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里見八犬伝
3年ぶりにふくちゃんにあった。ふくちゃんは前の前の会社の先輩で今年還暦だが風貌はあまり変わらず若々しかった。ふくちゃんは努めていた会社の人とはほとんどつきあいを絶ってしまっているが、わたしが何年かに一度生きているか試しに見に行っているというところだ。 車で木更津までわたしが出張った。時間があるからとけちって一般道で行ったが3時間ほどで着いた。ふくちゃんは元気であった。ただ大変だと。子どもが今大学の二年生で東京に下宿していてかつ今年定年で非常勤になってしまう。住宅ローンもまだ残っている、といううトリプルパンチなんだって。人の懐具合はよくわからないがまあ想像はつく。でも元気で暮らしているようで何よりであった。 若い頃はふくちゃんと一緒にサーキットに行ったりあちこち峠を走ったりしたものでまた遊びにいけるといいねなどと言い合ったがまあ数年かそれ以上は難しそうで、その時に元気で金と時間に余裕があるかはわからない。こっちは気長に待つしかない。車の運転が好きで一緒にハルトモと走ろうなんて友人は他にはいない。 飲んでそのままわたしは車で寝た。まったく問題なく寝れる。朝いったんおきて富津岬まで移動。そこで雨の中ぼけっと海をしばらく見ていた。この富津岬は千葉側の国道16号のどんつきである。最後は国定公園の駐車場で終わる。ここから先は海路で神奈川に通じているということになってうるらしいが、晴れていればどうやら富士まで見える絶景らしい。 東京観音。これは材木屋で富を築いた人間が酔狂で建てたらしい。本人はこんなもの建てて世の中のためになっていると思っているらしくて、世の中にはいろんな考え方があるものだと感心する。500円払って中に入り参拝するのは謹んで遠慮しておいた。 菱川師宣記念館。この人は江戸時代初期の有名な絵師であるが。この房総の出身なんだそうだ。浮世絵の美術館はことあるごとに行っているが有名なのはかなり時代が下がって1700−1800年代である。菱川師宣は1600年代、松尾芭蕉なんかと同世代。いわゆる浮世絵の泰斗という人だ。見返り美人はあまりに有名。 館山城、滝沢馬琴の大作、南総里見八犬伝の里見家の城である。今の城はただの博物館。ここにNHKの人形劇で使われた辻村ジュサブロー作の人形が展示されているが、まさに入魂の作と呼べる逸品でこれはみる価値があった。どんな価値だかよくわからないけどね。それから里見家の勉強にはなった。戦国時代にのし上がった大名で江戸からも近い安房に170年も続いたのに意外と目立たない大名だが歴史をたどるとそれなりにいろんなことがあったようだ。 昼飯には地場の魚をいただいた。昨夜たくさん食べたのでカロリーを押さえて金を押さえないメニューだ。昨日の居酒屋とかわらんくらいの昼飯になったが、美味しかった。高速代とかケチるのにこういうのはあまりけちらない。遊びでけちっているってことだ。帰りは素直にアクアラインで長躯帰宅だ。アクアラインてのはこれはいまとんでもない値引きをずっとやっているが結局採算はどうなってんだろう?ダムとか橋とか道路とか、この手のはうやむやに終わるものが実に多い。私が一番嫌うものだ。その場しのぎの無責任な保身。とても多いけどね。 |
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仙台の旧友とは楽しく飲んだ。帰ろうとしたらもう会計はすましたと言う。東北の人間はそういうところがある。遠くから客人を迎えたら丁重にもてなすのが礼儀と心得る。奥州藤原家以来の気質であろうか?その気持ちをいただいてオゴってもらっておいた。そこでいくらだ?払うよなどとは無粋。帰宅後さっそくいつも使うお酒の通販で立派なビールの詰め合わせを送っておいた。今はちゃんとのしまでつけてわたしの名前で送ってくれる。でもその酒屋仙台にあるんだけどね。
仙台のホテルは一泊3500円(朝食駐車代別)。小綺麗で宿泊客はビジネスマンと旅行客それも女性が多かった。朝は皆忙しく出かける準備や朝食でビジーなロビーで一人大浴場で朝風呂としゃれこんだ。なんだ?て視線を受けながら。それから一関まで、被災者用の仮設住宅に住む実母のまっちゃんを訪ねそして気仙沼へ仮設でない被災者用の恒久住宅の建設の様子を一緒に見に行った。
