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所有するマンションの賃借人が退去したのは3月、そこでわたしと査定業者と借りた方が立ち会って退去時の現状の確認を行った。そこで原状回復の費用を見積もるわけだが、そこではわたしは何も指摘しなかった。業者が段取り通り進める。10年以上住んでいただいてわたしの購入金額に近い家賃を払っていただいた。ありがとうございます、である。細かな指摘など野暮である。主要駅からほど近い75平米を超える立派なマンションがタダで手に入った。それで充分である。
1週間後業者から見積もりが来た。賃貸契約では退去時に原状復帰費用に加えてルームクリーング代を入居者が負担するという特約がついている。管理会社の決まりで1平米1000円とからしい。それ以外はすべて大家の負担ということでわたしは了承している。クリーニング代を敷金から差し引いて入居者(法人)に返却するという流れであるが、その後2ヶ月しても、何も言ってこない。同じ見積もりが入居者側に行っているはずだが、どうなっているのか?
考えられるのは
1、単に事務の遅れ
2、管理会社と入居者側で揉めている
どっちかしかない。2で揉めるとしたらクリーング代しかない。他は請求していないのである。これはあり得ることである。仮に契約書で特約があっても高額なクリーニング代を入居者に請求できないという判例もある。管理会社としては大家にも約束していることなのでハイそうですかと大家に丸投げでは面子も立たない。だから両者で揉めているのかもしれない。
そのマンションは結局売りに出しているので現状は退去のまま。そこで売って引き渡す前に綿密に部屋を確認して写真に納めた。10年以上住んでいたわけである。普通に暮らしていたつもりでも過失とか故意で小さな傷ぐらいつくのが当たり前である。
1、下駄箱の上の擦り傷
2、お風呂のタイルがひび割れているが、ひび割れそのものは大家の負担で
あるが自分でDIYで修復してはいけない。こうやったらちゃんと直すの
が大変である。
3、画鋲くらいは文句はいわれなが、柱に釘で穴を開けてはいけない。
4、鍵も紛失で交換しているが、その時に勝手に安い鍵に換えている。
こういったものをリストにして写真に撮っておく。揉めたらこれで反論するわけである。何も言ってこなければそれで使い道はない。
これを何もせずに買主にわたしてしまえば、どんだか工事されて何も証拠が残らない。あとから揉めたら臍を噬むことになる。ひょっとしてと考えて備えることである。
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