ぴくちゃあ通信

日本映画を映画館にて見る、ということを基本にしています。特に、役者さんへの目配せを心がけています。

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 ラピュタ阿佐ヶ谷にて『爛<ただれ>』(大映東京1962:増村保造)を見る。「昭和の銀幕に輝くヒロイン[第51弾]若尾文子」の第4週である。800円(会員)。
 田宮二郎の二号さんから正妻へと昇格した若尾文子。姪の水谷良重が転がり込んで来たことにより、今度は自分がその妻の座を奪われるのではないかと、嫉妬と不安に苛まれるお話。
 増村は私の好みではないが、人間の業をこれでもかと追い込みながら描ききる執念は、いつもながら感心してしまう。そして、スリリングでもあり見応え充分。
 若尾文子の20代後半は、このような人妻が一番似合っている。また、田宮二郎もこのようなエゴを主張する役がぴったりはまっている。適材適所の二人が組んだ『爛<ただれ>』、少なくとも『その夜は忘れない』(大映東京1962:吉村公三郎)よりはずっと良かった。

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 ラピュタ阿佐ヶ谷にて『お嬢さん』(大映東京1961:弓削太郎)を見る。「昭和の銀幕に輝くヒロイン[第51弾]若尾文子」の第3週である。800円(会員)。
 重役の娘・若尾文子と料亭(?)の娘・野添ひとみの花婿探しのお話。今から見ると古風な二人だけど、当時の最先端な風俗と比較してもかなり遅れている。実年齢20代後半の彼女たちが演じると、カマトトぶって見えてしまう。
 そこから目をそらさせるためかどうか、若尾の妄想がフラッシュバックされる。これがあまり効いていない。うまい監督なら、もっとスピーディーにメリハリの効いた演出で笑わせてくれただろうに。
 弓削太郎監督は、大映倒産後にどっかの山中で白骨化した状態で見つかった人である。何故の死かわからないが、この『お嬢さん』をみる限り、理由の一端が妄想できようというもの、、、。

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 ラピュタ阿佐ヶ谷にて『その夜は忘れない』(大映東京1962:吉村公三郎)を見る。「昭和の銀幕に輝くヒロイン[第51弾]若尾文子」の第2週である。800円(会員)。
 タイトルからだと、甘いメロドラマかと思ってしまう。しかし、中身は甘い衣装を身につけての、原爆の悲劇を忘れてはいけないというメッセージ映画である。
 正面から描いたのでは、企画が通らないので、若尾・田宮の恋愛ドラマを前面にだしてきたのであろう。この恋愛と原爆がうまく融合すれば佳作ぐらいにはなりえただろうに、いかんせん恋愛ドラマが盛り上がらない。
 田宮二郎に純粋な恋愛が似合わない。若尾文子も本当に田宮のことが好きになったのかどうか、、。

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 ラピュタ阿佐ヶ谷にて『東京おにぎり娘』(大映東京1961:田中重雄)を見る。「昭和の銀幕に輝くヒロイン[第51弾]若尾文子」の第1週である。招待券(会員ポイント4個で)。
 中村雁治郎は新橋で30年続けた洋服仕立屋。昔気質のため、閑古鳥が鳴いて、親子3人何とか生活している有り様。これでは弟を高校にあげることもできない、と姉娘の若尾文子がおにぎり屋を開業し大繁盛というようなお話。
 若尾文子はちょっと婚期の遅れた勝ち気な娘を過不足なく演じている。それに対する中村雁治郎、こちらも特に力みもなく愛嬌たっぷりな父親をお茶の子さいさいと演じている。さすがである。彼なくしてはこの映画は成立しない。
 脇役陣もよい。芸者上がりでお妾稼業の藤間紫、その気っぷのよさ。中村雁治郎との友だち以上愛人未満という関係も粋である。
 新宿で小料理屋を経営している雁治郎の妹・沢村貞子が、幼なじみの川口浩と若尾文子との間を取り持つおせっかいぶり。
 その川口浩にプロポーズする若尾文子。案に相違して、川口の意中の人は、雁治郎の隠し子・叶順子だったという可笑しさ。
 惚れた弱みでおにぎり屋を手伝う藤間紫の息子・ジェリー藤尾も、コメディリリーフとしてよい。
 ラストは、雁治郎の弟子で今は独立して成功している川崎敬三と若尾文子とが烏森神社でのツーショット。ふたりの明るい未来を予感させてジ・エンド。
 そこそこに楽しめて満足であった。

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 ラピュタ阿佐ヶ谷にて『愛河』(大映東京1958:田中重雄)を見る。昭和の銀幕に輝くヒロイン[第50弾]叶順子の第1週。800円(会員)。
 恋愛と結婚は別と割り切っている化粧品会社美容部員・叶順子と、純潔は結婚するまでは守りたいというデパートガール・若尾文子。高校時代からの親友である二人の対照的な恋愛模様を、可もなく不可もなく手堅く描いている田中重雄。
 冒頭、海辺か河辺かでショートパンツ姿の美容部員10人が恋愛について語り合うシーンは、健康的な魅力に満ちあふれ、と同時に叶順子の爽やかなお色気をも強調していて、田中重雄にしては鮮やかな演出である。
 主演はあくまでも若尾文子である。トップクレジットは右端に若尾文子、真ん中よりやや左に恋人役の川口浩、左端に川口の先輩に扮した菅原謙二、2枚目のタイトルが川崎敬三、その次が叶順子だったか角梨枝子だったか三宅邦子だったか?3枚目に叶順子の恋人役・柴田吾郎の名前。叶順子も柴田吾郎もまだ新人扱いである。
 叶順子と柴田吾郎の恋愛は叶の妊娠・流産によって破局を迎えるが、新たに川崎敬三との恋愛がスタートする。
 一方、ヒロイン・若尾文子と川口浩の間も紆余曲折ありながらも、こちらは主役なのでハッピーエンド。
 若尾文子が川口浩との仲直りするために、純潔を捧げようと真新しい下着に着替えて家を出る。このシーンは、『また逢う日まで』(東宝1950:今井正)での久我美子を思い起こさせてくれてうれしい演出であった。
 叶順子、助演ではあるが、若尾文子の次を狙うスターとして、会社も本人も頑張っていたな、とわかる作品であった。
 満足、満足。

 

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