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遮熱(しゃねつ)の考え方にも、おおまか、2通りの方法があります。
ひとつは、遮熱塗料のように、セラミック粒子と塗材をミックスさせ
そのセラミックの、比熱の大きさや、大きい反射率を利用して
遮熱する方法です。
これは、普段の生活の中でも 体験してる事で、
90℃〜100℃位の サウナの中には、平気で入れるのに
50℃のお風呂には、入れない。 ということと
同じような理屈です。
これも 比熱の違いによって、私達に伝わってくる熱量が
違ってくると 理解してください。
水の比熱が0.24に対して、空気の比熱は1です。
空気の方が、約4倍の熱を保持できます。
ここで、水と空気に1の熱量を与えたとします。
空気は、1の熱を保持する事が出来ますが、水は、0.24しか
熱を保持する事が出来ません。
そうすると 残りの(1-0.24)=0.76の熱は、表面に出てきてしまい
それが、私達の肌に触れる事で、熱いと感じます。
だから、90℃のサウナには入る事が出来ても、50℃のお風呂には
熱くては入れない ということが起こっしまう。という風に
理解していただければ、解り易いでしょうか。
遮熱塗料は、比熱の大きいセラミックをミックスさせているものが
多くあります。
その結果、同じ熱量を受けても、表面温度が低かったり、する訳です。
また、セラミックにもさまざまな種類のものがあり、主に赤外線を
反射するものもあり、数種類のセラミックを、混ぜ合わせる事で
遮熱効果を高めている塗料もあるようです。
東京都の実験データでは、都内某ビル屋上の 温度測定を行っていて
コンクリート表面温度62℃のところに、遮熱塗料を塗布したところ
47℃になったという 実験データが公開されています。
また、東京都の7つの区では、遮熱塗料を屋根面に塗布するだけで
「クールルーフ推進事業」という名目で、
最高500万円の補助金を、交付しています。
セラミック 恐るべしというところでしょうか。
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