東北地震・津波・原発爆発

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転載元転載元: rabigureのブログ

 

福島第1原発:最悪シナリオ封印 菅政権、なかったことに

 東京電力福島第1原発事故で作業員全員が退避せざるを得なくなった場合、放射性物質の断続的な大量放出が約1年続くとする「最悪シナリオ」を記した文書が昨年3月下旬、当時の菅直人首相ら一握りの政権幹部に首相執務室で示された後、「なかったこと」として封印され、昨年末まで公文書として扱われていなかったことが21日分かった。複数の政府関係者が明らかにした。
 
 民間の立場で事故を調べている福島原発事故独立検証委員会(委員長・北沢宏一前科学技術振興機構理事長)も、菅氏や当時の首相補佐官だった細野豪志原発事故担当相らの聞き取りを進め経緯を究明。(共同)
毎日新聞 2012年1月21日 21時07分
 

もんじゅ制御棒に不具合=動作試験で一時動かず―保安院、1カ月後に公表

時事通信 1月20日(金)20時50分配信
 
 運転停止中の高速増殖炉もんじゅ(福井県敦賀市)で昨年12月、制御棒を動かす駆動機構の点検の際に一時動かないトラブルがあり、経済産業省原子力安全・保安院は20日、もんじゅを運営する日本原子力研究開発機構に対し、原因の究明と再発防止策の策定を指示した。

 保安院はトラブル直後に原子力機構から報告を受けていたが、「制御棒はすべて入っており、事業者の対応を見ていた」として、同日指示を出すまで公表していなかった。

 保安院と原子力機構によると、運転停止中のもんじゅは常用の制御棒13本のほか、予備の制御棒6本があり、すべて炉内に挿入されている。

 原子力機構は昨年12月12日、予備のうち1本を引き抜く試験を始めたが、制御棒駆動機構のモーターが動かず、引き抜けなかった。再度試験したところ正常に動いたが、約1週間後に行った別の制御棒の試験でも同様のトラブルが発生。この日の動作試験では正常に動いたが、原因が分からないため、保安院が指示を出した。
 原子力機構は、最初のトラブルが起きた後の昨年12月16日、一部の報道機関に口頭で伝えたと説明。しかし、週1回公表する作業状況の広報文にはトラブル以前と同様に「制御棒駆動機構点検」としたままで、1月13日まで「動作不調」の記述はなかった。 

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福島第1原発 電源、未接続 責任なすり合い

産経新聞 1月20日(金)7時55分配信
http://amd.c.yimg.jp/amd/20120120-00000107-san-000-5-thumb.jpg
拡大写真
東京電力の松本純一原子力・立地本部長代理=19日午後(大西正純撮影)(写真:産経新聞)
 ■保安院「東電の設置ミス原因」/東電「震災まで保安院と調整」


 福島第1原発の原子炉データを国の原子炉監視システム(ERSS)に送信する装置の非常用電源が外れたまま放置されていた問題で、非常用電源と送信装置をつなぐ接続ケーブルの長さが足りなかったのは、東電が送信装置を誤った場所に設置したのが原因であることが19日、経済産業省原子力安全・保安院の会見で明らかになった。保安院の原子力保安検査官が設置工事に立ち会っていたが、未接続に気付かなかったという。

【フォト】福島原発 冬本番で相次ぐトラブル

 保安院によると、平成22年11月に行われた設置工事では、データ送信装置と非常用電源ケーブルは、現地の原子力保安検査官が詰める同原発内の部屋に置かれた。その際、工事をした東電側が送信装置を本来置くべき棚ではなく、別の棚に設置したため、非常用電源のケーブルが届かず、接続できなかったという。保安院が未接続を知ったのは、震災後に事故検証を進めていた昨年夏ごろという。

 保安院が未接続を把握後も公表しなかったことについて、森山善範原子力災害対策監は「私自身が知らなかったので、機会を逸した」と弁明した。

 全国の原発の原子炉データを把握・監視するERSS。そのシステムをないがしろにする“失態”をめぐり、当事者の東京電力と経済産業省原子力安全・保安院が19日、それぞれ会見を開いた。両者の説明はまったくかみ合わず、責任のなすりつけ合いの様相を呈した。(原子力取材班)

 東電は、ERSSへのデータ送信装置と非常用電源とが未接続だったため、データが送れなかったことは認めた。そのうえで、会見した松本純一原子力・立地本部長代理は「いつまでに(接続)工事をしなければならないのか、国と約束ができていなかった。緊急性が高い工事という認識はなかった」と述べた。

 地震の4カ月前から未接続のまま放置していたことについては、「接続工事をすると通常時のデータ送信が止まるため、ERSSを所管する保安院と調整していた」と説明。「作業をどうするか未調整のまま3月11日を迎えた」とした。

 一方、19日午後に緊急会見を開いた保安院の説明は、東電の見解とはまったく違う内容だった。

 「保安院としては、接続できていないことは(震災後の昨年)8月か9月ごろまで知らなかった」。保安院の森山善範原子力災害対策監はそう説明した。事実とすると東電が説明した「保安院との調整」はなかったことになる。

 森山氏によると、平成22年11月に東電が非常用電源を接続しようとした際、保安院が監視システムの管理を委託した原子力安全基盤機構が立ち会った。原子力保安検査官もいたが、保安院本院への報告はなかったという。

 保安院会見に同席した同機構の担当者は「東電には接続しておくように指示した」と証言し、東電説明とニュアンスが異なる。接続できなかった原因も東電と保安院の言い分は食い違う。東電は「事前に(ケーブルの長さを)確認して用意したが、情報が違っており、長さが足りなかった」と説明。保安院は「東電が(非常用電源の)設置場所を間違えたため届かなかった」。

 工事実施の経緯についても、東電は「自主的な取り組み」を強調したが、保安院は「機構が全国の原発に指示したもの」という。

 安全に関する大問題にもかかわらず、大きく食い違う言い分。どちらが事実なのか。東電は「事実として把握しているのは説明した通り」と主張、保安院の担当者は「東電はなぜそんな説明をするのか…」と話している。


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