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前回の記事でサムシンググレート
について触れましたので、ちょっと
ご紹介したいと思います。
サムシンググレートという概念を
唱えたのは筑波大学名誉教授の村上
和雄教授です。
村上先生は、1983年夏、世界に先駆
けてヒト・レニン遺伝子の解読に成功し
一躍その名を世界に轟かせました。
村上先生はこの遺伝子研究のとき、 遺伝子の奥の奥にある『サムシング
グレート』の存在をはっきりと感じた
といいます。
「遺伝子には人間が生まれてから死ぬ までの間のすべての情報が前もって書き
込まれているのです。こんなに大量の
情報がどこからどうして集まってきて、
どのような仕組みでいったい誰が書き
込んだのか? それを思うと震えるよ
うな感動が私の体を貫きました。」
このように、村上先生は生命の神秘 と謎の世界について述べれられており
ます。
私たちは普段、自分で意識して遺伝子 に指令をだしているわけではありません。
しかし朝目覚めて、毎日スイッチを入れ
なくても心臓が動き、消化や新陳代謝が
行われています。
それはすべて遺伝子が規則正しく指令
をだしているからであり、そうだとすれば
いったい誰がその遺伝子に指令を与えてい
るのか?
村上先生はこの疑問に対し、つぎのよう
な答えに辿りつきました。
「人間にはまだわからない『未知の何者か』 が遺伝子をコントロールしているとしか思え
ません。例えて言えば神や仏と呼ぶ存在かも
しれないし、大自然の摂理といったものかも
知れません」
そして、村上先生はその存在を『サムシン ググレート』と名づけることにしました。
そう人智を遥かに超えた「偉大なる何か」
です。
科学者が研究の末にそのような結論に
到達することは実に興味深いですよね。
真理は一つであり、様々な入口から進んで
も到達する場所は一つということでしょう。
では、次回はこの村上教授が遺伝子に
ついて面白い見解を述べておられます。
そのことを書きたいと思います。
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2015年02月12日
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