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今日は、久しぶりにお薦め本です。 『齋藤孝のざっくり!世界史』(齋藤孝著)。 齋藤孝さんといえば、NHK教育の「にほんごであそぼ」の監修もやっているとかで、小学生向けの国語関連の書籍も多く出している人です。 そして、一方で友達同士の付き合いや生き方などの本も出しているようで(私は読んだことないので内容はさだかではありませんが。 その齋藤さんの世界史の本です。 これは、その前に『ざっくり!日本史』という本もだしているようで、その流れで書かれたもののようです。 そういう、日本文学や教育分野で活躍している齋藤さんの世界史の本というので興味深く読ませてもらいました。 たぶん、小中学生や高校生など受験とかそういうものの成績や成果があがる本ではないように思います。 子どもの頃あまり世界史に関心がなかった人がちょっと興味をもったり、私のように世界史は好きだったけどあまり身についてない人間に、新たな世界史の面白さを発見させてくれたりと、大人(社会人)のための世界史の本という感じがしました。 私は暗記は苦手なので年号覚えたりとかは大嫌いだったけど、この齋藤さんの本のように年代とかよりも時代の流れや「ざっくり」とカテゴリーにわけた歴史の見方はとても面白く読めました。 教育やコミュニケーション術などに長けている齋藤さんだけに、文章もとても読みやすくわかりやすかったのもよかったかもしれません。 まあ、以下はメモ書きに近いような、私のこの本を読んで感じた(もう本当にたくさんのことが頭をめぐりました)ことを、簡潔に書いていきます。 本当、頭の中のごちゃまぜを書いてるだけと思って、深くとらえないでください。 っていうか、ぶっちゃけ読みとばしてくれていいです。 「見られる側は見ている側に支配されている」→情報を制するものは世界を制す? 「相手の言ってること(テーゼ)にあえて対立すること(アンチテーゼ)を言い、その矛盾をのりこえようと、いろいろ意見を言い合っているうちに、もうひとつ次元の高いところに概念がぽっと生まれる(アウフヘーベン」→こういった弁証法的な構図が古代ギリシア哲学の求めていた「知」の形→中世の教会は「知」=「神」を独占することで権力をたもった コーヒー栽培によって多くの黒人奴隷が過酷な重労働の犠牲となった→奴隷制度はなくなっても、今も先進国とコーヒーを主な輸出品として安く買い叩かれる国という構図は残っている マルクスいわく「資本は自己増殖を行う価値の運動体である」 マックス・ウェーバーいわく「官僚制の必然的な結果として社会主義は滅びる」 →「平等」と「独裁」は紙一重。 「人は経済的なポジションや収入によって、考え方が変わってくる。だから、文化は経済的な基礎によって変わってくる」(マルクス) 「ヒトラーは、もともとドイツ国民の心の中にあったユダヤ人に対する差別意識を拡大することによって、仮想敵を作り出し、それを排除することで、優等民族の高揚感を作り出すとともに、団結力を高めていった」 とこんなものでしょうか。 ま、他にもいろいろ思ったことはあった気がしますが、とりあえず強く印象に残ってる部分はこれらです。 みなさんもぜひ一度読まれてください。
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