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昨日、急遽桃レンジャーより、建築家 宮本佳明氏設計の「ハンカイ」ハウスの オープンハウスが開催されると連絡があり、参加できるメンバーで行ってきました。 このオープンハウスの記事は、現在カキコしている鳥取・島根編が終わり次第UPしたいと思います。 さて今回は、前回紹介しました高松伸氏設計の「みなとさかい交流館」を後にし 向かったのは、名峰大山の裾野に建築されている美術館! 植田正治写真美術館 設計:高松伸/高松伸建築設計事務所 所在:鳥取県西伯郡伯耆町須村353-3 用途:美術館 この建物は世界的に有名な鳥取県出身の写真家「植田正治」の作品を展示している美術館です。 外観は、名峰大山を大きく受けるように設けられた円弧を描くバックウォールと 植田正治氏の作品である「少女四態」をモデルに配されたと言われる 四つのコンクリートボックスが勇壮に立ち、これまでの氏のイメージとは違う メカっぽくなくコンクリートだけの単素材でシンプルにまとめられています。 隣接する駐車場に車を留めエントランスへとアプローチします。 巧みに構成されたアプローチは、大山を望むステージへとまず誘い込み 続いて大山への視線を遮られ建物の裏へ廻り地下へと進みます。 エントランスへ入ると一切の外界を遮り先ほどまでの大らかな風景とは正反対の 凛とした緊張感漂う空間が辺りを取り巻きます。 目を転じると氏の匂いのするメカ階段が上階へと伸びています。 その階段に誘われステップを踏み登ると目の前には・・・ おそらくこの美術館の一番のピクチャーである、大山が雄大に姿を現します。 足元には水盤を施し、漂う風に揺られる水面に逆さまの大山が写りこみ 爽快で飲み込まれるほどの素晴らしい景色が広がります。 その景色を望む為にチェアーが用意され訪れたものを虜にします。 フロアの一角には木質の空間が設けられており、コーヒーやお茶を頂ける休憩コーナーもあります。 そこには、その他の写真展や美術展の案内リーフや 訪れた方のダイアリーが置かれており この大山の雄大な風景に感動したことなどか記されていました。 大山の素晴らしさをより一層引き出す装置であり、
大山とともにある風景がこの建築なのかもしれません。 のどかな風景に溶け込んだ大山と対比しながらも協調する素晴らしい建築でした。 |
◇鳥取県にて
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今回紹介する建築は、先月彼女さんと旅行に行きました、鳥取県and島根県を書いていこうと思います。 試験も終わりようやく時間を作ることができたので旅行に行く事に。 もちろん観光のみならずいつも通りプチ建築探訪です。 この旅行は構想一週間とめちゃくちゃ短期で大まかなプランしか考えずに決行しました。 まず最初の目的地は、鳥取県境港市です。 ご存知の方も多いかもしれませんがゲゲゲの鬼太郎で有名なところです。 水木しげるロードと称された商店街にはおよそ100体もの妖怪のモニュメントが置かれ どの商店でも鬼太郎グッズでいっぱいです。 挙げ句の果てには、中国並みの着ぐるみが徘徊していました^^; といいながらも楽しんでいた事に間違いはありません。 街並みもとてもクラシックで歩きやすいところです。 そんなこんなしていると現れた建築がこちら みなとさかい交流館 設計:高松伸/高松伸建築設計事務所 所在:鳥取県境港市 用途:ターミナルビル その水木しげるロードを西へと歩いていると突如姿を現すこの建築 鉄道の終着駅と隠岐航路のターミナルを兼ね、 さらにオフィスと公衆浴場を併せ持った複合施設である。 これまでの商店街のイメージと正反対のメカメカしいその容姿 妖怪の世界から一気に未来へと誘うようにも思えた。 街側は7本の三角形をしたトップライトがシンボリックに街を彩る 逆に海側には円柱状の塔が4本聳え海からの風を拒むように建つ。 先ほどまでの印象を解き払えば、港湾部に見慣れたバナキュラーな施設に思える。 内部1階はターミナルと観光案内所などが設けられ 2階はマリンプラザ21という海・船などの歴史を学ぶ場としており 3階にオフィス 4階に公衆浴場が設けられている。 正面のトップライトは4階のみへの採光で、1階まで達していないのが少し残念に思えた。 しかしながら、水木しげるロードという独特の時間経過を感じさせ 現実より距離を置いた街並みに対し 未来的で優れた活動性を感じさせ、スイッチを押せば動き出しそうなこの建築は 現実より少し早足な空間を形成し、活気と勢いを感じさせる。 そういった相反する空間の対比がとてもおもしろく感動した事を覚えています。 その後この「みなとさかい交流館」を後にし私たちは妖怪が待つ街へと戻りました。
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