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そんな金など要らない

お金の稼ぎ方にこだわるのは金がない時からで2回ほど相続も放棄している。戦えばいくらか取れるケースだったんだろうが気持ち良く放棄した。金がない時から自分で稼ぐって矜持があったし、こんなところでこんな連中(せこい身内)と揉めてるようじゃ先はないなって自分でわかった。これが意外とできない。金が欲しくてみんな骨肉の争いを身内でやる。

会社は54歳で自主退職した。別に早期退職でもなんでもない。何年か待っていれば退職金割り増しの応募もできたはずだし、その働いている間の給料だって、今とは全然違うから、その金の差だけでも家が買えそうなくらいの差になっている。でも別にいい。自分がやりたいようにやる。会社もしがみつくようになると惨めったらしいし、え、何で辞めるの?て言われるうちに辞めるのが華だろう。

そういうことで結構ええ格好しいなんだと思うが、何かそこにちゃんとお金もついて回るというのも不思議だけど事実そうなってる。入ってくるお金を選ぶというのは案外重要じゃないかしら? 変な儲けを追いかけずに自分のスタイルを貫くってことで、それは何をやっても私はそういう主義だ。だからうまく行っているというより、そうしたいのである。

その方が得じゃなくてそうしたいと思うから。それでうまいこと行くんだから随分幸せな人生だ。そんな金など要らない、なんて自分でも思う。格好いいなって。

54歳で会社を辞めた時に、ハルトモお前どうすんだ? 随分聞かれたけど、「さて、どうすべえかな?」そう答えたら何人かには言われた。格好いいね、って。いろいろ計算してもその通りになるわけじゃなし、得だかどうだかよくわからない。でも格好いいなって思えるものを積み上げていけば、それで一生が格好いいってことになるんじゃないかと思う。逆に言えば得だか損だかよくわからんのに格好悪い事する気にならんよ。

そういう判断をしていけばそれほどおかしな人生にはならないような気はするんだけど、私だけかな? 上手くいくのは?

取締役

前の前の会社のHPをなんとなく久々に見てみたのだが、私の同期入社組が取締役に昇進していた。(別に付き合いはない)50代を半ばを超えてようやくという気がする。これくらいの年で役員になるのが日本企業では多いと思うが,
取締役のようなポストは役割を期待されてと言うより長年忠実に組織に仕えてきたご褒美という性格が強いからだと思う。だって入社して35年だよ。よくそれだけ長く頭を低くして上に仕えてこれたと感心する。それも安月給で。売り上げは35年前より減っているくらいの会社だから昇進に能力は全く関係ない。ゴマスリと世渡りというまあ良く言えばコミュニケーションスキルだけが昇進のクライテリア。何を言おうがビジネスが伸びていないのだから有能な人間はいない会社なのである。

それでしばらくするとどこかの子会社に出向して65歳くらいまでは使われて退職した時には疲労困憊、そんでもってそれほどリッチでもない。私は8年で見切りをつけてさっさと辞めたがその後27年もいたんだなあと全く感心する。まさか読んでないだろうな?このブログ。読んでたら怒るだろうが、そう思っているものは仕方ない。だがきっと本人はすごく達成感があると思う。長年我慢してきた苦労が報われたと思っているだろう。やはりご褒美だから。

サラリーマンのご褒美でクーちゃんのことを思い出した。今は中学の校長をやっている。教員の校長というポストは最大のご褒美で、なんだか教員の世界では教頭はめちゃくちゃ忙しいが校長は暇なんだそうだ。何故か? 上がりポストの校長をのんびりやれるように、勝手にそういう組織に作り上げたからだ。校長が暇ということは社長が働かない組織ということ。ロクデモナイがそれで通用するのが教員の世界ということだ。

取締役、校長、だがご褒美を言ってもそのご褒美は私から見るとかなり慎ましい。到底30年40年の我慢に値するとも思えないが、それで割とみんな満足しているのに結構私は驚くのね。やはり考えかたが私とは違うのである。というか私が変わってんだろうね。

半沢直樹

倍返しでブームになった半沢直樹だが、ドラマの最後にセントラル証券に出向になっってその後はどうなったか気にはなっていた。その後の顛末はすでに本になっているのだがわざわざ新刊本を買う気もしなかったのであるが今月ようやく文庫本が出たので買って読んでみた。すぐに読める本だ。

この半沢直樹という主人公は不満にあえぐ世のサラリーマンが快哉をあげるヒーローである。小説としてよく構成と筋立てが練られていて表現も巧みであるから読む価値はあると思うが、ただわたし個人としては半沢直樹にそれほど感情移入できないし快哉もあげない。

