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「春の息吹」
梅の花がいち早く春を告げる、庭先の鉢の植木の花も
早春の陽を浴びて明るく咲き始めた。ポリアンサ、バラ、桜草などいかにも春よ早くやって来いと呼びかけているようだ。気温はまだ低いが風の音や空の青さ白い雲は確実に春の到来を告げている。散歩道で二河川の岸辺を歩いたが川のせせらぎの音が心地よい、街路樹も何時しか新芽を枝に含みいまや遅しと待ちわびる。
街を歩く人々も何時しか陽気な衣服に変えて軽やかに歩いている姿が春らしい。かって北海道の冬を過ごした際、長い冷たい雪の季節を終えてやっと春先の陽の温かさを肌で感じて、待ち遠しい春の到来を心から喜んだ昔を思い出す。春は待つ人の心によってさまざまな味わいを齎らすようだ。
春は名のみの 風の寒さや
谷のうぐいす 歌は思えど 時にあらずと 声もたてず 時にあらずと 声もたてず 氷融け去り 葦はつのぐむ
さては時ぞと 思うあやにく 今日も昨日も 雪の空 今日も昨日も 雪の空 春と聞かねば 知らでありしを
聞けばせかるる 胸の思いを いかにせよと この頃か いかにせよと この頃 |
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