|
前回の続きで、第六回建築探訪in兵庫の3回目ですね。 DINaを後に、次なる目的地!のはずでしたが、桃レンジャーがこんな事を! 「石井修氏設計の目神山の家が改修前に見学ができるそうですよ」と・・・ 急遽予定を変更し、地図を開け目的地を検索・・・ 住所が分からない・・・^^; と、またまた桃レンジャーが携帯でなにやら検索中。 なんと現在その建築を管理されている会社の連絡先が判明!(やるな桃レンジャー) 管理会社に連絡を取り住所Get!&Let's GO ━ 西宮市の山手にある自然豊かな場所で、大きな邸宅ばかりが立ち並ぶ。 12番坂を登っていると!!発見しました。 目神山の家7 設計:石井修/美建・設計事務所 所在:兵庫県西宮市甲陽園目神山町 用途:住宅 木々の間からその自然な姿を覗かせる。 1階はコンクリート造としその上に木造が組まれている。 周りは石積みで敷地を囲い、玄関までの程よい距離を演出しているよう。 一通り辺りを見た後、玄関へ! どことなく住宅というよりも山小屋のようなエントランス。 玄関より少し視線をずらしたところに階段がある。 コンクリートの壁で区切られたその階段は、上部から天窓より降り注ぐ 陽光とその先にある中庭からのバウンドした明かりに照らされ 図られた招きの演出がされている。 内部に入るとよく分かるのが敷地の形状である。 最近のこういった山地での建築では、造成をし擁壁で囲み平面の上に家を計画するが ここはそうではなく、以前よりの傾斜をそのままにし建築を合わせている。 なので内部には数箇所、数段の階段が用意され、それぞれのレベルまで到達できる。 また、その高低差のおかげで適度な視界の差が生まれ、決して閉塞感を感じない。 しかも階段正面の中庭や周囲に配された庭によって室内まで程よく光が入る。 居間には階段の両側に扉があり回遊できるようになっている。 大きな丸太の梁が視線を奪い、とても力強い空間がそこに広がる。 障子にあたる光もやわらかく窓際を照らし、奥までは届かない。 その薄暗くやわらかい光がとても心地よく、ゆったりとした時間が流れる。 中央には暖炉が据えられ、冬の景色を想像することができる。 敷地に生える植物と辺りに生息する木々、障子に写る葉のゆらぎ、どこからか聞こえる囀り。 石井氏は「見せない建築」をうたわれている。 そこに自然と溶け込み、来年、5年後、10年後・・・・ 先を見据えたときに溶け込む。 ありのままの生活と自然がリンクし、生活を楽しむ。 私自身、この建築と出合った事で自分の中で何かがときめいた。 決して新しい建築ではない、しかしながら私には新しく懐かしい。 この後、私が訪れる建築は京都のお寺などに偏ってきてる。 過去から学び現在に活かす。 心にひとつの光が灯った建築です。
|
全体表示
[ リスト ]




目神山町、環境の良い場所に建っているのですね!自然と溶け込んで、生活と自然がリンクし、生活を楽しめるなんて・・ほんと、これが一番良いですね!そうありたいです^^
2007/5/18(金) 午後 3:34
kyokoさん ほんとそうなんですよ。溶け込むってこういうことなんだと痛感しました。人が造ってはいるのですがもともとそこに存在していたような、そこにないといけないような気にさえなりました。
2007/5/18(金) 午後 4:43
自然に溶け込む、私もそういう建築が一番好きです。角までガラスが採られている窓がいいなぁ。それにしても桃レンジャーさんは心強い味方ですね!
2007/5/20(日) 午後 0:04
ぎょらんさん 人が造る自然も大切ですがあるものを活かし生かす! そこに邪魔せず存在することがこんなにも大切な事だと痛感しました。 桃レンジャーさんに感謝です。
2007/5/21(月) 午前 8:46
めがみやまのいえ7のMです。
2012年5月1日発売の”BRUTUS” No.731「居住空間学2012」(2012/5/15号)の「住み継ぐ 」ごらん下さい。建築当初の写真も見ることできます。修復依頼の工務店はシリーズの施工経験もある羽根建築工房さんです。
2012/5/4(金) 午前 2:38 [ M ]