言っては悪いが、わたしが会社にいたときはわたしの方が半沢直樹より激しかったと思う。だってやられてからやりかえすんでしょ。ハルトモ君はやられないもの。先制攻撃だよ。そもそも半沢はあくまでも筋を重んじる組織人である。どこか組織人としての可愛げを持っていて窮屈さに耐えながらそれをバネにしている。だからこそ世のサラリーマンは共感を感じるのだと思う。わたしはもっと勝手で傍若無人で共感すら感じさせないサラリーマンだった。いわゆる顰蹙を買う人間であった。

この性向は今の職場でもおなじで浮きまくり顰蹙を買い呆れられている。そのわりになんだかいつもご機嫌で孤立しようが気にする様子もない。それで周りはますますイライラする。ハルトモはそういう人間である。それでも半沢直樹でも大した暴れぶりだから実際はいないと思う。

小説では半沢直樹は40歳くらいの設定になっている。わたしは40歳でマネージャ職に昇進してさらに傍若無人ぶりがエスカレートした。普通そのあたりから元気の良いサラリーマンであっても次第におとなしくなっていくものである。給料が増えてポジションが上がるとそれを守りたくなるからだ。わたしが逆をできた背景にはいつ首になっても困らない経済基盤がすでにあったということがある。半沢直樹は組織人だからこのままいくと必ず大人しくなるとわたしは思うね。そんな金もないようだし。

わたしはもう40年近くサラリーマンをやってきているが、わたしに近い人間にあったことがないし、誰に聞いてもわたしのような人間は他に知らないと言われる。半沢直樹は礼儀正しいから言葉はきついが目上人間にはそれなりの敬意を払う。わたしは相手が社長でも嫌な奴だと思えば露骨に顔に出して鼻で笑っていた。ひどい話であったが、今となっては楽しい思い出だ。もちろんわたしにとっての楽しい思い出だ。私から笑われた相手にとっては不愉快な思い出だろう。

さてこの続編もすでに出版されているが、これはまだ文庫本になっていない、と思ったがそこで気づいた。アマゾンで中古が買える。調べると文庫本なみの値段で中古の本が買える。ということでさっそく発注した。話が続きであれば半沢直樹も多少ポジションがあがり歳もくう。であるからもし今までの暴れぶりをキープさせるのであれば作者はそこにぜひ合理的な理由をつけてほしいものだ。株で儲けたとかね。

サラリーマンと相場

サラリーマンで株式投資をして経済的自由を得たいと夢見る人は多いと思う。相場で儲けて会社を辞めたいとか。たぶん毎日働いていて楽しくないんだろう。その夢を実現する人というのはほとんどいないけど、その少ない事例で言うなら、ブログを見渡すと、まずあらなみさん、この方も長年サラリーマンをおやりになった。以前けっこう熱いサラリーマンだったとか言っていた記憶がある。それでたぶん相当自信ができたのとたぶん資金が太くなってそれで辞めて専業になられた。ただサラリーマン生活は楽しかったはずだ。ブログでも人生は楽しむものと心得ていることが伝わってくる。

あとベトナムさんは今でもサラリーマン。サラリーマン生活をとても楽しんでいらっしゃる。ブログを読めばよくわかります。この楽しむというのも2段階あって、まず相場で成功していなくても仕事は楽しくおもしろくやっている。それに加えて相場で金が入るといろんなことが金の制約を気にせず自由にできる。クビというのを怖れないので保身でビクビクという感覚は消えて泰然自若としてくる。もうこうなるとサラリーマンでも楽しくて仕方ない。わたしは個人的にベトナムさんは働いてくれと会社から言われたら仕事を続けると思う。だって楽しそうだから。でも辞めても人生を楽しむだろうからどっちでもいいのだろうと思う。

お二人と並び称すつもりもないけど、わたしも長年企業で働いて、今でも児童養護施設で一応給料はもらっているのでサラリーマンである。わたしも上のお二人と同様、どこで何して働いても毎日楽しめる。施設の仕事はやめるけど、いる以上は楽しくやっている。それもかなり勝手きままにね。

会社勤めを振り返ると、わたしもやはり2段階あって、別に相場とは関係なしに仕事は楽しかった。それで相場で儲けるともっと楽しくなった。会社では何を言われても堪えない。普通は不愉快に思うことが不愉快に感じないのね。傑作だったのは上司のいわちゃんも相続だけど相当リッチでかなり浮世離れした上司と部下で、もうやりたい放題だった。

