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最近、なんだか風が強くないですか? 自転車通勤の私にはこの風がとても強敵でして 行きはよいよい帰りは進まず・・・^^; やっとも思いで帰宅しても苦労の汗がジワ〜ッと; もっと清々しい汗を掻きたいものです。 さて今回も第十三回建築探訪の続きです。 伊賀市役所を後に次に向かったのが三重県名張市です。 川口クリニック 設計:米田明 所在:三重県名張市桔梗が丘 用途:診療所 幹線道路を走っていると、沿道にシルバーに光りニョキッと首をもたげた蛇のように宙に浮いた 建物が目に飛び込んできます。一見何かの美術館かと思うぐらいのインパクトです。 約16mのキャンティレバーは、電車やバスと同じように外板自体が構造部材とないる 「モノコック構造」を採用しているそうです。その分壁面には最小限の開口部しかなく 1階診療所には天井に設けられたトップライトでのみ自然光が入ります。訪れたときは 6月とわりに太陽高度の高い時期だったのか、そのトップライトには残念ながら簾が乗せられ 自然光を遮っていました。地上から分離した2階は主に医院長室となっています。 この土地は、宅地開発で出来たところで、設計者の米田氏は、1階は自然の地形に定着する部分と 都市化されたことに対応するよう人工的な部分とを連続させた建築ヴォリュームを考えたそうです。 一見不安定に思えるこの建築も構造的にはしっかり成り立ち又、都市の景観や機能としても 成立していんるんですね。もちろんインパクト性、ランドマーク性としては抜群です。 トップライトに簾は可愛いですけどね。米田氏の建築では、こういったキャンティレバーを よく拝見します。現実離れした持ち出しは、今後の建築界にも大きな影響を与える と思います。構造技術の発達を痛感しますし、建築家のアイデアにもいつも感動してしまします。 これからも素晴らしい建築にふれて行きたいと改めて感じます。 |
◇三重県にて
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明日までGWを満喫されている方も多いんじゃないですかね。 私は、休みボケを警戒しつつ働いています。 さて、今回も第十三回建築探訪in滋賀県の続きです。 in滋賀県と言っても前回からは三重県に入っちゃってますが・・・ 細かい事は抜きにして、伊賀市役所の次に訪れたのがこちらの建築。 FLAMME-IGA CONPLEX 設計:佐々木龍一、木津潤平、小堀哲夫 所在:三重県伊賀市上野芳町2668-1 用途:展示場・Caffe 伊賀鉄道「茅町駅」から数分のところに建つガス会社の施設です。 隣にはジャスコの駐車場と味噌醸造場に挟まれ、想像していたよりも 間口の狭い場所に設けられています。車でスイスイ走っていると通り過ぎそうです。 この建物は、ガス会社のショールームをベースにギャラリーやセミナースペースを 付加機能として設け、市街地の活性化に努めているようです。 幹線道路沿いには、カフェを設け、休憩から食事までまかなえるようになっています。 建物構造は、木造・鉄骨ハイブリッド構法だそうで、 大きさの違う集成材で造られた変形山形フレームを同一方向に並べ、 それを重ね合わせながら組み合わせ、連続した空間や施設の統合が図られているようでした。 写真では道路沿いのカフェ部分くらいしか納まりませんでしたが、 実際は、もっと手前に長く施設が並んでいます。 構造フレームが見えるよう、壁面にはガラスが設けられ、建物の骨格が しっかりと見て取れます。又、開かれた視線の先には、隣地駐車場との境界に植えられた 桜の木を借景とし、上手く取り入れられていました。 カフェや施設のイスは、建物の骨格である変形山形フレームを引用してあり なかなか座り心地もよかったですよ。 訪れたのが土曜日という事もあったのでしょうか、 カフェで昼食を摂ることにしましたが、結構な人気で行列の尾を延長させる お手伝いをしてしまいました^^; 並んだ甲斐あり美味しいパスタをいただけました。 さて今回はここまで。次回はもう少し南下して名張市の建物を紹介したいと思います。 |
