ぴくちゃあ通信

日本映画を映画館にて見る、ということを基本にしています。特に、役者さんへの目配せを心がけています。

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 フィルムセンター「よみがえる日本映画vol.4[大映篇] −映画保存のための特別事業費による」にて、『青空交響楽』(大映東京1943:千葉泰樹)を見る。500円。
 戦時中に作られたとは思えないくらい、楽しいミュージカル映画である。恐らく、牧場の働く姿を描く、さらにはスカートをはいた女性たちでも牧草の運搬を手伝っている、てなところを強調して検閲を通ったのではなかろうか。
 亡き父の後を継いだ若き牧場主・杉狂児は音楽好き。自らバイオリンをひき、牧童たちと楽隊を作り、スピーカーを設置したりして、意欲的に仕事に従事している。
 隣りの別荘に住む朝雲照代とは、最初こそ何かと対立するが、やがて音楽好き同士、惹かれあい愛し合うように。
 すがすがしい風景に音楽が効果的に使われ、ほんとにほんとに心はずむ一篇であった。
 クレジットで朝雲照代の友人たち一覧の2番目に文野朋子を発見。劇中、注意して見たが、分からずじまい。


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 フィルムセンター「よみがえる日本映画vol.4[大映篇] −映画保存のための特別事業費による」にて、『母紅梅』(大映東京1949:小石榮一)を見る。500円。
 三益愛子はサーカスの空中ブランコ乗り。団長である夫・岡譲二が親の遺産を受け継ぎ、横浜のお屋敷に三益愛子と娘・三條美紀とともに移り住む。娘はすぐ環境に順応するが、母親は上流社会に馴染めない。三條美紀の同級生たちや母親たちからサーカス出身をバカにされたりする。三益愛子は娘の将来のためにと元のサーカス団へと戻っていく。
 要所要所で涙を誘うように盛り上げてくれ、素直に涙が流れてしまう。
 ラスト、ケガをした三益のために空中ブランコを成功させた三條美紀。「だれが頼んだ、よけいなことをして!」とばかりに美紀の頬をたたく。離れる二人。ここで別れるかと思いきや、感情を抑えきれずに、抱き合う。いやがおうでも、涙が出てしまう。
 三條美紀の同級生に関千恵子、三益のことで陰口を言いふらしたり、クラスのボス的存在。デビュー作『看護婦の日記』(大映東京1947:吉村廉)に比べれば、頬がほっそりとしてきて、役柄も二枚目半から三枚目への移行期に入ったようだ。このようなシーンを見せられると、この時代の作品をもっともっと見てみたいと思ってしまう。
 ともあれ、三益愛子と三條美紀の親子演技を堪能した一篇であった。満足、満足、大満足!

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 フィルムセンター「よみがえる日本映画vol.4[大映篇] −映画保存のための特別事業費による」にて、『へうたんから出た駒』(大映東京1946:千葉泰樹)を見る。500円。
 東京の焼け跡。そこにバラック建物を建てて、戦地からいつ帰還するのかわからない息子・兄を待つ、浦辺粂子・岩田芳江親子。環境衛生の悪く寝たり起きたりの母親を心配する芳江。そんな親子を見かねて、近所に住む見明凡太郎と潮万太郎が田舎へ買い出しに出掛ける。
 焼け跡やら買い出し列車への行列やら、その列車のぎゅうぎゅう詰めぶりなど、当時の風景をリアルタイムに切り取っていて、興味深い。
 また、行列に並ぶ人々を評して「秩序正しく整然と並ぶことこそ、我が日本人の誇らしい美徳である」。これは、65年たった今でも引き継がれているなあ、妙に感心してしまう。
 買い出しに行った二人組、サイレント喜劇的な小ネタのギャグ(今見るとほとんど笑えないが)をかましながら、何とか目的を達成。と思いきや、一斉摘発にあってしまう。何とか逃げ出して、雨宿りした先がお屋敷の防空壕。そこには、元軍人・山口勇の隠匿物資が山積み状態。
 翌日、たまたま取材に来た新聞記者に見つかり、スクープ記事。これが作品名の『へうたんから出た駒』である。
 松竹蒲田・大船で活躍した逢初夢子さんは、山口勇の妻役で登場。戦中戦後を隠匿物資で儲けている北龍二に、米やら日用品などをさりげなくおねだりする普通のおばさんになってしまった。
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 フィルムセンター「よみがえる日本映画vol.4[大映篇] −映画保存のための特別事業費による」にて、『情熱の人魚』(大映東京1948:田口哲)を見る。500円。
 場末のキャバレーで歌う山口淑子、彼女の才能を見いだし大劇場の歌手に育て上げる作曲家・水島道太郎。二人の恋愛模様はちょっと盛り上がりに欠けるが、山口淑子の音域の広い歌声をたっぷり聴けただけでも、充分に満足、満足。
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 フィルムセンター「よみがえる日本映画vol.4[大映篇] −映画保存のための特別事業費による」にて、『美しき豹』(大映東京1948:千葉泰樹)を見る。500円。
 闇ブローカー・河津清三郎の秘書として働くヒロイン・相馬千恵子が、男勝りの金儲けぶりをハツラツと演じていて、実に小気味よい。それに対して、出戻り子連れ未亡人の姉・花井蘭子はいつもの耐える控え目な女性。
 その姉に、父親・見明凡太郎と犬猿の仲であるお隣さん・岡譲二がプロポーズしても、当然のごとく父親の反対、そして妹も物質の闇横流しを断られたことから、岡譲二に反感を抱いていることもあり、結婚を諦めてしまう。
 しかし、相馬千恵子が警察に捕まり、岡譲二が身元引受人になったことから、一気に和解へと進み、めでたしめでたし。
 千葉泰樹は家族の間のこまやかな愛情を実に丁寧に描き込んで、佳作に仕上げている。もちろん、いつもの伊福部昭の音楽が効果満点に盛り上げてくれる。
 見るべし!
 
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