ぴくちゃあ通信

日本映画を映画館にて見る、ということを基本にしています。特に、役者さんへの目配せを心がけています。

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 フィルムセンター・大ホールにて『異国の丘』(渡辺プロ=新東宝1949:渡邊邦男)を見る。
 シベリアに抑留されている夫・上原謙の帰りをひたすら待つ花井蘭子。これほど夫婦愛を高らかに歌い上げた作品が当時あっただろうか。
 新婚旅行の伊豆の浜辺での二人の抱擁ぶり。演出は照れもせず、堂々と押し通す。それは二人の愛情表現だけではなく、なぜ夫は帰ってこないのだ、という強烈な主張が、これがクライマックスかと思われるほどの飯田信夫の音楽に後押しされて、要所要所で盛り上げて涙を誘ってくれる。そして、ハッピーエンドの大団円。これできっちり90分に収める渡邊邦男の職人技、さすがである。彼の思想は私とは相反するものだが、その職人芸は大いに評価したい。

 フィルムセンター・小ホールにて『旗本退屈男』(東映京都1958:松田定次)を見るために、14時2分前に到着したら満員札止め。残念。
 18日の『旗本退屈男・謎の幽霊船』(東映京都1956:松田定次)ではガラガラだったのに。やはり、きょうのは東映京都のオールスターものだからかもしれない。

2月23日、相田翔子

 きょう2月23日は、相田翔子(あいだ しょうこ)さんの誕生日です。1970年生まれの37歳になりました。おめでとうございます。東京都出身。アップフロントエージェンシー所属。
 相田翔子さんの最近作は、『虹の女神 Rainbow Song』(2006:熊澤尚人)です。岸田智也(市原隼人)と同棲する森川千鶴に扮していました。ほんの少し年上というふりをして交際・同棲するというストーカー的女性です。見た目も20代にしか見えない相田翔子さん、はまり役です。

 知らない間に戦争に加担している、というテーマはよくわかる。しかし、その描き方は、あまりにもまともすぎないだろうか?
 戦争説明会での瑛太の発言.
「最初から戦争を前提に話が進められているじゃないですか」
 それに対して原田知世は、こう切り返す.
「黙っていたことは認めたことです。それが民主主義のルールです!」
 これが見る者の心にグサリと突き刺さる、とパンフレットには書いてあった。
 私の心には突き刺さらなかった。そんなことは自明の理、分かりきったこと、あまりにも正論のやり取りに、返ってビックリしたくらい、この映画って、意外とまじめなんだと。
 そのまじめさを絵に描いたように物語は進む。終盤は江口洋介が命からがら逃げ惑い、瑛太の死にも直面する。ブラックユーモアの体裁を取りつつ、あくまでも正攻法で戦争の怖さを描こうとしている。
 その意図はわかっても、ほとんど感情移入できない。当然のごとく、江口洋介と原田知世の真に結ばれるラストシーンも感動とはなりえない。
 何か方法が間違っている。何かが足りない。それとも、私が戦争というものに対して、他の人よりほんの少し知ったかぶりしているせいだろうか?
 一般的に戦争について全く知らないとされている人たちには、この映画を見て、戦争への巻き込まれ方の怖さを仮想体験できたのだろうか?

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