気仙沼の一等地に5棟で一まとまりのマンションが立ち並び、60平米弱の新築の2LDKにまっちゃん一人で住む予定だが家賃は収入スライドで月7千円だそうだ。10年かけて家賃はだんだん上がっていくがそれでも最終的にも2万円行かない。家具もくれるし、引っ越し代も出してくれるそうだ。その一方でまっちゃんの姉のしみちゃんの土地はきれいに県が整地してくれてそこは駐車場にでもすれば良いそうでその駐車場の収入で家賃も払える計算だ。
ずいぶんと恵まれた条件だがまあそういうことでみんなやっているってことだそうだ。申し訳ないくらいの手厚さだが逆にお金を出せと言われても出せない高齢者が多いのでこうなるということなんだろう。まあわたしには関係ない話だ。今の仮設住宅でもそんな悪くないと思うけど仮設住宅は全部撤去することになってるそうだ。ということで今までビルなどなかった気仙沼にニョキニョキと被災者住宅が建ち出しなんだかそこしづつ街らしくなっていっている。
気仙沼の食堂でおまかせ海鮮丼をいただいた。1580円。それから魚介類をいろいろ買ってクール宅急便でさいたまに送った。持って帰ってもいいのだがまだ予定が決まらないのでとにかく送った。その後夕食までまっちゃんと過ごして、そんでとにかく南に向かって一般道を走り出したが、なんとなく高速に上がってそのままさいたままで帰ってきた。12時すぎると高速代は30%引きになる。ちょうと12時15分に高速を降りた。結局1日で700キロ近く走った。670−680。
ティグアンは今回の旅行で平均燃費でリッター14キロ以上走った。割と踏んでいるのでこれくらいでもうチョイおとなしく走ればもっと燃費はよくなる。かつて同じエンジンとトランスミッションのトゥーランで気仙沼往復でリッター19キロくらい出した。それでわたしにとってはパワーに不足はない。踏めばターボとスパーチャージャーでよい加速をする。巡行すればターボもスーパーチャージャーも休み、かつ気筒休止する、クラッチを切り空走もする。
朝食後に自転車の整備をしてそれをなんとか片付けてそれから昨日追い抜いてしまった気仙沼の海の幸を待っていたが来た。今夜の夕食から明日の朝食まで決まっている。
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山寺は修学旅行の子供たちがうるさく彼らがいる間は芭蕉が俳句に詠んだ山寺という雰囲気はだいなしになる。少しは子供たちに山寺とはなにか教えているんだろうか?かと言って煩いからとイライラするようではまだまだ未熟。修学旅行客などどうせ時間に追われていつまでもいるわけでもない。特に山寺など午後遅くなるとそういう団体客は次の予定を目指し全て消え失せる。そこまで心落ち着けて待てるかどうかである。わたしは静かになった午後遅くの山寺でじっくりと写経に取り組んだ。時間のあるものは強いということだね。
夜は前の前の会社の同期との飲み会。彼もすでに転職している。スーツを着て、名刺をもらうとなにやら立派で聞くと東北と北海道を統括しているんだそうだ。お世辞を強要する上司が嫌いで会社を辞めたが、今の会社もそれなりの規模で以前いた会社と規模はさほど変わらないから、辞めて正解だったと言えるんだろう。先日名古屋であった同期は今でも同じ会社にいて名古屋の支店長で、これは辞めなくて正解と言えるんだろうが、結局選んだ道が正解だったと自分ではそう思うしかないってことだ。
別に出世したから正解とも言えないし出世しなかったら不正解だとも言えないが、サラリーマンなんてすごろくとか回り将棋みたいなもんだからどんな方法でも偉くなっておけば別にそれで良い。おべっかお世辞だって立派な出世の道具で本人がそれが得意だと思うならそれで頑張ればよい。ただわたしはお世辞やおべっかが苦手なんでそういう方法を取らなかったというだけだしまあゴマスリはつまらんとは思うけど人の趣味だから勝手にやる分には別に言うこともない。やっている人間はゴマスリとは言わないでまた別の表現、気遣いとか段取りとかなんか言うんだろう。
わたしは売りまくって出世したけどそれができるならそれは実に痛快だがまあギャンブルだった。やることなすことギャンブル、それで負けないてんだから不思議だった。まあ今となっては若い時代をともに生きた古い友人が懐かしいというだけである。また来月に場所を変えて人数を増やして再会しようということになった。日程はまだ現役で働いている人間が決めて、その日にわたしが行けば良い。わたしの都合の悪いはあらかじめ伝えておいた。6月は三日ほど忙しい日があるからと言っておいた。残った27日から選んでくれと。
