ぴくちゃあ通信

日本映画を映画館にて見る、ということを基本にしています。特に、役者さんへの目配せを心がけています。

東宝

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 フィルムセンターにて『田園交響楽』(東宝東京1938:山本薩夫)を見る。再見。「特集・逝ける映画人を偲んで 2007-2008」の1本。500円。
 盲目の野生児・原節子が慈愛に満ちたクリスチャン・高田稔により、美しい女性に磨き上げられるというお話。ちょっと『マイ・フェア・レディ』にも通じるような内容。
 ただ、こちらは時局柄、相思相愛の愛情表現は出来ずに、なんとも中途半端な終わりかた。恋愛描写はイマイチだなと、という感想は以前見たときと変わりない。しかし、北海道の雪原を走る馬車のカットの積み重ねやら蒸気機関車などの描写にダイナミックさを感じられた。
 もっとも、これらのシーンは撮影・宮島義勇の功績大といえるかもしれない。
 それにしても、雪の白さがなんと白く輝いていることか!戦前の黒白作品は黒白の明暗がくっきりしていて画面が美しい。カメラやフィルム感度も悪いため、それらを補うために照明をきっちりと当てて、手間ひまかけた成果だと思う。
 今の映画は、カメラもよくなりフィルム感度もよくなって、なんでもかんでも撮れてしまうので、逆に丁寧さがなくなり、画面がきたない。過去の良質な作品群を見て、もう少し技術を磨いて欲しいなと思っているのは私だけだろうか、、、。

『俺にまかせろ』スタッフ・キャスト

東宝 製作・配給
1958年06月08日公開
黒白・スタンダード 1746m(64分)

   <スタッフ>
監督   日高 繁明
製作   宇佐美 仁
原作   樫原 一郎「昭和刑事物語」より
脚色   須崎 勝弥
撮影   小泉 福造
照明   大沼 正喜
音楽   池野  成
録音   西川 善男
整音   下永  尚
美術   小川 一夫
助監督  古澤 憲吾
 

    <キャスト>
栗原英一部長刑事(ベアー)    佐藤  允
栗原刑事(英一郎の父)      宮口 精二
マリ(前は柳の、今はベアーの恋人)浅田美恵子(姿圭子)
市村刑事(英一郎の相棒)     山田  彰
北村署長            土屋 詩朗
立石主任            岡部  正
浦上常一(風俗誌記者、その実態は)伊藤 久哉
黒崎(銀星商事社長)       熊谷 二良
中島(銀星商事社員)       松本 光男
香三春(密輸団のボス)      大友  伸
ビショップの謙         高木  弘
ボテ安             桐野 洋雄
パレ辰             宇野 晃司
通信担当            渋谷 英男
玉井五郎(英一郎の大学からの友人)中丸 忠雄
由加利(五郎の馴染み)      園田あゆみ
弥助(昔スリ、今は居酒屋主人)  有島 一郎
おすみ(弥助の女房)       立花 暎子
栗原まさ代(英一郎の母)     音羽久米子
栗原潤子(英一郎の妹)      若林 映子
柳(殺された)          山本  廉
百合子(風俗誌の事務員)     野口ふみえ
タクシーの運ちゃん       中山  豊
女店員A            上野 明美
女店員B            香川 悠子
警察署員            鈴木 治夫
水上署警官           小川 安三
死体の柳を発見する守衛     夏木 順平
  
※キネ旬の作品紹介には新人・浅田美恵子となっているが、実際の完成フィルムには、姿圭子とクレジットされている。

イメージ 1

 ラピュタ阿佐ヶ谷にて『手錠をかけろ』(東宝1959:日高)を見る。「昭和警察物語・銀幕に吠えろ」の1本。招待券(会員継続更新)。
 池部良と有島一郎は警視庁捜査一課の刑事、佐藤允は警視庁音楽隊のトランペット奏者、その父・三津田健が浅草暑の刑事。
 佐藤允が潜入捜査でナイトクラブのトランペット吹きとして潜り込んでの大活躍。恋人・野口ふみえと弟がらみで身分がばれて、藤木悠ら3人を相手のアクション、なかなか倒されずたっぷりと見せてくれる。
 極めつけはラスト、ひとりで悪者ども大勢とのアクション。警官隊が到着するまで延々と殴り合いの連続であった。本当に、佐藤允の身体を張っての活躍ぶりに満足、満足!

 シネマヴェーラ渋谷にて『恐怖の弾痕』(東宝1957:日高繁明)を見る。1000円(会員)。
 日本刀・田崎潤と柔道・宝田明の対決、あるいはボクシング・河津清三郎と柔道・宝田明の対決。仙石原での決闘シーンは『姿三四郎』を思い出してしまった。
 そこそこにアクションをこなしている宝田明、しかし動きが硬く、こなれてない。まだ、河津清三郎のほうが、スムーズなアクションを見せてくれる。
 本人の意志もあってか、宝田明はミュージカルへと進出していくわけだが、アクションが不得手というのも一因かもしれない。
 

 シネマヴェーラ渋谷にて『男対男』(東宝1960:谷口千吉)を見る。再見。1000円(会員)。
 三船敏郎と池部良がガップリ四つに組んだ作品は、『愛と憎しみの彼方へ』(東宝1951:谷口千吉)以来2本目で、これが最後。ふたりが並ぶと若干池部のほうが背が高い。池部良は174センチぐらいだから三船敏郎は171〜2というところか。ちなみに田崎潤の手下で黒づくめの悪者に扮した天本英世は、二人と比べて段違いに背が高い。170センチ台後半だろう。
 トップクレジットは三船敏郎、2枚目が池部良、3枚目が加山雄三、志村喬、白川由美、星由里子の4人だったかな?
 三船敏郎が主演だから当たり前と言えばそうなのだが、序列にあまりこだわらない池部良は、止め(ラスト)ではなく、2番手に甘んじている。東宝ならではの良い慣習である。鶴田浩二が一時期、東宝にいた時は、三船敏郎と共演してもトップクレジットであった。自己主張するのもいいが、度が過ぎると、、、。
 今回、あらためて見てみると、キャバレーでの大乱闘シーンといい、谷口千吉は男っぽいアクションをきっちりと撮れる人なんだなあ、と再確認した。


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