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今回は前回の続きで、第十一回建築探訪in香川県&愛媛県の最終回です。 香川県丸亀市のMIMOCA(猪熊弦一郎現代美術館)をあとに、 太陽の沈む速度と競争するように大急ぎで愛媛県に向かいました。 瀬戸内海を望みながらも太陽は容赦なくオレンジ色に変わっていきます。 なんとか夕暮れ前に目的地へ到着です。 南岳山光明寺 設計:安藤忠雄/安藤忠雄建築研究所 所在:愛媛県西条市大町 用途:寺院 安藤建築には珍しい木造の建築物です。 縦格子が印象的な本堂と幾重にも重なり伸びた垂木と大屋根。 安藤氏いわく、伝統的な日本建築のもつ「組む」・「継ぐ」を継承しつつ 集成材を利用し現代の工法に合った単純で合理的な構法を追求した建物だそうです。 街を走る伏流水の水路を髣髴させる湧水池のなかに設けられた本堂は 約100畳の広さを持ち、420mm角のベイマツ集成材を四本一組としてそれを4組で支え、 多重する梁が大屋根を支えれている。 力強く又しなやかな木材は経年変化で味のある表情へと変わることだと思います。 本堂を取り囲む回廊とは、スリガラスのスクリーンで仕切られ時間変化により 外部の光を優しく取り込んだりはたまた夕刻には本堂の明かりが周囲へと広がる。 回廊と外部は15cm間隔で設けられた格子の間に透明のガラスを配し 外の様子と、湧水池に反射される水面のゆらめきを堂内へと導きます。 客殿は得意のコンクリート造で計画され木造の本堂との対比が面白く思えました。 又、以前よりそこにある鐘楼や山門はそのままの形でそのままの場所に据えられ 新旧の建物が混在すし、お互いを向上させている効果エ窺えました。 これまで安藤建築による木造は兵庫にある「木の殿堂」を拝見した事がありましたが 今回の南岳山光明寺も似ているような気がしました。 しかしながら伝統建築を現代の技術を応用しながら継承するスタンスは 素晴らしく、新しい寺のスタイルを見ることが出来たと思います。 さて、今回で第十一回建築探訪in香川県&愛媛県は終わりです。 次回からのネタを現在検索中で・・・^^;焦ってます。が 今週末、桂離宮&修学院離宮の見学が当選したので行く事になってます。 かなりみんな興奮中です。この記事もぼちぼち更新したいと思ってます。 |
◇愛媛県にて
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