それでこけないのがおもしろいとこで図にあたってどんどか事業部が大きくなる。自動車部品なんて地味も地味な業界で10数年の間に0から年商200億円、経常利益が40億円とかになっちゃった。でもふたりとも会社との距離感はわきまえていて、さっさと会社とおさらばした。もともと大きな会社だったから売り上げが伸びれば伸びたで、そういう人材が跋扈するようになる。わたしは加藤清正、あとは石田光成や小西行長とかがやってそれで会社がおかしくなるならおかしくなれば良いのだ。どうでもいいことである。

話のついでに言うなら日本のサラリーマンは会社を儲けさせることに不自然に熱心すぎる。その半分の情熱でも自分の経済力を高める工夫をすれば良い。会社を喜ばせないことには自分の幸せはないといわんばかり。それで大して儲かりもしない。会社を伸ばすなんてそんなこと極端に言えばどうでもいいことじゃないかね? そんなのは資本家や経営者に心配させておけば良い。資本家や経営者が労働者のことを心配する程度かそれ以下くらいに、労働者は経営者や資本家のことを気にしておけば十分のはずだが、この日本ではそのバランスがひどく悪いね。

そういうことで結局3例見ると、全員に共通するのはサラリーマンしていて会社が嫌で嫌で辞めたいというわけではなかったということだ。どこにいても楽しむ術を心得ていて相場では儲かったのかもしれないけど、別に儲からんでも人生も会社も楽しくやる、儲かればさらに楽しい。それは見方を変えると分をわきまえるという視点とも繋がってくると思う。

サラリーマンで毎日楽しくない人間がかりにまぐれでも相場でもいや宝くじでもいいや、なんかまとまった金が手に入って会社を辞めても、やはり楽しくないと自分で思うのではないかね? 結局楽しくやるのは自分だしそれを決めるのも自分だから。自分で楽しめない人間はどうなろうが楽しめない。それでもっと儲ければ楽しいのかと思ってかそれでどこかで破綻する。そこらで辞めときゃ良かったのに、て人多いでしょ。

結局儲からなくても人生楽しい人間がますます儲けていよいよ楽しい。儲からなくてつまらないと思う人間は儲からなくてさらにつまらんと思う。そうことでないかしら?

不動産を売ると

わたしの友人知人でも住み替えて家を買い直している人間は何人もいる。最初マンションでそのあと一戸建てとかマンションーマンションというケースが多い。その場合元々住んでいた物件を売却するということになる人間が多いのだが、聞いているとほとんど損をしているように思える。古い友人のゆー君なんて買った千葉のマンションを売ったら2000万円損したとか言っていた。

不動産というのはよほどのバブルでない限りは買ったら値段が下がっていくものだから自分が住んでそれで売ればそれは負の差額が必ず出るということになる。まあその期間家賃を払っていたらと割り切れればいいのだが、それでも家賃2000万円は高すぎる。そこは上手にやりようはあるのであれば慌てて売らないほうがいいように思う。しばらく貸しておいてそれで所有物件の値下がりのカーブと賃貸収入でうまいところで売るという手がある。

ファミリーマンションは新築時から急速に値を下げて15年目くらいからはあまり下がらなくなる。つまり二次曲線だ。その一方で家賃収入はきちんと管理された物件なら下がり方は一次式。ということは新築でマンションを買って10年とか15年住んで手放すのは一番効率が悪くて、15年自分で住んだあとにできれば10年くらい貸してから売ると多少ましな利回りとなることが多いと思う。それができればである。

これは金に余裕がないとできない。新たに買う家も借金であればローンが重くのしかかるのでやはり損だろうがなんだろうが売って身軽になりたいと言うかそうせざるをえないというのが平均的な庶民だろう。不動産というのは株式みたいにワンクリックで好きなだけ買えるものではない。買うのにも売るのにも手間とコストがかかる。貸せる物件という注文はつくが売らずの済むなら売らないほうがだいたい得だと思う。

わたしは何軒も家を買ってきたが売ったことは一度もない。当分売るつもりもないが、ただ売ってもすでに結構家賃収入をいただいてきているのでおかしなそろばん勘定にはならない。以前自分が住んでいたマンションは新築で買って15年住んだ。買ったときより1000万円以上値下がりしているが、もう5年貸しているので800万円ほど家賃をいただいた。これからも当分貸せるのでまあそんな悪い計算にならない。他の所有物件はみんな中古で買っているからキャッシュフローはかなり良くて一番最初のマンションはあと数年で元本回収の見込みだ。

株式でも不動産でも資金に余裕がある人間がなにをやっても強い。資金に余裕があれば自分でタイミングを選べる。選択肢が自分にある。資金に余裕がないと選択肢がないということになる。選択肢がない人間というのはだいたい狙われるのである。行動がハンターに筒抜けだから。




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