シリーズ 第三回建築探訪in広島県 第12回目です。
今回が第三回ラストの建築です。
広島県廿日市市の「大野の家」を出発した私たちは、
帰路に着く予定でしたが、帰り道に通る広島市内の建築に立ち寄る事にしました。
市内中心部より少し離れた、商業ビル郡の中にその建築は存在します。
「世界平和記念聖堂」
設計:村野藤吾
所在:広島県広島市中区
用途:聖堂
原爆により犠牲になられた方々の霊を慰めるために、
又、世界の友情と平和のシンボルとして建築されたこの聖堂。
コンクリートと煉瓦で構築され、とても重い(想い)建築です。
直線的に模られたシルエットではあるが、それらを構成する
煉瓦や屋根、欄間に造形などはとても自然的で躍動的でもある。
聖堂内には、誰でも時間内であれば入ることができる。
私たちが訪れたのは閉門間近で、照明はほとんど落とされていましたが、
そのせいか、夕方の柔い光が窓のみを照らし、
聖堂内はとても暗く、静かに感じ、宗教的場としての緊張感が余計に引き立てられていました。
このような聖堂に足を踏み入れるのははじめての事で、
私が歩む音の一つ一つが凛と響き渡り息を呑むのさえ拒む緊張感があり、
建築を訪れこのような感覚を味わうのは初めてでした。
聖堂から外へと足をすすめ、聖堂と塔部分を振り返る。
天へと伸びる塔は、追憶と慰霊を象徴している。
又、大きくどっしりと構えた聖堂部分は、しっかりそれらを受けているようにも感じた。
今回は夕方に訪れましたが、ミサが行われているとき、また違った季節や時間に
訪れると、異なった印象や表情を見ることができそう、いや、見てみたいですね。
これで第三回建築探訪in広島県は終了です。
いかがでしたでしょうか?この回はかなりのハードスケジュールで
移動時間だけで往復6時間近くかかります、でこの12物件
かなり満腹でした。もし皆さんが広島を訪れる機会がありましたら
何かの参考にしていただければ幸いです。
次回は、第四回建築探訪は、私は欠席してしまいました。(in岐阜県)
が、以前に岐阜のソーラーアーク、瞑想の森、下呂の合掌村、セラミックパークMINOは
アップしてますんで、また見てくださいね。
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