ぴくちゃあ通信

日本映画を映画館にて見る、ということを基本にしています。特に、役者さんへの目配せを心がけています。

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『恋人』見逃す ケータイ投稿記事

 新文芸坐で12月12日上映の『恋人』(新東宝1951:市川崑)を見逃してしまう。前日に気がついたものの、もう予定が入っていたので断念。
 10月に『愛人』(東宝1953:市川崑)を見逃した時は、1ヶ月も前から予定に入れていたのに、当日になって夜のスケジュールに負担がかかるということで断念。
 それではならじと13日に『市川崑物語』(2006:岩井俊二)を見に行ったわけである。これがまた傑作なのだ。

 ラピュタ阿佐ヶ谷にて『人生劇場・続飛車角』(東映東京1963:沢島忠)を見る。
 前篇は1970年代初頭に見ているから、実に30年以上経ってからの後篇初見ということになる。長年の宿願が果たせたということで、まずはうれしい。そして、予想以上にできがよく、これまたうれしい。
 前篇は鶴田浩二が水島道太郎に殴り込みをかけたところでエンドマーク、後篇に続くという終わり方。
 しかし、後篇は殴り込みから年月が飛んで、鶴田浩二は刑務所にいるという設定。意表をつく出だし、あざやかな省略法。うーん、うまい。前篇と同様、後篇も鶴田浩二と佐久間良子のからみのシーンは、ほとんどカメラ据えっぱなしの長まわしでじっくり見せてくれる。スピーディーなカッティングが持ち味の沢島忠が演出スタイルを変えたのかと思うほど。けれども、全体の流れは流麗であり、こんなにお話を詰め込んでもきっちり96〜97分で仕上げている。今の凡庸な監督だったら、だらだらと120分は超えてしまう。さすがにプログラムピクチャー2本立てで鍛えた職人技である。
 佐久間良子、今回は耐える女・おとよと勝気な女・お澄の二役に挑戦して巧みに演じ分けている。おとよで果たせなかった鶴田浩二と一緒に暮らすという夢を、お澄を演じることによってみごとに成就させている。それは、私生活での二人の関係がそのまま作品に反映されているかのようでもある。

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