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横浜戦を前に気合を入れる矢野=甲子園【デイリースポーツ】
阪神・矢野輝弘捕手(39)が11日からの、最下位・横浜との3連戦に向け、虎ナインに改めて“油断厳禁”の号令を発した。開幕ダッシュには成功した。だが忘れてはいけない。昨季も序盤に最下位・広島に3連敗を食らったのを端緒に、泥沼9連敗を喫したことを。2000本安打が期待され、言葉を発しづらい立場の同級生・金本に代わり、最年長捕手が首位を走るチームを引き締め直した。
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開幕ダッシュには成功した。ただ、分かってるとは思うが、いま一度、全員で肝に銘じよう。最下位チームが最も恐ろしい敵であることを-。
虎の最年長捕手が、11日からの横浜との3連戦に向け、油断厳禁の号令を発した。
「横浜だって、これまで、本当の力を出し切れてるとは思えんしな」
チームは開幕から9勝2敗で首位を走る。巨人、中日にも勝ち越し、再び開幕カードでは3連勝で下した、横浜が相手となる。だが矢野は言う。
「当然のことやけど、気を引き締めていかなアカン」
横浜は現在リーグ最下位。だが、長いシーズン。思わぬところに、落とし穴はある。
昨季も、開幕カードで広島に勝ち越したが、その広島との2度目の3連戦(07年4月28日から)で“落とし穴”が待っていた。当時、最下位に低迷していた広島に、まさかの3連敗を喫し、これを皮切りに泥沼9連敗。前半戦低迷、覇権奪回を逃す最大の要因を作った。
それだけに、11日に登板する安藤が、開幕戦から2連勝と波に乗っていることにも「いつもいい状態で投げられるとは限らんし、その中で、何連勝とかにとらわれず、目の前の試合をどう戦うかしかない。オレもそういうリードをしていく」と油断を捨て切る。
「今、先発には勝ちがついて、中継ぎにホールドがついて、抑えにセーブがつく戦いができてる」。まさに猛虎の理想の勝ちパターンが続いている。「オレらは、いかにこの流れを切らずに、続けていけるかや」。
波に乗っても、決して調子に乗らず、猛虎らしい戦いに徹する。改めて油断厳禁-。その言葉を胸にハマに乗り込む。
[デイリースポーツ]
[ スポーツナビ 2008年4月11日 11:09 ]
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