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あっという間のGWでしたね〜! 私は故郷淡路島に帰省していました。 なかなかいい時間を過ごす事ができましたよ。 皆さんも素晴らしい時間を送られた事と思います。 さて、今回も第十三回建築探訪in滋賀県の続きを書きたいと思います。 琵琶湖の畔にある「佐川美術館」を後に、私達は伊賀市へと向かいました。 伊賀市役所(旧上野市役所) 設計:坂倉準三 所在:三重県伊賀市上野丸之内116 用途:庁舎 1964年竣工、坂倉準三の作品です。 近くには上野公園や伊賀上野城があり、観光でこられている方も ちらほらいらっしゃるようでした。 建物は、南庁舎が2階建て、北庁舎は3階建てで 共にコンクリート打放し仕上のモダンな外壁。 北庁舎は、外壁面にコンクリート製の手摺と日除けのブリーズドソレイユが 綺麗に並び、水平方向を強調しているように見受けられました。 竣工から45年の建物だけあり、かなり汚れている感じでした。 また、耐震診断の結果、早急に耐震対策が必要と判断されたそうで、 伊賀市は新庁舎の建設や、大規模な耐震補強などの方法を検討し、 市民からの意見も募集しているようです。 近年、歴史的建物の保存、改修、移築等が行われていると
よく目にしたり、耳にします。 簡単に解体してしまうことはとても残念なことですが なんでもかんでも保存しようとするのもどうかと思います。 地域や国でよく考え、施設の安全や費用等も踏まえ いい答えを出して欲しいと思います。 |
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前回の続きで建築探訪in愛知県の最終回です。 名古屋市内を駆け抜け私達は今回の最終目的地である三重県桑名市へ向かいました。 高速道路を下り、幹線道路を少し走ると現れるのがこの建築です。 lotus beauty salon 設計:中村拓志/NAP建築設計事務所 所在:三重県桑名市 用途:美容室 最近注目を集めている若手建築家、中村拓志氏の作品であります。 外観は落ち着いたグレーで統一され、中空をオープンとしたシンプルな形状をしている。 内部は、従来の美容室のような、規則的に並べられた椅子や動線・作業性を重視した空間ではなく お客様をプライベートにもてなす空間をコンセプトに設計されたそうです。 それぞれのカットスペースを個室感覚とするように、 座れば個室、立てば視界が広がる1400mmの高さとし 半径1250mmの円を基本に蟻の巣状に円が連なり、 カットブース・シャンプーブース・パーマブース・スタッフブースetc・・・と 用途を与えています。 又、敷地の高低差を利用し、浅いほうをエントランスとし、待合ではその高さが腰掛高さとなっている。 天井ラインと壁ラインは水平に保たれ、床のレベルが次第に深くなり それに応じた用途を適切に与えています。 薄いイエローで統一された床と壁ではありますが、よく見てみると ブースによっては、ほんのり緑がかっていたりと視覚的にもとても面白いものとなっています。 地下部分にはトイレとスタッフルームが設けられており、こりらは白で統一されています。 天井はスチールプレートに約5万個もの穴を開け、トップライトの光を星屑状に床へと光を映すと共に 軽量化を測り、よりシャープな柱(鋼管φ60.5mm)としている。 その中には雨どいとして、それらの柱に混じり同径のガス管が使われているそうです。 郊外型の新しいタイプの美容室、オーナーも建築による集客力UPを考え、中村氏にお願いしたそうです。 狙いは的中したんじゃないでしょうか。 ただ、蟻の巣を形成している曲面壁を曲面RC用型枠材で作られているせいか 継ぎ目の部分がやはり割れてきており、多少の補修は仕方が無いのかな!と感じました。 さて、これで建築探訪in愛知県が終わりました。 この後は、先日訪れた建築探訪in和歌山や京都のお寺などを紹介していきたいと思います。 紹介する建築ももう少しで100物件に達しようとしています。 今後も是非ご覧下さい。 |
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