ぴくちゃあ通信

日本映画を映画館にて見る、ということを基本にしています。特に、役者さんへの目配せを心がけています。

2008年作品

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

 『魔法遣いに大切なこと』(2008:中原俊)をシネマート銀座試写室にて見る。
 『落語娘』(2008:中原俊)の後、『櫻の園』(2008:中原俊)の前、2007年秋に撮った作品。
 山田典枝が2000年城戸賞応募のために書いた脚本が原作。その後、コミック化、アニメ化、小説化、さらにオリジナルストーリーで映画化、そのアニメ化、とコラボレーションしています。
 魔法遣いが公務員として認められている世界のお話。ファンタジーではあるけど、現代日本の日常生活が描かれていて、見ているこちらもすんなりと物語の世界に入っていけます。
 魔法遣いになれるのは、血筋を受け継ぎ、16歳の夏に行われる研修試験をパスしたものだけ。その研修を受けるために北海道から上京した女の子の成長物語。
 ヒロイン・鈴木ソラに扮した山下リオが素直な雰囲気で実に魅力的です。中原俊のヒロイン演出術は健在です(次作の『櫻の園』では失速してますが)。
 相手役の緑川豪太に扮した岡田雅生<まさお>は、『天然コケッコー』(2007:山下敦弘)に比べるとずっと大人っぽく成長していて、今後の活躍が期待できそうです。
 魔法研修指導員に扮した田中哲司と木野花もいい感じです。特に田中哲司は、めずらしく好青年の役回りで見てて心地よくさせてくれます。
 ヒロイン・ソラの母親に扮した永作博美は、相変わらず笑顔が素敵でした。彼女の笑顔を見ているだけで、幸せな気持ちになれます。
 『櫻の園』(2008:中原俊)で失望された中原俊ファンの皆さん、中原俊のよさを再確認する意味でも、この『魔法遣いに大切なこと』は必見の映画です。
 中原俊を知らない人でも素直に楽しめ、ラストは感動させられます。ぜひごらんください。
 12月20日(土)より新宿シネマート、六本木シネマート、他にて公開予定。

 『私は貝になりたい』(2008:福澤克雄)をユナイテッド・シネマ豊洲スクリーン8にて見る。会員6ポイントにて無料。パンフレット600円。
 みんな頑張っています。中居正広と仲間由紀恵の中仲コンビの夫婦愛が実にいい。
 仲間が署名を求めるため、赤ん坊を背負って雪の中を行脚するシーンは、久石譲の音楽がかぶさって大いに泣かせてくれます。まるで、『砂の器』のようでした。
 一つ目新しかったのが、地下の大本営司令部らしいところ。現代の作戦司令部かと思われるようなハイテク機器。アメリカの空爆機がどこから侵入して、現在どこを爆撃しているかが一目でわかるように壁面に大写しされている。今までの戦争映画でこんなシーンは見たことがない。
 実際に戦争中はこんなシステムは完成していたのだろうか?それとも、1990年代の戦争も1940年代の戦争も区別がつかない若者向けに、事実をねじ曲げてでも、空爆の惨たらしさと勝ち目のない戦争をしているということをわかりやすく描くためにおこなったのだろうか。
 ともあれ、夫婦愛を前面に打ち出して大成功の感動作品でした。

開く トラックバック(1)

 『ラストゲーム 〜最後の早慶戦』(2008:神山征二郎)をユナイテッド・シネマ豊洲スクリーン6にて見る。1500円(会員)、パンフレット700円。
 過去の物語を描くにあたって、よく使われる手法として、回想形式がある。その多くは成功しているとは思えない。
 この作品は、一切回想は使わず、1943年の時間系列のまま進む。それが成功している。しかも早慶戦にしぼってのワンテーマをストレートに描いているところがいい。
 飛田穂洲に扮した柄本明はこの作品で主演男優賞候補になった。
 マネージャー・相沢陽一に扮した和田光司は、前作『北辰斜にさすところ』(2007:神山征二郎)よりも精悍な顔つきとなり、武士や軍人が似合いそうでこれからが楽しみな俳優だ。

開く トラックバック(1)

イメージ 1

 『まぼろしの邪馬台国』(2008:堤幸彦)をユナイテッド・シネマ豊洲スクリーン7にて見る。1000円(前売券)。パンフレット600円。
 吉永小百合主演企画ありき、だから何を言ってもしょうがないけど、これは宮崎康平が主人公の映画にすべきであった。それも、竹中直人ではなく、もっと二枚目俳優がハチャメチャな暴れん坊ぶりを発揮すれば良かったのだ。きっとおもしろい作品になったはず。
 唯一良かったところは、二人が卑弥呼の墓を求めて旅するシーン。大島ミチルの音楽をバックに、美しい風景は心が洗われて心地よい。竹中直人じゃないが、この旅がいつまでもつづけばいいのにと思ってしまった。
 次回の吉永小百合作品は、完全な主演か、あるいは完全な脇役かにしてほしい。中途半端はいけません。

開く トラックバック(1)

 『櫻の園』(2008:中原俊)をユナイテッド・シネマ豊洲シアター6にて見る。1300円(前売り券)。
 女の子たちがまるではずんでない。どんよりと沈みきっている。
 その最たるものの代表がヒロイン・福田沙紀である。ヴァイオリンに挫折した(そもそも熱中したようにもみえない)代わりに、どうして「櫻の園」なんだろうか?その心理状態がよく解らないし、情熱もかんじられない。
 中原俊ともあろう人がどうしちゃったんだろうか。自分の作品を再映画化するには、それなりの勝算があって引き受けただろうに、、、。
 唯一のみどころは、みんなが舞台衣装を身に着けた当日、寺島咲の変身ぶりである。口髭をつけた男装ではあるが、一瞬誰かわからなかった。のっぺりした顔立ちだから、よけい化粧映えするんだろう。


.
ぴくちゃあ
ぴくちゃあ
男性 / O型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
検索 検索
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

標準グループ

ブログバナー

過去の記事一覧

友だち(4)
  • 母屋
  • 翠はるかに
  • uet**n51
  • 翠はるかに
友だち一覧

Yahoo!からのお知らせ

よしもとブログランキング

もっと見る

プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事