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10 夏の文楽 覚書 ケータイ投稿記事

7月31日(土)菅原(寺子屋)
・和生の源蔵が、しびれるほどの男前。源蔵は「中年のインテリ崩れ」がイメージなのだが、「田舎の中年寺子屋主人」と「苦悩と決断のインテリ」のうち、今回は後者がきわだつ感じ。そういう源蔵もアリなんだな。とにかく素晴らしい!

・津駒の浄瑠璃は、松王を若い父親に見せる。つまり、大成功、上上吉。

・初めて「イロハ送り」にウットリした。これまでは、ドラマ達成後のつけたし、余分なオマケにしか感じられなくて、「待ってました!」の掛け声にもしらけていたのだが、津駒・寛治の美しい床に、千代(文雀さん)の踊りのかわいい仕草が、ああ、さびしいなあ、でもかわいいなあ、さびしいなあ、とウットリ。ちなみに今回、イロハ送りへの「待ってました」はなかった。観客全体の集中もよかったと思う


8月1日(日)文楽はおもしろい
・日曜日なのに、今年は、お客さんが少なくて残念。

・蓑紫郎の人形解説は、おもしろおかしいコテコテ大阪テイストではなかった。思いもよらない突き放し型。伝えるべき要素は、すべて伝えているけど、蓑紫郎は心を開いてないから、受け取る子どもは、踏み込めない。だから、笑いがなくて、場内緊張。蓑紫郎が、師匠に似てきている気がして、ちょっとうれしい。素人の子ども相手に「大切なところは見せません。知りたければ盗め。」なムードにニヤニヤ。


8月1日(日)雪狐々
・これは、たまらんファンタジー。もちろん、よい意味。毎日観てもいいくらい。

・狐の宝珠を「使いなさい」と渡す白蘭尼もすごいし(どうしても人間になりたい娘が、白蘭尼が寝ている間に盗むのが常道な気がする)、狐に戻った娘をダンナと姑が追ってきて「女房じゃぞ」と言うのもすごい(ダンナの鉄砲で撃たれて、それでも幸せでした……と死んでいくのがありがちで美しい展開)。たくさん狐が出てきて、それぞれ台詞や動きがあるのも楽しい。大人向けの絵本。

8月1日(日)夏祭浪花鑑
・勘十郎の団七を見るのは、たぶん三度め。団七に限らず、毎回、「勘十郎を早く人間国宝にしようよ」と思う。にぎりしめ、ふるえる掌が、わずかに傾き、わずかに左右に振る首が、長町裏の最後、小幕に引っ込むときの加速スピードが、現代的な人形の在り方の極限までいってる気がする。ここから、枯れてくるんだろうか。

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