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新文芸坐での「鈴木清順監督トークショー」に参加した。山根貞男「日本映画時評集成2000〜2010」(図書刊行会)刊行記念“活劇の行方2000〜2010”特集の一環である。
『ピストルオペラ』(2001:鈴木清順)、『オペレッタ狸御殿』(2005:鈴木清順)を上映してからのトークショー。清順監督は車椅子でさらに肺気腫のため酸素ボンベ着用という姿、40歳前後の奥さんらしい方に付き添われ登場。壇上には上がれず、観客席と同じ平面、なんと私の席の目の前である。その姿は一見哀れだが、しゃべり出すと、元気いっぱい。司会・山根貞男さんとの漫才を見ているようだった。 『ピストルオペラ』はどうして女性の殺し屋になったのかという問いかけには、 男の殺し屋では『殺しの烙印』以上の脚本が出来なかった。いきずまって、女の殺し屋にしたらどうかなと提案した。江角マキコは運動神経がいいということであったが、初日にちょっと走らしたら、すぐ足が痛いのとか言い出して、、。やはり女優もそれなりに鍛えておかなくちゃね。 『オペレッタ狸御殿』のチャン・ツィイーはどうでした? 女優だからね、外国だろうが日本だろうが一緒。泣けと言えば泣くし、笑えと言えば笑うし、特に問題ない。 オダギリジョーがただつったっているような気がしたんですが? 芝居をつけなかった、芝居しちゃいけないと。 なぜですか? でかい声では言えないよ、本人の名誉にかかわるから、、。 だいぶ前から作りたかった作品でしたが? 頭から最後までスリルとサスペンス、お客さんを楽しませるのが娯楽映画、でもうまくいかなかったね。つくづく木村恵吾さんにはかなわないと思った。 清順さんは人のやらない奇抜なことをよく作品に反映させてますが、どうしてそれができるんですか? 他の監督もいろいろ考えていますよ。ただ、それをやる度胸があるかないかだけですよ。私には度胸があったからやれた。ただ、そのせいで、日活をクビになったけどね。 新作を撮るという話があるそうですが? いや、撮らない、こんな体だし。 『オペレッタ狸御殿』の時だって車椅子で監督してたじゃないですか。新藤兼人さんは100歳でまたもう1本作ろうとしてますが、、。 新藤さんは情熱があるから。私はない。私が撮るとあちこちに迷惑かけるから、もう撮らない。 とまあ、楽しい30分間でした。 下記をクリックしてください。「ぴくちゃあ通信」のランキングが表示されます。
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面白いインタビューですね。ついクスってなります。でもできればもう1本撮ってほしいな。
2012/2/9(木) 午後 10:00
もう撮らない、というのも、清順さん流のポーズかもしれません。
2012/2/9(木) 午後 10:46