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お久しぶりの更新です。 前回から紹介してきました鳥取・島根の旅!ラストの建築です。 出雲大社を散策中に「ポツポツ」と小雨が降ってきました。 生い茂る木々の声が次第に大きく、ざわめくように耳に届いてきます。 慌てて走り出し、シャッターを・・・ 出雲大社庁の舎 設計:菊竹 清訓 所在:島根県出雲市大社町 用途:事務所(応接室) 出雲大社本殿の脇に設けられた事務所である。 上部角のように飛び出した二本のプレストレスコンクリートの梁を約50mも飛ばし、 その梁にPCカーテンウォールを立てかけた構造となっている。 とても横のラインが強調されており、長さをより感じる。 スリット上に設けられたガラス部分からは内部へと光を取り入れている。 中には入っていませんが、心地のよい光が入り込むようです。 妻側の壁には、矢羽のようなアートが施され場の印象を象徴している。 又、PCカーテンウォールの横スリットも、校倉造りのようにも見え、 コンクリートの経年変化と共に 神聖なる出雲の地に溶け込み、崇高な印象を与える。 と、さっと周囲のみ見学し近くの門屋根で雨宿り・・・ 雨脚が落ち着いたところで久々のダッシュです!!ドドドドドド〜 慌てて車に乗り込み出雲大社を出発です。 帰りに島根ワイナリーに訪れ、彼女さんはワインの試飲。私は葡萄ジュースの試飲^^; これで無事に鳥取・島根の旅は終わったかのように思われましたが・・・ ワイナリーを出発した途端にみぞれ交じりのドシャ降りに見舞われてしまいました^^; しかしながら、建築探訪中や、散策中は天気もよくいい思い出になりました。
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◆島根県にて
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前回でようやく100建築を迎えました。 日ごろからご訪問、コメントいただいております皆様にはほんと感謝です。 ありがとうございます。 さて今回は101番目・・・竹原義二氏のように自邸と行きたいところですが なんせまだまだ若輩者ですんで次なる建築を紹介していきたいと思います。 (私の自邸紹介はいつになる事やら・・・^^;) 前回紹介しました槇文彦氏設計による「島根県立古代出雲歴史博物館」をあとに 日本最古の大社建築である 出雲大社 設計: 所在:島根県出雲市大社町杵築東195 用途:大社 言わずと知れた縁結びの神様、大国主命を祀る神社です。 旧暦の10月の異称である「神無月」の由来でもあるように 全国の神様が出雲大社に集まり出雲以外には神がいなくなることからだそうです。 小高い丘に鳥居を構え、本陣へはその丘を下り参拝する。 よく訪れる寺院などとは逆のイメージを抱きました。 八足門を手前に構え、奥に聳えるのが出雲大社本殿です。 大屋根の上に見える、天高く付き昇るのが千木、俵状が鰹木といいます。 この角度からはその屋根部分のみ拝む事ができます。 この出雲大社は、先にも書いた通り日本最古の大社建築で その建築様式を「大社造り」といい、 礎石の上に柱を設けるのではなく、地中に掘り立てる掘立柱が特徴です。 その様子はとても大きく、大らかに見えます。 半世紀ぶり(昭和28年以来)の還宮が本格的にスタートするそうで 来年(平成20年)には、御神体を移し、国宝である本殿の大修理に着手する予定だそうです。 いい時期に参拝できた事を少し喜んでいます。^^ 大修理には数年かかる見通しだそうです。 ご参拝予定の方はお早めに! その後、境内を散策し、お参り、おみくじetc・・・していると
急に辺りが真っ暗に・・・ザ〜ッとドシャ降りです。 慌てて庇の下に、ん〜次に見たい建築は目の前なのに・・・ つづく |
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いよいよ記念すべき紹介建築数☆100軒を迎えることとなりました。 これもいつも私のブログを訪れてくださる皆様と 共に建築探訪に参加していただいたゴレンジャーのお陰です。 この場を借りてほんとに感謝してます。ありがとうございます。 ではでは、前回の鳥取・島根旅行の続きです。 前回紹介しました高松伸氏設計による「植田正治写真美術館」を後にし 大山の麓にある牧場へと向かいました。 そこでは彼女さんのリクエストの牛の搾乳体験です。 私は、意外とこういった手の体験は苦手で専らカメラマンです。 途中、牛のお尻のほうから撮影していると指導員の方に 「糞、かけられますよ!」・・・周囲は爆笑です。 残念ながらかかることもなく無事終了!彼女さんも満足のご様子でした。 と、旅行初日を無事に満喫し、ペンションで一泊・・・ さて翌日、この日目指すはお隣の県、島根県です。 みなさんもおおよそ検討はつくかもしれませんが、そうです出雲を目指します。 米子ICから約1時間、目的の建築に到着です。 島根県立古代出雲歴史博物館 設計:槇文彦/槇総合計画事務所 所在:島根県出雲市大社町杵築東99-4 用途:博物館 緑豊かな北山山系をバックに東には出雲大社が建立されている。 参拝道からその北山山系に向かって一直線に設けられたメインアプローチに沿って佇む 建物の外壁のコールテン鋼は、島根の金屋子神話に登場する「たたら製鉄」を想わせ 正面の透明ガラスとの対比を強調させているように見える。 又、並木道には金屋子神が白鷺に乗って桂の木に降りたとされる、桂を植しています。 建物を低く抑え周囲を風土記庭園としつらえ、風景や歴史と一体的となった 明快で大らかな風景を創りだしています。 又、駐車場側(写真右端)の外壁は白色セラミックプリントのガラスで構成され さりげなく写る周囲の様子とともに移りゆく日常の表情を醸し出し周囲に溶け込ませてあります。 内部3層吹き抜けとなっている透明ガラス部分は、現在を現しているかのように 明るく活動的な空間となると共に、奥に控える北山山系への視線をより引き立てます。 1Fは受付ロビーやミュージアムショップ 2Fは開放的なカフェ 3Fは少し遠慮がちな展望テラスとなっています。 この展望テラスからは、出雲大社の千木が望めるようになっています。 コールテン鋼で囲われた展示空間は撮影禁止の為写真は無いのですが、 先ほどまでの開放的な空間(現代)と対照的に コールテン鋼の持つテクスチャーと抑えられた採光により 歴史と土を感じさす空間(古代)に思えました。 展示室には、10世紀には地上48mの高さがあったとされる出雲大社の1/10の模型や 神庭荒神谷遺跡より出土した358本もの銅剣が展示されており、 内部設計者はちがうももの展示方法も美しく楽しむ事ができます。 歴史的空間に寄り添う建築はとても意識的にその意味を表現し尊重しなければいけないと思う。
新たに設けられたこの歴史博物館は、出雲大社との中間領域に風土器庭園を設け 空間的な呼吸がなされ、お互いの時間軸を階段ではなくスロープで繋いでいるように感じれた。 又、建物自体も明快な時間軸を設け、採光と素材で分節している。 設計者の意図とは違う感想かもしれませんでしたが、 歴史の香りを感じる事のできた建物でした。 |
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