ぴくちゃあ通信

日本映画を映画館にて見る、ということを基本にしています。特に、役者さんへの目配せを心がけています。

東映

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 ラピュタ阿佐ヶ谷にて『旅路』(東映東京1967:村山新治)を見る。再見。
 NHK朝の連続テレビ小説が原作(平岩弓枝)。国鉄マンとその妻の一生を描いたドラマで、横内正と日色ともゑが夫婦を演じていた。
 映画化では、仲代達矢が主人公で、その妻・佐久間良子と結婚し、彼女が最初の子どもを身ごもるまでを描いている。佐久間良子が扮した女性は良妻賢母の理想的なキャラクターだが、彼女が演じるとそれがしっくりとはまる。やはり、少なくとも『孤独の賭け』や『わが闘争』よりは彼女の持ち味がよく出ている。
 この作品、トップクレジットが佐久間良子の一枚タイトル、ラストの止めが仲代達矢の一枚タイトルでした。

 ラピュタ阿佐ヶ谷にて『人生劇場・続飛車角』(東映東京1963:沢島忠)を見る。
 前篇は1970年代初頭に見ているから、実に30年以上経ってからの後篇初見ということになる。長年の宿願が果たせたということで、まずはうれしい。そして、予想以上にできがよく、これまたうれしい。
 前篇は鶴田浩二が水島道太郎に殴り込みをかけたところでエンドマーク、後篇に続くという終わり方。
 しかし、後篇は殴り込みから年月が飛んで、鶴田浩二は刑務所にいるという設定。意表をつく出だし、あざやかな省略法。うーん、うまい。前篇と同様、後篇も鶴田浩二と佐久間良子のからみのシーンは、ほとんどカメラ据えっぱなしの長まわしでじっくり見せてくれる。スピーディーなカッティングが持ち味の沢島忠が演出スタイルを変えたのかと思うほど。けれども、全体の流れは流麗であり、こんなにお話を詰め込んでもきっちり96〜97分で仕上げている。今の凡庸な監督だったら、だらだらと120分は超えてしまう。さすがにプログラムピクチャー2本立てで鍛えた職人技である。
 佐久間良子、今回は耐える女・おとよと勝気な女・お澄の二役に挑戦して巧みに演じ分けている。おとよで果たせなかった鶴田浩二と一緒に暮らすという夢を、お澄を演じることによってみごとに成就させている。それは、私生活での二人の関係がそのまま作品に反映されているかのようでもある。

『孤独の賭け』 ケータイ投稿記事

 ラピュタ阿佐ヶ谷にて『孤独の賭け』(東映東京1965:村山新治)を見る。
 佐久間良子が洋品店のお針子から成り上がっていくお話。悪女に徹し切れていない。天知茂への愛情が邪魔しているのか、原作・五味川純平のヒューマニズムのなせる技か。
 事業の成功を夢見て非情な男だったはずの天知茂なのに、全てを失ってから選んだ女が献身的な小林千登勢だったとは、、、。
 すべてに、もっとクールに、ドライに!

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『人生劇場・飛車角』

 ラピュタ阿佐ヶ谷にて『人生劇場・飛車角』(東映東京1963:澤島忠)を見る。再見、それも30何年ぶりかな。
 これは、鶴田浩二主演の任侠映画ではあるけど、佐久間良子の主演映画でもある。これでふたりが恋仲になったというのもうなずける。それほどラブシーンが輝いてる。これを演出した澤島忠はマキノ雅弘以上のラブシーンの名手です。彼がこのまま任侠映画を撮っていたのなら、ものすごい傑作群ができていたのに、、残念。

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 ラピュタ阿佐ヶ谷にて、『喜劇“夫”売ります』(東映東京1968:瀬川昌治)を見る。
 衝撃的なタイトルの割には生真面目な喜劇である。佐久間良子とフランキー堺のベッドシーンは絵にならないのか、それとも佐久間に遠慮したのか、そこらへんはさらりとかわしている。
 伊賀上野市の地場産業(というか内職産業)が組み紐づくり、とはしらなかった。組み紐づくりの工程をていねいに紹介しているところなんぞ、生真面目な喜劇という、所以である。


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