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そんなどさくさから数か月後のある日
赤ちゃんがお腹の中で育ってることが分かった。
それから数か月たって…
男の子と言われて驚いた。
同時に…
女の子を産むと
勝手に決めていた自分に気付かされて
これまた驚いた。
私は女の子を産むと勝手に決めこんでいたんだという事を改めて知らされて驚いた。
そう2重に驚いたのです。
男の子を産むという事と
女の子を生むと自分でも気付かないところで決め込んでいた自分自身とに…
頭の中には潜在意識の図が展開されて…
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自分史
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母が他界して10年たっていました。
私は仕事の帰りに毎日のように
デパートでうろついて帰ることが日課になっていました。
そんなある日…
これと言ってお気に入りのものもなく
デパートを後にしようとしていた私は
不意に
「結婚したい」と思いました。
もので心を満たすことに
限界を感じていました。
どうせ働くのなら家族のために働きたい
そう思ったのでした。
そのころの私の最大のコンプレックスは
未婚であること
出産の経験がないことでした。
そして私は真剣にそれに対して計画を立て
結婚するための行動を開始することにしました。
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30を過ぎて透析室に
配置移動されて
毎日ドキドキで仕事をしていた。
動脈に針を刺す恐さ
器械の廻し方ひとつで
人の命が…という恐怖感。
太ったおばあちゃんがいた
親戚に女優がいると自慢していたっけ。
そこには中小企業の経営者の人たちも多くいて
色々な人間ドラマの裏舞台があった。
ある日私がうつむいて
出社してきたときに
私の前に足が見えて
その足が私の足に合わせて同じ方向に動き
私のいく手を阻むのでした…
うん??何??
見上げると
透析室の常連患者さん。
やっぱり会社経営者。
今から??
うん♪
たったこれだけの会話だけれど
「頑張れよ」が聞こえてきた。
その人は今はもういないだろうね。
多分きっとね。
土色の顔色をして
笑ってた。
優しくね。
身体壊したんだよ
付き合いとかで飲み過ぎて…
どれだけの人生をあるいて来たかなんて話さない。
顔色は土色だったけれど
清らかで温かで優しい魂を秘めてあった。
そんな魂の光が
隠しきれずに漏れ出ている。
今でも忘れない
その優しいおじ様の言葉一つ二つ。
数えるほどしかないけれど
その言葉の奥に真実が見え隠れする。
素敵な思い出また一つ
今また一つ取り出して
涙を流しておりました。
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コメント(2)
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こういうこともありました。
Kさんという♂の患者さんがいました。
膀胱癌だったけかなぁ
気難しい方でした。
ちょっとした間違いも許されない。
苛々とされていました。
特床室に入院されていました。
奥さんが付き添われて居ました。
いつも奥さんを怒鳴り散らしておられました。
奥さんがある日洩らしました。
こうなる前までは
とてもとても優しい人だったのに…。
Kさんは死を目前にして
自分自身の生き方
今迄の在り方
生き方を
嘆き悲しんでおられたのではないのでしょうか?
もっとよく患者さんのそばで
患者さんの言葉に耳を傾けてあげる人がいてくれたならば
きっとkさんは穏やかに死と向き合い
それを受け入れて
幸せな旅立ちができたのではないのかと
そう思いました。
終末期の患者にはカウンセラーを付けるべきだと
私自身は思います。
何もかも看護婦さんでは賄いきれない。
やはり専門家の出番だと思う。
そのkさんが亡くなって
解剖することになりました。
主任さんと2人解剖室まで運んでいきました。
解剖は翌日に行われるということで
冷凍庫にいったん運び入れることとなりました。
その時kさんの頭にわきの何かが当たったらしく…
カン!と小さな鈍い音がしました。
私は一瞬ひるみました…
叱られると思ったからです。
でもkさんは静かでした。
当たり前です亡くなっているのですから…。
私はその時初めて
Kさんが亡くなったんだという事実を思い知らされました。
死んだら人は何も感じない無いも発しない。
ただの物体になってしまうのだ。
そう感じていた私がいました。
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