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愚痴VS自慢

那須の小さな居酒屋というかラーメン屋に時折顔を出して軽く晩酌をする。焼酎のボトルも入れてある。そこは一人客が割と多くてそういう客は店主とよく話しているのだがもちろん小さな店なので話している内容は筒抜けである。店主と話すと言うより店主が聞いてあげているという風情である。それで大抵は愚痴とか不平不満とか、愉快な話はほとんどない。そんなこと店主に言ってもどうにもなるまい。文句があるなら直接当事者に言えば良いなどとは私だから言えるわけで、世の中の多くの人は直接言えないから、居酒屋に来て店主に愚痴を聞いてもらうという構図のわけだ。さてそれで愚痴を人に聞いてもらうと、スッとしてストレス発散になるんだろうか? そこがよくわからない。聞いてもらって楽になるという面はあるのかもしれない。だが同時に人への怨念怨嗟などネガティブな思考を言葉に出すことでますます負のオーラが我が身を包む面もあるとわたしは想像している。いずれにせよ言わずに済むのが一番である。

わたしの古い友人で時々電話をしてきて愚痴ばかり言う人間がいる。愚痴は聞きたくもないけど古い友人だし、それ以外は良い友人なんで仕方なく付き合う。ただわたしは適当に合わせるというのは苦手というかする気があまりないので、まあひとしきり聞いてそれで率直に自分の意見を言う。その意見が癇に障って友人が腹を立てるということがけっこう多い。結局わたしの意見など求めていないのである。ただ同意してうなづいて欲しいだけで、そこで反論された日には、それくらいなら直接言った方がましだと思うかもしれない。まあ古い友人だからか珍妙に会話は進む。愚痴とそれに対する反論とさらには自慢の応酬になる。彼は愚痴を言って私は自慢を言って、これでお互い様というのかどうかよくわからないが意外と話は尽きない。

世の中には人の愚痴を聞くのが好きという人もけっこういるようだ。たぶん相手を下に見て己はまだ幸せだと安心したいタイプの人間。そういう人間は人の自慢話を聞くのが大嫌いだ。自慢話ばかりしやがって、、、と自慢話は悪いものだと思い込んでいる。だがさしたる根拠はない。愚痴を言うのはみっともなくなくて自慢をするのがみっともないという命題が仮にあるとして、それについて納得のいく説明をわたしは聞いたことがない。ちなみにわたしは人の自慢話を聞くのが基本好きだが、それでも程度の低い自慢話というのはたくさんあって、そういうのを聞きたくはないけど、まだ本人の気分が良いだけに愚痴を聞くよりはマシかなとは思う。

ということで、さて愚痴と自慢話、あなたはどちらを好まれますかな? わたしは客観的にも自慢話の方が愚痴よりはるかに上等な人間の行動だと思っている。なぜならまともな自慢話というのは文章にして読むに耐えうる。人を納得させたり感心させたり或いは呆れさせることができる。一方わたしは文章にして読むに耐えうるまともな愚痴を聞いたことがもとい読んだことがない。少々まともなことを言っているつもりでもそれを文章にするとたいていは大したことがないのに、ましてや愚痴など書いたらそれはろくな文章になろうはずがない。

それにしてもわたしの自慢話を毎日毎日読んでいる常連が多いけど、よく飽きませんな?そんなにわたしは自慢話が上手いのだろうか? ちなみにわたしは書いていて全く飽きない。だから自分のために書いている。それでせいぜい笑っていただければそれでけっこうというところである。

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    おはようございます。
    よく愚痴なのか相談なのかどちらともいえない話を聞く機会が多いのですが、明確にこうしたら?と助言するとほぼ反発されたり結局やってくれなかったりされたので、ある時「ただ愚痴をきいてほしいだけなんだな」と割り切りました。なので僕は愚痴より自慢話を聞くのが好きで入り浸らせて頂いております(笑)

    [ まっちゃん ]

    2018/10/25(木) 午前 8:58

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    ご自分も自慢話を得意にされたらよろしいですよ。

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    2018/10/25(木) 午後 9:04

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