ぴくちゃあ通信

日本映画を映画館にて見る、ということを基本にしています。特に、役者さんへの目配せを心がけています。

東映

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 ラピュタ阿佐ヶ谷で1月28日(日)から行われている「ミステリ劇場へ、ようこそ。【第2幕】」の1本『脅迫<おどし>』(東映東京1966:深作欣二)を見る。
 荒々しい描写で緻密さは欠けるが、勢いでサスペンスを盛り上げ見せてくれる。いい意味でも悪い意味でも、東映っぽいというか深作らしさが出ている。
 三國連太郎が小市民のサラリーマンに扮していると、いつ犯人(西村晃と室田日出夫)たちに反撃するかと、その興味がまたスリリングである。
 西村と三國を入れ替えてもよかったかな。そうすると、『赤い殺意』(日活1964:今村昌平)の夫婦(西村晃と春川ますみ)の再現ということになっておもしろい。散々コケにされた西村が家族を守るために、必死の反撃に立ち上がる。うん、こちらのほうが絶対おもしろい。犯人より強そうに見える三國連太郎が勝つのは、当たり前すぎる。

 シネマヴェーラ渋谷にて『忍法忠臣蔵』(東映京都1965:長谷川安人)を見る。
 『ギャング忠臣蔵』を作った東映だから、なんとなく忍者の復讐劇かと思いきや、伊賀忍者くずれの丹波哲郎が、米沢上杉家の手助け仕事で赤穂浪士のじゃまをするというお話。
 お定まりのくの一忍者を使ってのお色気作戦、個々には成功しても、結局のところ赤穂浪士の敵討ちは成就するのだから、むなしい。
 集団抗争時代劇の終焉を予感させるような作品である。

 シネマヴェーラ渋谷にて『霧と影』(東映東京1961:石井輝男)を見る。
 水上勉の推理小説が原作。土着的な因縁めいたところはさらっと描いていて、逆に、丹波哲郎の新聞記者としてのアクションは生き生きと描いている。
 この頃の石井輝男はハツラツとして、いいなあ。

 フィルムセンター・小ホールにて『きさらぎ無双剣』(東映京都1962:佐々木康)を見る。
 市川右太衛門特集の3本目。小藩の殿様(右太衛門)が素浪人に扮し、尾張藩の野望から将軍吉宗(東千代之介)を助ける、というお話。
 右太衛門の流麗な殺陣、近衛十四郎の豪快な剣、里見浩太郎のハツラツたる太刀使い、松方弘樹の軽業的身のこなしぶり、とそれぞれ見せ場たっぷり。それに比べて、近衛十四郎と同等の剣の使い手・若山富三郎の見せ場があまりない。やはり、新東宝からの途中入社の悲哀を味わっていた時期なんだろう。
 みごと、悪をやっつけて、三者三様(右太衛門と大川恵子、里見浩太郎と青山京子、松方弘樹と筑波久子)のカップルが東海道を下っていく図は、思わず見る側の顔がほころぶハッピーエンドだ!

 フィルムセンター・小ホールにて『旗本退屈男』(東映京都1958:松田定次)を見るために、14時2分前に到着したら満員札止め。残念。
 18日の『旗本退屈男・謎の幽霊船』(東映京都1956:松田定次)ではガラガラだったのに。やはり、きょうのは東映京都のオールスターものだからかもしれない。


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