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クリスマスとか誕生日とかあるいは結婚記念日でもよいのだけど、それ自体をお祝いするというよりは、それだけ時間が積み重なっていく感慨、それも幸せな時間であればあるほど、その日そのもでなくその日までに経過した時間全部をお祝いしたいという気持ちが強くなる、かみさんの誕生日で、それでかみさんの年齢を思うと、こんなに長くハルトモ君とつきあってくれているんだなあ、としみじみとする、ということだ。 誕生日と言えば誕生プレゼントである。それで東急本店をうろうろしてずいぶん探したのだが、あまり良いものが見つからない。かみさんがカラーコーディネーターのアドバイスを受けていてうすめの青色が合うとか言われているようで、それでそんな色の服をいろいろ買っている。クリスマスにわたしがかみさんに買ったのもその線のものだった。最近かみさんは娘とドライブがてらアウトレットに行っていろいろ買っていたし、それで服は止めて、そうだなと、それで財布が古かったのを思い出した。今の財布はもう10年以上使っている。しっかりとしたものなので壊れていないけど、まあ古い。それもわたしが買ってきたものだ。ではと薄い青色で良い財布はないかなとあちこち見て回ったがなかなか良い物がない。それでようやくひとつ見つけたが、少し安い。たぶん娘の財布よりずっと安い。娘は立派なものをハワイで買ってきている。だがまあいいかと思い直して買ってみた。しばらく使って買い換えても良いし、ものはそんな悪いものではない。きれいな包装をしてもらわずに自分のポーチに入れて持った帰った。 夕食はスペイン料理の店に家族で待ち合わせをした。わたしはスペイン料理でなくフレンチを主張したのだが、かみさんがスペイン料理と言うのでそうなった。それでディナーの最中におもむろにプレゼントを出してわたす。かみさんでもそういうサプライズの演出はそれはやりたいのがハルトモ君だ。いつも遊んでいたいのだ。財布を買うときにあえて現金で買った。カードで買うと値段が知れるからだが、そんでレシートを捨てないで持って帰ったのでそれをかみさんに見られてしまった。そしたらこんなするんだ。もっと安いかと思っていただって。わたしはというとEDWINの財布を愛用している。壊れるとまたEDWINを買う。3000円くらいの財布に何十万円も入れてそれも入れ方バラバラでたぶん窮屈だろうが、それでもわたしのところはそれほど居心地が悪くないようで金が去っていく様子はない。高い財布を持っていてそれで肝心の金が入ってない財布というのはわたしは格好悪いと思う。一方安いでも頑丈なな財布に札がぎっしりだとなんだか格好いいって気がする。なんにせよ意外性とかサプライズが好きなのだ。 |
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墓参りである。お彼岸は来週だが時期を外して渋滞を避けた。かみさんと高速で清水まで、墓参りはすぐ終わる。そんで清水の市場で昼飯を食って、食材と土産を買ってそれでまた高速にで埼玉まで帰った。昼飯にはマグロ丼を頂いたが、写真のもので1800円。どうなっだろうね? マグロより寿司飯の管理をもう少し丁寧にやったほうがいいんじゃないかなって思った。そっちで価値を落としちゃってる。値段の価値は正直感じない。我が家でかみさんが伊勢丹で買ってきたマグロで作るどんぶりの方がずっとおいしいや。故郷だからあまり悪くは言いたくないが、このご時世海鮮市場なんてどこにでもあるから、マグロはマグロ、そこでは差はつかない。デテイルを詰めていかないと競争力は出せないじゃないかなって思う。 夕食は清水で買った食材を頂いた。まあ悪くはないが伊勢丹で買ったほうが旨いな。なんでも伊勢丹で買っておればいい。はるばる出向いて買ったありがたみはないってことだ。考えてみれば当たり前だな。自分で運んだかドライバーが運んだかで、どっちでも変わらん。ところで期待しなかっただし巻きが意外とうまくて感心した。きっと焼いた人が上手なんだ。 |




