ぴくちゃあ通信

日本映画を映画館にて見る、ということを基本にしています。特に、役者さんへの目配せを心がけています。

東映

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 フィルムセンターにて『仇討崇禅寺馬場』(東映京都1957:マキノ雅弘)を見る。再見。500円。
 話は暗く、悲劇的。しかし、大友柳太郎の根が陽気なキャラクターに助けられ、それほどの陰々滅々さからは救われている。
 そしてこの作品、相手役・千原しのぶの最高傑作でもある。クールビューティーである彼女のお色気が全開したのは、マキノ演出なればこそである。千原と大友のラブシーンに酔いしれる映画である。

 シネマヴェーラ渋谷にて『暴走パニック・大激突』(1975:深作欣二)を見る。1000円(会員)。
 長年見逃していて、やっと見ることができ、宿題をひとつクリアした感じで満足。できは、今一どころか今三ぐらいで、荒っぽいやっつけ仕事のような感じ。同じ強盗でもヤクザの金を奪う『資金源強奪』のほうが、はるかに出来もよく、公開当時見て共感したもんだ。

 ラピュタ阿佐ヶ谷「野川由美子」特集にて、『くの一忍法』(東映京都1964:中島貞夫)を見る。
 野川由美子が千姫に扮しての主演。豊臣再興を願ってのくの一忍法と伊賀忍法の忍術合戦。
 ロケーション撮影なしのセット撮影のみ。

 東京国際映画祭の「映画が見た東京」特集、『警視庁物語・顔のない女』(東映東京1959:村山新治)をル・シネマ1にて観る。
 警察物のスペシャリスト・長谷川公之の脚本である。コツコツとした地道な捜査をていねいに描いた村山新治の演出がいい。シリーズの中で突出した作品ではないが、刑事たちの私生活(花沢徳衛に4人目誕生とか)も垣間見れて、ちょいと楽しい。
 ただ、緊迫感がちょっと欠けでいる。たとえば、バラバラ死体の一部が上がった、と報告する警察官のシーンなど。現代の警察物ドラマ・映画の過剰なリアクションを見慣れているせいとも言えない。いくら刑事たちの捜査をリアルに描くのが狙いとは言え、もう少しメリハリをつけてもよかったのでは。
 トップクレジットに佐久間良子。被害者の肉親か犯人の恋人として登場するのかと思いきや、最初の容疑者・今井健二が片思いしているご令嬢役。しかもワンシーンだけであった。

 フィルムセンターにて『黄色い風土』(ニュー東映東京1961:石井輝男)を観る。再見。
 以前見た時も寝てしまったが、今回はそれ以上に寝てしまう。編集長の丹波哲郎が登場するあたりまでは起きていたが、あとはぐっすり。目覚めたら、八代万智子が死体となって発見されていた。
 ラスト、富士山麓の御殿場かどっかでの鶴田浩二と犯人・春日俊二の謎解きシーン。なるほど、現在の2時間ドラマでのお馴染み断崖絶壁の謎解きシーン、『黄色い風土』が原点だったのかと納得。2時間ドラマは刑事たちに逮捕されておしまいとなるが、石井輝男監督はなぜかしら、爆薬があちこちで破裂させ、そのなかを鶴田と春日を走らせるという演出を付け加える。さすがである。というか映画なんだから、当たり前か。


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