何が良かったか。
それは、大きなショービジネス界ではなく、ロサンジェルスのつぶれかけのバーレスクラウンジを舞台にしているという点。
結局、映画の中で主人公が手に入れたのは、大々的なショービジネスでの成功ではない(勿論ある程度の成功と名声は掴み取るが)。
それよりも、好きなひとたちと一緒に、好きなことをやって生きていける自分の場所を手に入れたことの方が、彼女にとっての幸福につながっていたに違いない。
そうした個人の幸福のために奮闘するドラマと考えるならば、実に気持ちのいい作品であった。
 
追伸
一番好きな役者は、オカマの衣装係を演じていたスタンリー・トゥッチである。
「プラダを着た悪魔」でも同じような役をやってたよねー。
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「SUPER 8/スーパーエイト」☆☆☆★
 
私はこういうジュブナイル映画が大好きである。
本作品はSFと少年少女のビルドゥングスロマンがうまい具合に融合されたジュブナイルなのだ。
 
J・J・エイブラムズ監督自身が公言しているように、本作は80年代スピルバーグ関係作品を意識して作られている。
なので、あの頃のスピルバーグ印に馴染んだひとには、どこか懐かしい感触が得られる映画である。
それは、「未知との遭遇」だったり「E.T.」だったり、あるいは「グーニーズ」だったりする。もっと言うと、「ジュラシックパーク」や「プライベート・ライアン」「宇宙戦争」も感じられるだろう。
それらを露骨に作中に吹き寄せるのではなく、きちんとストーリー展開に必要な要素として盛り込んでいるところに、監督の才気を感じる。
監督インタビュー(「映画秘宝」)によると、映画製作中に、製作総指揮のスピルバーグからしばしばアイデアやヒントを貰ったということだが、それでもちゃんとエイブラムス映画になっていると思う。
 
しかし、観ていて、つい無いものねだりをしてしまう自分もいた。
それは、スピルバーグだったらもっとはっきり見せるだろうなぁという場面があったり、スピルバーグだったらもっと執拗に怖さを盛り上げるだろうなぁとかいうところが案外多かったのだ。
別にジブリではないのだから師匠の亜流作を作る必要はないのだが、どうせならば徹底的に真似して作った方がもっと面白く(観客の気持ちを掴んでグラグラと揺さぶるように)出来上がったのではないかな、と思う今日この頃である。
 
ちなみに、私が一番いいと思ったのは、何ということもないアメリカの田舎の町並だった。
 

ブラック・スワン

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「ブラック・スワン」☆☆☆★
 
私の友人がこぞってみんな観に行って、みんな「「ブラック・スワン」観た?」と訊いてくるのでうんざりしたが、ようやく観に行くことができた。
 
それにしても、ダーレン・アロノフスキー監督作品がこんなにメジャーになる日が来るとは、デビュー作「π」の頃には想像もしなかったよー、あたしは。
 
さて、本作は怖くて痛い映画だったなー。
主人公の精神的な痛みを、全て身体的な傷や痛みとしてヴィジュアライズして表現しているのである。
ナタリー・ポートマンがどんどん狂気に蝕まれていくと、どんどん痛そーな映像が増えていくのである。
主人公の主観的ヴィジョンを映像化して、あたかも客観映像のように見せる方法は最近多い(「シックス・センス」あたりから流行った?)けれど、それらに慣れた観客にも本作はグイグイ引き込まれてしまう迫力に満ちている。
それは単なる精神崩壊の気味悪さだけをクローズアップしているわけではなく、われわれにも覚えがありそうな原因理由を丹念に見せているからだろう。
それは、仕事に関する強いプレッシャー(プリマドンナを完璧にやり遂げなければならない重圧)だったり、非常に厳しい家族からの干渉(異様に性に厳しい母親)だったりする。
 
ナタリー・ポートマンは言うまでもなくこれまでで最高の演技を見せていると思う。いつも辛そうな顔をしているが、見ていてこちらも息苦しくなってくるほどである。
 
せめて、せめてほんのちょっとだけでも救いがあれば良かったなぁ。
でも、アロノフスキーがそんな甘っちょろい作品を作るわけないか。
 
 
 
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「ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える」☆☆★
 
知り合いから誘われて、一足先に試写会で観てきた。
衝撃的に面白かった一作目を観たひとなら、間違いなく二作目も観たくなる作品。
 
正直に言うと、プロットや物語展開は第一作と全く同じである。
それを承知で観た方がいい。
その上で、どう新しい要素を入れているか、どんなやりすぎギャグを入れているか、を楽しむのが正しい観かたであろう。
そういう意味では、観客を限定してしまう作品かもしれないね。
 
私はそれを理解して楽しみながらも、もっと他のストーリー展開で観たかったなぁという気持ちも半分あった。
嫌いになりきれない魅力(特にキャラクターの魅力)に溢れているが、続編があるなら、別の物語で観たいと思う今日この頃である。
 

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